2018/08/15 のログ
クレス・ローベルク > 「ありゃま、ずいぶん真っ暗だね。カンテラは……いや、寧ろ光に驚いて逃げてしまうな。幸い、今日は月が明るいし……一旦置いていこう」

明かりを置いて、そのままルナをエスコートする。ルナを抱き寄せたまま、路地裏の奥へと。ルナにとっては不幸な事に――そしてクレスにとっては幸運な事に、そこはガラクタ置き場だった。木箱やガラクタが積み重なっていて、猫が隠れられそうな場所は沢山あった。

「これは探すのに苦労しそうだね……。じゃあ、僕もできるだけ探すのに集中したいし、何より猫は臆病だから、『出来るだけ声を出さない様に』。じゃないと猫さんが逃げてしまうからね。そして、攫われないように『何が有っても、絶対に、僕の腕から出ちゃ駄目だよ?』」

そう言い含め、彼女の肩を抱いたまま、左手でガラクタを裏返したり、その隙間を覗き込んだりする。しかし……

「(……そろそろ、我慢できないや)」
クレスの瞳に、欲望の色が出る。元々、無垢な物を汚したいという欲望を持っていた。それは、彼女の身体を更に無垢に――つまり幼くするだろうが、しかしクレスには知る由もなく

「(まずは、小手調べだな)」

右手を、蠢かせた。まずはルナの下腹を服越しに優しく撫でる様にする。最初はそれを性感とは感じず、寧ろくすぐったいと感じるだろう。だが、

「見つからないな……此処かな?いや、それとも……」

探す振りをするクレスがしゃがむ動きをすれば、右手もそれに連動してそのまま這う様に衣服の上から割れ目をなぞり、逆に立てば指が彼女の胸の先端を弄り、時に首筋を撫でる。ソフトな、声を立てるか立てないか程度の刺激を送り続ける。

ルナドール > 彼が携えていた淡い灯りを其の場に残し、半ば抱きかかえられるような格好で、
人形は男と共に、其の暗がりへ足を踏み入れる。
空の木箱や様々なガラクタが無造作に積まれ、黒い子猫が何処かに隠れていても、
目視だけでは到底見つかりそうに無い場所へ。

「ねこさん、見えないの、です……、
――――― は、い、……わかり、まし……た、……?」

声を出して呼ばなければ、猫が出てきてくれないのでは、とか、
此の腕の中に抱き竦められた儘では、己が捜索に手を出せないのでは、とか、
人間ならば浮かんでもおかしくない疑問だが、人形はぎこちなくも頷くのみ。
彼の腕に囚われた儘、ガラクタを引っ繰り返す男の手許を眺めていたけれど―――――

「――――― ぇ、… ぁ… ぁ………?」

彼の『欲』を感じ取って、人形の姿が明らかに変わった。
男の腕の中に、其れまで以上にすっぽり、囚われてしまう大きさの子供に。
『無垢な』ものを汚したい、という欲望をストレートに受け止めて、
幼い身体の内側にも変化が生じるだろう。
―――――つまりは彼の為だけに、純潔さえ取り戻して。

小さくなってしまった人形の身体に、今、着ている服は大き過ぎる。
襟ぐりから肩が覗き、裾は膝丈より長くなって――――靴に至っては、いつ脱げても不思議では無い大きさに。
そんな姿に変わってしまえば、男の掌はますます大きく、あたたかいというよりも熱く感じられる。
お腹の辺りを撫でられているうちは、特に何も感じなかったけれど――――
其の手指が、布地越しの秘部へ、幼い割れ目を探るように。
そして、ほとんど隆起の無い胸の、小さな粒を掠められた瞬間、
ぴくん、と小さな双肩が跳ねた。

「っ、―――――ふ、…ぁ、っ………
ど、……ど、して、触る、…です、か………?」

声を出さない様に、と言われてしまったから、必死に堪えてはいるけれど。
頬を真っ赤にし、柘榴の瞳に涙すら浮かべながら、上目遣いに男の顔を見つめて。
其の手が繰り返す悪戯に、もぞもぞと幼い身体を捩らせるたび、
噛み締めたくちびるからは微か、切なげな声が零れ出す。
どうして、こんな風に触るの―――――そんな問い掛けの最後に、ひく、と小さくしゃくり上げて。

クレス・ローベルク > 探す振りをしながら、クレスは存分に少女の身体を堪能していた。張りがあって、柔らかくて……温かい。だが、何より彼の劣情を煽るのは、その声だった。快楽に流されそうで、だけど友達の為に健気に耐え忍ぶ声が、とてもいじらしく、そして艶やかで。

「いや、ごめんごめん。僕は集中すると手遊びをする質でね。っておや?」

一瞬、ルナの姿の変化に気づき、戸惑った声をあげたが、彼はそこまで驚かなかった。相手に合わせて姿を変える魔物、特に淫魔の類は知っていたからだ。とはいえ、彼女が精を貪る為に近づいてきたとは思えない。とすると、つまり、彼女は。

「(無自覚な淫魔、或いは貞操のある淫魔の類か)」

だとしたら、遠慮は要らない。存分に――可愛がれる。

「いや、ごめんごめん。泣かないで……うん。どうやら君の身体はとっても敏感みたいだね。でも、困ったな。手遊びは癖だから、やめることはできないし、僕の腕から離れるのも危険だし……そうだ」

と何かを思いついた様に手をぽん、と叩くと

「君の身体が、僕の手に耐えられるよう、ちょっと練習しようか?くすぐったいのに慣れれば、きっと声をあげる事もなくなるよ?」

ルナドール > 出逢った時よりも、ずっと幼い少女の姿をして――――けれど人形は、
彼の言うところの『手遊び』に敏感に反応し、着衣越しに触れられている肌は、
しっとりと熱を帯び、小刻みな震えさえ伝えていて。
声を殺したくて幾度も噛み締めたくちびるは、吐息に濡れて艶やかに赤みを増し。

「……ね、こさん……探して、くださっ、て、る、から……か、ら、―――――
ごめ、なさい、ルナ、泣いちゃっ、て、ごめ……」

ごめんなさい、と啜り泣きながら繰り返す間にも、彼の『欲』を反映した己の身は、
幼い見た目に扱いかねるほどの淫らな熱を、身体の芯に溜め込み続ける。
両手で服の裾をきゅっと掴み、俯いてまた一度、小さくしゃくり上げてから、
彼の顔をおずおずと見つめ返して。

「……れん、しゅ……?
れんしゅ、した、ら……我慢、できるよ……に、なります、か……?」

正確に言えば、くすぐったい、というのとはまた別の感覚が芽生えているのだが。
其れでも、此の儘では己の目的が果たせない、と思えば―――――結局、
彼の提案にこくりと頷いてしまうのだった。

クレス・ローベルク > 【中断します】
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏路地」からルナドールさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏路地」からクレス・ローベルクさんが去りました。