2018/05/16 のログ
ハーティリア > 「まあなぁ。自分が行き倒れ転がす側になることも、まあままある。」

追い剥ぎ返り討ちにした時とかなぁ、と彼と同じタイミングでうんうん頷き。

「ん~……俺ぁ、食いたいもんは作る派だからなぁ。……材料費出すってんなら、作ってやろうか?食いたいもんにもよるが。」

そしてこちらも、初対面の気軽さに、気軽に答えるのである。

イグナス > 「あるある。余計なちゃちゃ入れてきたチンピラとかな。」

うんうん、変なところで同意の首肯。
奇妙な感覚につい、くくと笑っていたらば、続く言葉にほうと目を軽く開いて。

「なんだ、飯作れンのか、すげえな。
 ―――あー…にく、にくがいい。ちった質が落ちてもいい、量が欲しい。」

見た目の通り、質より量派だったよう。
食べたいもん、実におおざっぱだった。

ハーティリア > 「そうそう、勝てるかとか出し抜けるかくらい一目で見抜けよー、めんどいっての。」

ったく、と手癖のように手櫛で髪を梳くように触れると、ふわりと甘い匂いがして。

「ん?まあそれなりに……肉?また大雑把な……安くて量が欲しいなら、豚か鳥だろうなぁ。 確かうちにあったはずだから、適当に焼くか。」

大雑把な指定に、うーん、と少し考えた後……考えついたのも、割と大雑把な対処法であった。今からミートパイとか、複雑な手順要る料理作ろうとしたら、目の前の男が餓死しそうな気がして。

イグナス > 「それな、いちいち相手にするのも面倒くさいっていう。」

甘い匂いに、むずと鼻孔がうずく。が、今はそれより食欲が勝るか。
おうおう、と彼?彼女?…一見すると女性のような人の言葉に、嬉しそうに笑って、うなずいた。

「おー、それじゃ、それでいい。別に値段とかはいいんだけどよう、量だ、量。」

ふへへと実に嬉しそうに笑って、話は決まりだと、ぱしんと両手を合わせた。

「ンじゃまあ、行くか、いこう。――このまんまじゃ腹ァ減って死んじまう。」

もちろん冗談だけども。からからと豪放に笑って、同意がとれるようなら歩き出す。
…行き先は知らないのだけれど。

ハーティリア > 「はいはい、何かお前さん見てると。昔の仲間思い出すわ。」

雑で大雑把なところとかそっくり、とケラケラ笑い。頷く相手によしきた、と笑みを浮かべ。

「はっはっは、高さだけが味の決め手じゃないことを教えてやろう。」

なぞと偉そうに言い張ってから、両手を合わせる音に頷き、踵を返してちょいちょいと、手招き一つ。

「こっちこっち、この脇道抜けた先に、俺ん家(?)があるから。」

自分の家、というより、仮宿や隠れ家と言った方が良いかもしれないが、彼を誘って歩くとしよう。
そこにつけば、豚と鳥だけだが、特製タレのバーベキューが、彼を待っている。

イグナス > 大雑把って言葉には、やかましい、と軽口返して笑い声。
高さだけが味じゃあないって嘯くならば、それにも期待しておこう

「お?…そっちか、おうおう。」

道を間違えた…というか勝手に動いていたのは、ご愛敬。
誘われるままに足を踏み出して、向かう。
バーベキュー、実にいい匂いと、味と。存分に味わい満足して、腹を満たすのだった――

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からハーティリアさんが去りました。