2018/05/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にカイサーさんが現れました。
カイサー > この地区にはよくある飲み屋。今日も変わらず厳つい男どもで賑わっていた。
そこに場違いな女聖騎士が入ってくる。
先客の男達は、舌打ちする者や値踏みするように見る者、ニヤニヤと馬鹿にした目で見る者など様々な反応。場所柄疎ましがられるのは仕方ないことだろう。
そんな男達の視線を受け流し、カツカツと靴音を鳴らしカウンターへと向かう。席に腰をかけるが、このような場にあまり慣れていないのかどことなく落ち着かない様子で。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にジュンさんが現れました。
ジュン > 飲み屋の中で一人喧騒から少しだけ外れたところで酒を飲んでいた青年が一人
この青年もまた現れた女騎士に目を向けていた
「やけにかっちりした騎士さんだことで
…しかしなんでわざわざこんなところに」

そんな彼女の様子を少し見ていたが落ち着きのない様子が少し気になったのか
そのまま彼女の元へと近づいて行き
「どうかしたんですかい騎士様、もしかしてこのような場所は初めてですかね?」
と声をかけに行く

カイサー > メニューを読んでもどんな酒なのか分からず眉間の皺が深くなっていき、はたから見れば至極機嫌が悪いようにうつるやもしれず。
中々注文をしない聖騎士にマスターも不審そうに視線を投げかけてきたタイミングで、ふと青年が声をかけてきた。この酒場にいる連中と比べると一見好青年にも見えるが、油断は禁物
。彼を警戒する目つきは冷たいもので。
「…あ、あぁ、酒を飲みに来るのは初めてだ。」
だが、返す言葉は何とも頼りないもの。

ジュン > 「ほうほうなるほどなるほど、やはりそうでしたか」
そのままちゃっかり隣の席に着き自分の予想が当たっていたことにうんうんと頷いて

「そうですね、初めてであれば…えぇこの辺りがいいでしょうマスターこれを二人分、あぁ折角ですしこれは奢りますよ」
とメニューを覗き込んでその中から度数もそこそこな定番の酒を選びさっとマスターへと注文してしまう

カイサー > 流れるような注文に思わず目をパチパチと瞬かせた後、慌てたように男に向き直る。ごく自然に隣を陣取る男を見返し。
「いや、初対面の君に奢られる謂れはない。寧ろおすすめを教えてくれたのだから、ここは私が払う。マスター、勘定は私に。」
と、マスターにそう告げる可愛げのなさ。
差し出された酒は、確かに色鮮やかで香りも甘やか。グラスを手にとり思わずクンクンと匂いを嗅いで、うむ、と頷き。舌先をチラリと出して、恐る恐る酒を舐める。

「うむ、これなら大丈夫そうだ。礼を言う。正直何から手をつければ良いのか分からず困っていた。」

ジュン > 「いえいえそんな、初めての記念に俺から、ね?なのでマスターこれの分は俺に」
とこちらもあまり譲らなさそうだ

「ともかくお気に召したようなら何よりです何なら少しお付き合いさせてくださいな色々お勧めします
…取り敢えず乾杯でもしましょうか」
と自身のグラスを前に掲げて

カイサー > まさか言い返されるとは予想外で、むむ、と不満気。しかし相手も譲らない様子に仕方なしにひくが。
「…二杯目からは私が払うぞ。」
そう返し、相手にならってグラスを掲げて。
「しかし君も物好きな男だな、酒を飲みに来たのだろうに私の世話をするなど」
ちびちびと酒を舐めながら男を見返し。

ジュン > 「ではそれで…まあ二杯目にちょっと好きな酒を頼みたいのでそれをお願いしましょう」
グラスを掲げたのを確認すれば軽く自身の酒を煽り

「そうですねぇこの場に少し不釣り合いな格好な騎士様というのが少し気になったものですから
それに酒は今も飲めていますからお気になさらずに」

カイサー > 相手が了承すれば満足そうに頷き、酒を飲む。下戸な聖騎士は低い度数の酒でも直ぐに頰が火照ってきていて。
流石に場違いな場所に来ている自覚はあり、青年の言葉にツンとした表情で。
「して、その騎士と話してみてどうだ。特段面白味もないだろう。」
周囲の酔っ払った男どもから下品な言葉を投げかけられ、キッ と睨みつけるが言い返しはせず。

ジュン > 「んー別にそんなこともないですよ?
酒の注文の仕方がわからなくて困ってる様子とか
少し赤みがさしてる顔とか可愛いと思いますよ」
なんて言葉をかけつつ周りの声に自身もにらみつけると同時に一瞬威圧感を放ち黙らせる

