2018/08/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にヴァルブルガさんが現れました。
■ヴァルブルガ > 財布をすられて、こんなところまで追いかけてきた。
本当にぼーっとしているというか、ボケだろうか、と考えながら、薄い
壁の向こうから聞こえてくる嬌声に歯ぎしりをする。
追いかけまわした挙句撒かれて、よくわからない場所で泣く泣く宿を
撮る羽目になった。ポケットの中の数枚の貨幣で宿泊代は足りるだろうか
それにしても厚い。ゆであがりそうなほどだ。シャツとショーツ姿で
寝台に寝転がっていたが、どうにもならないと起き上がり、パンツを履く
とフロント兼酒場のいかにも悪党たちがたむろしていそうな狭い部屋に
降りていく。汗臭くないだろうか、匂いを確認しながらカウンターに
座れば、酒を注文して、汗ばんだ前髪を掻き揚げる
■ヴァルブルガ > どうせ酔うためだけの度の強い雑味しかない蒸留酒だ。酔ってわからなく
なって寝てしまえとなかばやけくそで、そしてちらりと片隅で酒まで頼んだら
いよいよ支払いがまずいんじゃないか、そんなことを考えながら一気に煽ろうとするが
「!?」
酔い客に尻を撫でられ、目を吊り上げるものの、尻を突き出して座っているほうが悪いといわれて仕方なくお尻を引っ込めた
「まったく」
■ヴァルブルガ > 思わず噴き出した酒で胸元を汚し、黒い下着が透ける。これじゃそういう目的だと思われても仕方がない。
「マスター、乾いた布か何か借りれませんか?」
胸元をハンカチで拭いながら腰を浮かすとまたねっとりと尻を撫でられる。完全な
セクハラだ。あるいはそういう店なのかもしれない、だとしたら逆になんだか
申し訳ない。手を振り返らずに叩きながら、唇を尖らせて、半分になったグラス
に口をつける。
■ヴァルブルガ > 余興に脱いでくれよ、銀貨1枚でどうだ?そんなヤジがかかる。娼婦たちは皆
仕事に励んでいるのだろうか、もしかするとここにいるのは全員あぶれた男たちなのかもしれない。
それにしても、手を出さないなんて言われても信用なんてできるものではない
と頬杖を突いて唇を尖らせたままじろりと睨む。ここでOKなんてしたら
そういうのがOKという意味になってしまう。
とはいえ……少しお金はほしい。ここの宿代くらいは、ちょっとだけ心が揺れた。
■ヴァルブルガ > こうして夜は更けていく
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からヴァルブルガさんが去りました。