2018/06/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」に紅月さんが現れました。
紅月 > ーーーからころ、からころ…

その日、紅月は珍しく貧民街にいた。
知り合いの紹介してくれた店で一杯ひっかけて、別れて…そのままのんびりと、ついでだからと散策中。

面白いモノなり出会いなり、何かあるといいんだけれど。

「…さて、はしご酒と散歩、どっちにするかね」

紅月 > 「あちゃ、行き止まりか…前は通れた気がしたんだけど……」

貧民街の路地は増えたり消えたりする。
飲み友が前に、そんなことを言っていた。
冗談かと思っていたが…

「いやはや参ったな…仕方ない、戻ってみるか?」

ほほ頬を掻き、呟く。
首を傾げる。
…飛び越えようかと思わなくもないが、さすがに自重しよう。

紅月 > 「……、…んぉ、道発見…っ!」

それを道と呼んでいいのだろうか…ヒビから崩れたのだろう壁の穴をひょいっとくぐってみれば、そこは天井も抜けていて。

燦々と降り注ぐ朝焼けの空を眺めるには丁度いい空き地になっていた。

地面には、生え放題の植物…と言うより、方喰の群生地。
カタバミと読み、クローバーと間違われるハートの葉っぱのアレ…消炎、解毒、下痢止めなんかに効くし、生薬として採取して帰ってもいいんだけども、そんな気分じゃあないのよね。

紅月 > さて、そこを突っ切れば見知った路地裏が…
どうやら入った事のない横穴だっただけらしかった。

「なぁんだ、つまらんのぅ…ま、ゴロゴロ出来そうな秘密基地みつけたし、いっか?」

首を傾げ、伸びをひとつ。
とりあえず大通りに行こうか。

紅月 > 大通りに出た。
…否、だからと言って、こんな時間のこんな場所に人がいるはずもなく。
人通りは少なく閑散としている…故、紅の髪が目立つ事目立つ事。

そんなのもお構いなしに、この紅娘は頭の後ろで腕を組み…次は何処に行こうかと思案しているのだが。

「朝日も出てきたしなぁ…飯?
否、高台まで行って街並み観察?
…さて、悩みますなぁ」

クスクス、と、のんきに微笑んで。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」から紅月さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」に空木さんが現れました。
空木 >  偶然出くわした人物と意気投合し、酒を酌み交わしたのが昨晩のこと。
 ぐでんぐでんになるまで飲み続けたのが日付が変わる頃合のこと。
 そのあたりまでの記憶ならばあるのだが、以降が霧に包まれてしまっていて、陸地と灯台を見失った小船のような有様であった。
 女は一糸纏わぬ姿で目を覚ました。脱ぐときはきちんと折りたたむ着物も、外套も、あろうことか武器まで適当に椅子に引っ掛けてある辺り、恐ろしく酔っていたことがわかる。

「……うん、ここはどこでございますか?」

 記憶がない。頭もいたいし、腹も減った。
 視線を横にやると、なにやら布団が盛り上がっている。
 これで動転するほどの初心でもなければ生娘でもない。ぽむと手を打つと、布団をめくるでもなく、しがみついてにおいをかぎ始める。

「はぁぁぁぁぁぁ………なるほど、酒に酔い宿に転がり込んだと。
 どこのどちらさまか存じ上げませぬが、しばし体をお借りいたしますね」

 抱きついてにおいをかぐ。顔を押し付けてしばし沈黙した。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にリアさんが現れました。
空木 >  嗅げば嗅ぐほどわかるのは、好みの人物であるということ。
 女は、強い女が好きだった。腕っ節の強さでもよし、まじないでもよし、折れぬ心でもよし、逞しい悪党でもよし。
 強さは色々だ。判別は主に鼻と、耳と、刃を交えて判断する。
 においを嗅いでいると、どうにも“空腹”を覚える。
 食べてしまいたいくらいに可愛らしくいとおしく身が震えるような人物が布団に包まっている。
 添え膳食わぬはなんとやら。
 布団の下半身だけめくり上げて、両足の間に身をおく。男はかろうじて下着のみ身に着けていたといったところだった。
 ちゅるりと長い舌で唇を湿らして、人物の腿を手で摺りながら四つんばいで手を伸ばして、それを掴む。

「起きぬ貴方様が悪いのですよ。
 ふふ。体をお借りしますね……」

 しゅ、しゅ、と艶かしい音が響く。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にエイブラさんが現れました。
空木 >  目が覚めていようが覚めていまいが体は正直に反応してくれる。
 女の蔓のように細い指がものに絡みつくと、緩やかに上下運動を開始する。
 虚ろなピントの合わない瞳を開いて、唾液塗れの口も開く。粘つく液を指に取ると、上下運動に加えて滑る動きも織り交ぜていく。
 むくむくと屹立したものを、光のない、しかし爛々と情欲に輝く瞳で見つめてほうと息を吐いた。

「はむっ……ちゅるる……ぷあっ………はぁっ、はぁ、知らぬ間に精を吸われるのも、きっと悔しかろうと思いますが……」

 口に含む。膨れ上がったそれを口に咥える。口という筒を使い、じゅるじゅると音を上げて吸い取らんとする。
 意識がないであろう相手の男性自身を口淫するなどと、相手が目覚めたら仰天することだろう。あるいは、歓喜するかもしれない。

エイブラ > (ベッドの上、心地よい眠りへとついていた
所に感じる股間への刺激。最初は夢うつつであったもののその
刺激が強くなり、濡れた感触まで感じてくれば流石にそこで目
を覚まして)

「んっ、何事でしょうか…んぅぅぅっ、っくぅ…っはぁ…これは
これは、びっくりしましたね…こういうモーニングサービスも
あるんですね…と冗談は置いておいて、寝こみを襲われるとは
想わなかったですよ、空木さん。美味しいですか?私の」

(股間の肉棒を完全に大きく勃起させて、相手の咥内でびくん
びくんと震わせて先走りの液を滲ませて。目が覚めたら股間に
女性が顔を埋めて奉仕をしてくれている状況に最初は戸惑うも
のの、昨夜を思い出せば寧ろ嬉しそうに腰を揺らして、相手の
頭を撫でながら咥内を楽しもうとする)

空木 >  おそらく相手は、人間ですらない。ヒトガタをとっているだけかもしれない。
 けれど、それでもよかった。
 どうやら相手が目を覚ましてしまったようで、女はどこか悔しそうな表情を浮かべて、しかし、口での奉仕は止めなかった。
 奥まで咥える。喉を突き破らんばかりの立派に恍惚としながらも、緩やかにストロークをしながら、徐々に抜く。
 口から伝う先走りの粘り気を啜ると、笛でも吹くように横合いから舌を伸ばしながら。

「わたくしは童ではございませぬが……。
 もーにんぐさーびすではございませぬ。しいて言うならば食事でございますね……」

 頭を撫でられて悪い気はしないが、口ではそう言うのだった。
 ちゅ、とリップノイズを立てながらまた咥えなおし、上下に口を使う。
 片手は突き出されたでん部に伸びて、股座を擦っていた。