カイサー > 恥ずかしげもなくサラリと言う言葉に、間抜けにポカンと口を開けてしまって。
「年上の女をそう揶揄うものではない。」
普段言われない可愛いなる言葉に動揺したのを隠そうと咳払いして。
一見好青年に見える男から発せられた強い威圧感にキクンッと肩が跳ねてしまった。
「…す、すまない。気を使わせてしまった」

ジュン > 「そんな揶揄ってなんていませんよ素直な感想です
…あぁ驚かせてしまいましたかね
こんな可愛らしさのある騎士様との楽しい時間を邪魔されたく無かったもので」
事もなげに言うと酒の残りを飲み干して

「とお酒が…では先程のお言葉に甘えさせて貰いましょうかね
…マスターこれを2人分で」
とメニューからある酒を頼む…その酒はどうやら度数が高めのようで

カイサー > 青年のスマートな物言いに半ば感心するように小さく息を吐き、なんと返して良いかわからず曖昧に頷くしかできなくて。
青年が注文した酒に、一杯目と同じようなものだろうと警戒もせずにクイッと一口。と同時に大きく咳き込んで
「…な、んだこれは…喉がやける…っ」
咳き込むほどに頭がクラクラして酔いが一気に回り始めて

ジュン > 「ととと大丈夫ですか?ちょっと強かったですかね…」
咳き込む様子に背中を擦る

「慣れてしまえばその感覚が癖になるんですけど
大丈夫ですかね?」
心配した様子で顔を覗き込む

カイサー > 「す、すまない、とんだ醜態を…」
背中を撫でられ漸く落ち着いてきて。顔を覗き込まれれば、そこには酔いが回った涙目の女がしょんぼり顔で男を見返し。
「クラクラふわふわするぞ。こんなのが癖になるのか?」
口調もどことなく舌ったらずになり、先程までの凜とした雰囲気は姿を消してしまい。

ジュン > 「お気になさらず、くらくらふわふわ…まあそうですねそれがいいって感じで、
もう少しだけ試して見ます?」
とそんな提案をし

カイサー > 視界が揺れる感覚にふるふるっと首を振って。
「いや、すまない…これいじょうは、きけんだ。きょうは、もうかえる」
と言い立ち上がろうとするが、足がもつれてへちょ、とへたり込んでしまい。

ジュン > 「おっと、そうですねこの状態じゃもう休んだ方がいいでしょう」
へたり込んだ彼女を咄嗟に受け止め

「マスターお勘定それとこの近くに宿とかないかね?」
彼女を支えながら酒の代金を支払いつつの宿の場所を尋ね

カイサー > 結局男にしはらわせてしまい。マスターに適当な宿を教えてもらうと足元が覚束ないのを支えてもらいながら店を後にした。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からカイサーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からジュンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/場末の安宿」にエンジェルさんが現れました。
エンジェル > 饐えた匂いのする場末の安宿。
白み始めた空から差し込むかすかな光がベッドへと降り注ぐ。
そこのシーツはとても安宿とは思えない金色のシーツで覆われていた。
否、よく見ればそれは少女の長い髪。
シーツに横顔を埋めて眠るその姿は安眠するには少々不自然な方向へと両腕が伸びている。
それはつまり、抱き合って寝ていた誰かが失われたせいでスペースが空いてしまっていると言うこと。

「ん……。」

明け方の肌寒さに少女が身震いし、ぬくもりを求めるよう両手が虚空を探る。
しかし、そこに先程まであったぬくもりはなく、ほとんど何も身に着けていない少女は身体を震わせながらゆっくりと瞳を開く。

「ふ、ぁぁ……。」

小さなあくび、上半身を起こし薄いシーツを抱き寄せながらぼーっとした瞳で周囲を見回す。

「ここ……どこだ?」

記憶が曖昧だ。
確か昨夜も酒場でしこたま飲んで……それからどうしたっけ?
よく覚えていないが……自分の格好を見たら大体はわかる。

「あたしってエロかったんだなぁ……。」

今更のように呟く。
毎日店で股を開いて男の相手をしている時は実感しづらかったが、最近は金持ちの邸宅へと出張で貸し出されているせいで男を咥える頻度が減ってしまっていた。
それはそれで楽だなどと思っていたが……こうして仕事関係なしに男とベッドを共にしたということは、まあ、そういうことなのだろう。

「まあ、つまり天職ってことだな。」

両腕を上げて、もう一度大きくあくびをして、上半身を起こした体勢でぼーっと部屋の中を眺める。
昨夜の相手は顔も覚えていないが……どんな男だったのか。
とりあえず顔くらいは拝んでおかなきゃなと思いつつもう一度のあくび。
ベッドに残るぬくもりから、先程まではいたのだろうが、トイレにでも行っているのか、それとも帰ってしまったのか……。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区/場末の安宿」にカインさんが現れました。
カイン > 早朝の静かな宿屋の廊下に小さな足音が響き渡る。
その主は随分と大柄な男が両手にコップを握った姿だった。

「…昨日は完全に記憶がないがそういう事だろうな」

鈍く痛む頭の様子と、起きた直後の乱れた室内を察するにどちらが誘ったかは
定かではないもののつまりはそういう事らしい。
余程酒の進む相手だったらしいが、自重の一切聴いていない様子に若干の自己嫌悪が混ざる。
それもあって目が覚めるなり、逃げるようにと酔い覚ましにと水を貰いに室外に出た訳だが、

「割と気まずいといえば気まずいな」

さて、どう接したものかと扉の前で足を止めて小さく呟いて逡巡した後、
思い切ってノックの後に扉を開ける。
中にいるはずの相手を見やりながらコップを差し出し。

「あー…起きてるかい?とりあえず水貰って来た」

エンジェル > 少しずつ白くなっていく空を窓から眺めつつ朝の気怠さを満喫しているとドアが小さな音を立て、そちらへと視線を向ける。
そして、現れたのは背の高い二十代半ばほどの男。
まあ、いい男の部類に入るだろう。

「よぉ、マイラバー気が利くな。
 とてもロリコンとは思えないぜ。」

シーツに拡がる長過ぎる金髪を少し鬱陶しそうにしつつもにかっと笑いつつ差し出されたコップを手に取る。
それを一気に呷ると冷たい水が身体の中に染み渡る感覚が気持ちいい。
とりあえずもう酒は残ってないようだ、体調は悪くない。

「わりぃな、ぜんっぜん覚えてねーんだが、天国味わえたか?」

空になったコップを行儀悪く床に投げ捨てつつシーツいっぱいに拡がった金髪を乱雑にまとめ始める。

カイン > 「勿論さハニー、何にも酒が過ぎると人間怖いってのを久しぶりに思い出したさ。
 ま、いい女を抱くのに外見は関係ないけどな」

ロリコン呼ばわりにヤケクソ気味に言い返して改めて少女を見てみると、
やはり幼いとしか形容できない見た目である。
その割に口が達者で酒を飲んでいて楽しかった覚えはあるが、
聞き返された言葉に思わず苦い笑みが浮かんだ。
一歩踏み込んで投げ捨てられたコップが床に激突する前に摘まみ上げ、
机の上に置きながら首を鳴らし。

「いいや、悪いが俺も全然覚えてない。俺が言うのもなんだがどれだけ飲んでんだい?
 …ま、俺の言えた義理じゃあないけどな」

お互い記憶が飛ぶまで飲んでるというのは相当相手のペースにつられたのだろう。
ベッドの上に座り込んで間近に相手の所作を見ればベッドの上に広がる相手の髪の毛を眺め。

「それだけ長いと大変そうだなあ、はたから見る分には綺麗だと思うが、手入れ大変そうだ。
 何だったら梳いてやろうか、っと……使うかい?」

冗談めかした言葉と共に差し出したのは元は包帯らしき布の切れ端。
即席のリボンくらいの要は足せるだろう。

エンジェル > 「は、どれだけ飲んだか覚えてる酔っぱらいなんているのか?」

可笑しそうに笑いながら差し出された包帯の切れ端を受け取る。
とりあえず適当にポニーテールに纏める為に両手を上げると抱いていたシーツがずれ下がりチューブトップブラが押し上げられ、ぷっくりとした乳輪が印象的なほとんど膨らんでいない胸元が晒される。

「いや、いい。
 これで手間も時間もかかるしコツもいるんだよ。
 商売道具だからな、下手に素人に触られて傷んでも困るんだよ。
 後で髪師にやって貰うからいいよ。」

きゅっと包帯で止めるととりあえずはまとまった。

「しっかし、お前覚えてねーのかよ。
 そりゃもったいねー話だな。
 あたしたっけーのによぉ、あ、その辺にゴム落ちてねーか?」

もう少し髪をまとめようと思うものの、手の届く範囲に髪留めは見えない。
シーツを持ち上げると情事の痕残る下半身が視界に入る。
男のモノが20cmを超える巨根であったなら、割れ目は綺麗なものだろうが。
とりあえずパンツ履く前に洗わねーとななどと考えつつ小さなあくび一つ。

カイン > 「そりゃいる訳ないな。知りたきゃ起きた後に請求書眺めるしかない」

違いないと笑い飛ばして事によっては笑えないことを言いながら、
手際の良い様子に感心した様子を隠しもせずに言い返す。
それと同時にあまり目に良くない物が見えれば少し視線を外す。

「そりゃ道理だな、悪かった。
 人様の商売道具に手を出すようじゃあ傭兵稼業はやってられんしな、と。ン?ゴム?」

一瞬何のことかと考えて、髪結い用の道具と思考がたどり着くまでに少し時間がかかった。
他に何のことが想像を過ったかは言わぬが花。
生憎とそれほど無体な巨根という訳でなし、少女の体を暫く味わった事は間違いなさそうで。
それだけに覚えてないのは実に勿体ないと思いがてら、
周りを見回して地面を見てみると赤い円形のゴムが落ちているのが目に留まり。

「ほいよ、これでいいか……あー。そういえば名前何てんだい?」

摘まみ上げて名前を呼ぼうとして全く記憶にない事に気が付く。
若干ばつが悪そうに問いかけるのはやはり記憶が飛んでいるからだろう。

エンジェル > 「ハハ、こんだけデロデロだったんだから、ツケだろ。
 あたしが払ってやろうか?」

にひひと悪戯っ子のように笑う。
果たして女、しかも子供に払わせるかどうか……。
もっとも稼ぎ自体は少女のほうがはるかに上だろうが。

「お、さんきゅ。
 ちなみにゴムって聞いて今何思い浮かべた?」

くれ、と右手を伸ばしつつわざとらしくシーツで胸元を隠す。
昇ってきた朝日が横顔を照らし、眩しそうに片目を瞑る。

「おいおい、ジェントルマン。
 人に名前を聞く時は自分からじゃないのか?」

芝居がかった仕草で肩をすくめつつ、眉をハの字にわざとらしい苦笑を浮かべ、軽く頭を振って見せる。

カイン > 「馬鹿言え、こういう時は男が全部払うって相場が決まってんだ」

相手の額にデコピン当てて見せようと指を動かし、
ニヤッと口の端を持ち上げて笑い返す。
それくらいは格好つけさせろと付け加えてカラカラと声を上げて笑う。

「どういたしまして、っと。
 そりゃあ寝起きに目の毒を見せつけられてるんだ、
 夜の営みに使う物に決まってるだろう?
 成程、ごもっとも」

セクハラじみた言葉を留める事無く宣って見せれば、
まぶしそうな様子にそっとカーテンを少し閉じて日光を遮断する。
そのまま立ち上がり少女の前に立って大仰に一礼。

「私はカイン、しがない一介の傭兵でございます。
 お嬢様のお名前をお伺いしても?」

男の粗野な風貌とは裏腹に意外なことにかなり堂に入った様子。
ご丁寧に声色まで丁寧なものに変えて見せたうえで、
そっと右手を差し出して見せるのだった。

エンジェル > 「おーおー、言うねぇ。
 じゃあ、あたしのツケも全部払っといてくれよ。」

男の言葉に楽しげに笑いながら甘んじてデコピンを受ける。
所詮は場末の酒場、浴びるほど飲んでも大した額ではない。
が、少女のツケがどれほど溜まっているかは少女も知らない。受け取った髪留めで乱雑ながらも手際よく髪を纏めていき、とりあえず引きずらない長さまでまとめ上げた。

「カインね。
 あたしは天使ちゃんで通ってる。」

思ったよりも丁寧で堂に入った挨拶に内心驚きつつ、差し出された右手に小さな手を載せわざと蓮っ葉な笑顔を浮かべて見せた。

「ま、それはいいとして……別に夜とは決まってないだろ?ゴム使うの。」

意味ありげに上目遣いで笑みを向けつつ、胸元を隠していたシーツをぱさりと落とす。
シーツは一度薄い胸の乳輪に引っかかり、そして、腰元へと落ち、薄いが扇情的な胸元を晒す。

カイン > 「それくらいならお安い御用だ。まあ、一晩相手してもらった分はな?」

笑いながらの安請け合い。別に実際に金に困ってるわけではないので、
何の問題もないといえば何の問題もないがそのうち痛い目を見そうである。
後で実際に額を目にしたときに男がどういう反応をするかはさておき、
髪の毛がきれいにまとまったことに思わず軽く拍手をし。

「毎度のことだが女の身支度ってのは魔法だな、
 髪の毛も衣装も化粧も簡単なことですべてを変えちまうんだから恐れ入る」

それこそ粗雑な男には理解の出来ない世界だ。
天使と名乗られれば一瞬驚いた様子を浮かべるものの、

「なるほどな。その金の髪がお前さんの翼って訳だ、確かに天使に違いない」

それならその長さも納得だと笑いながら乗せられた手を軽く握り、
そのままそっと少女の体を引き寄せて顔を覗き。

「全くだ、夜だけ何て野暮な道具だったらもっと生まれる人間が多いだろうし」

クックと喉を鳴らしながら下世話に言い返し、隠すものの無くなった臀部を撫でまわす様に指を動かし。

エンジェル > 「ま、確かにあたしを一晩抱くこと考えりゃ安いな。」

拍手を受けながら、何人もの男達によっていやらしく育てられた乳輪を指先でなぞって見せる。
それだけで感度も上々とばかりに先端が充血し、弄った片方だけが男のほうへと突き出す。

「まあ、慣れってやつだよ。
 女は男がいなきゃ生きていけねーから媚びるように出来てんだよ。」

すべての女性がそういうわけではないだろう。
が、少なくとも娼婦として生計を立てる少女に取って男に媚びなければ生きていけないのは事実。
引き寄せられた身体を膝立ちに男へと身体を寄せるとシーツがずり下がり、男と女の欲情の証が残る無毛の割れ目が晒される。

「ゴムが野暮っちゃ野暮だけどな。
 ガキがいらなきゃケツでヤればいいんだよ。」

小さなお尻を撫で回されるとお返しとばかりに人差し指一本で男の股間を撫で上げる。
一晩抱くのに平民の月収ほど掛かる少女の指先は強すぎず弱すぎず絶妙な強さで男の根本から先端へと刺激を与える。

カイン > 「どんなけ高いんだ一体?」

思わず呆れた声音を混ぜながら問いかける。
しっかりと自分へと向けてアピールをしてくる相手の胸元に、
片手で反対の乳房をなぞる様に撫でて軽く先端を爪弾き。

「そりゃ男も同じだ、男ってのは女が居なけりゃ生きてけないのさ。
 だからこそ女を欲しがるわけだけどな」

どんな手を使ってでも容赦なく。実に女性にとっては迷惑な話であろう。
肩を竦めて言いながらに、布越しにも固くなるのが解る一物を隠そうともしない。
その上を指が這えば、手慣れた刺激の与え方に触れられた物が大きく膨れてはね。

「そりゃお前さん、そっちの方が興奮するんだから仕方ないだろう?」

そう身もふたもない事を笑って言い返しながら、
臀部を撫でまわす指がまたの下を通って秘所の入り口まで到達する。
そのまま指を秘所の中へとゆっくり押し込み様子を確かめにかかり。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区/場末の安宿」からカインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/場末の安宿」からエンジェルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 廃墟」にシンシアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 廃墟」に月永遠花夕さんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 廃墟」から月永遠花夕さんが去りました。
シンシア > 今夜は一人だし、予定もない…なんとなく足を向けたのは
平民地区と貧民地区の境目に近いとこにある、空き家の多いとこ
月の明かりと、たまにある街灯くらい

月夜に暗く聳え立つのは、見張り台的な廃墟
その外にある螺旋階段を何気なく上がっていく、思い出したのは1年くらい前は
こんな場所で好んで過ごしていたな、ということくらい

建物の2階くらいのとこまでなら階段も登れたので、そこに座ってみる
ここよりも上は崩れかけてたりで、登れそうもなく

シンシア > 月明かりの下で、階段から足を鉄作の外に出して揺らす
夜になると涼しい風が吹いてるし
塔の内部から風が抜けると、鳴いてるような少しの不気味さも背中で聞こえるけど

久しぶりに来た場所は静かで、明かりもほとんどなくて
空き家ばかりなのがわかる、遠くには富裕地区の夜景が明るくキラキラして見えるとこ

少しのなつかしさに、目を閉じて鉄作に頭をつけて
ふーっとため息を風に乗せた

シンシア > 静かで人の声もしない
風の吹く音だけ、金色の髪を夜風に揺らしながら
目を閉じてもう少し、昔の自分の居場所で過ごしてく

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 廃墟」からシンシアさんが去りました。