2018/04/08 のログ
■ネコアシ > 大丈夫か、と問われると大丈夫問題ない、何て決して言える言葉ではないし、正直に言うとあまり大丈夫ではない。
体調が悪いとかそんなのではなく、居なくなった人が急に現れたのだから、心臓は早鐘の如くドクドクと鳴り響くし、唇はカサカサと乾いていくし、まず何を言葉にしていいか、何と彼女に言葉を向けて良いのか、思考は白く染まり正常な動作を認識できませんとなっている、他人事の様にそんな風に考えてしまっているのが、その証拠……。
気がつけば髪を撫でられている。
ここ最近誰かに優しくなれぬくもりを与えられるなんて、こんな事は一度も無かった。
あるのは変わらない妬みと恨みと苛立ちの貧民地区ではよく感じる眼差しだけで、こんな視線は行為は全く無縁であった……けども、その頭を撫でる優しい手を跳ね除ける。
だって黒髪は清潔とは言い難く、触れば少しはネトっと油が浮き立つ感触を感じるだろし、無論そんな生活に余裕のある生活をしていない事だって彼女は理解している筈、だから余計にその手を汚してしまいたくないと、手を跳ね除けたが、その最中に逆の手が引かれて、相手のペースにすっかりとはまり込んでしまっていた。
それもこれも昔と変わらない
少しだけ一人出なかった時代の思い出となんら変わらない
ホーアと名乗るミレー族の彼女と仲間達と過ごした日々が少しだけ真っ白い思考の中で浮かび上がってはシャボン玉の如く爆ぜて消えていく。
「判るとかそんなのより、ちょ、ちょっとまって……その髪汚いから、あと何?生きてたの?死んでなかったの?死んだと思ってたし、一応噂聞いたときなんて一晩中泣いたよ?何で連絡もくれなかったのさ、とか言わないけど、言わないけどさぁー………。」
出てきた言葉は抗議一直線。
色々が色々で色々な事情があるなんて想像に容易いのに、カサカサに渇いた唇から飛び出した言葉は抗議と苦情と文句と安堵、……そりゃ嫌いな相手ではなかったし、数少ない信頼できる相手であるし、そんな言葉しか出ない自分が恨めしくも、それでいいとも思ってしまう。
寧ろもう彼女を年上のミレー族の彼女を何て呼んでいたかすらも思い浮かばない、ホア姉ちゃん?ホア姉さん?ネコの姉ちゃん?何だ何て呼んでたっけ……。
「あっ、えー、あ、うん、行く奢ってくれるなら行くけど、ほらこの格好だし……。」
一先ず全てを飲み込むように、大きく息を息を吸い込んで、大きく吐き出して、ちょっと歯切れの悪い返答を返すが、引かれた手は払わない、払わないどころか一歩だけ相手の方に歩み寄って、尻尾でもあれば振りそうな程に弾んだ空気をまとってみせる……残念ながら自分には彼女の持っている尻尾は無いので、雰囲気だけ。
■ネコ > 少女自身、ここに住んでいた時はそりゃあもう食うか食わぬか、の生活だった。
おそらくは、この少年は今でもそんな生活なのだろう、と思い。
少女は、懐かしさに後押しされ、頭を撫でてしまっていた。
「ネコアシも、大きくなったね。
って、それは私もか。ハハハ」
なんと声をかけるのが正解なのか分からないため、そんなことを口にしていた。
手を払われれば、驚いたような表情になるが。そんなことは気にしないで、相手の手を引く。
まるで、昔に戻ったように。実に気安く。
「アハハ、ゴメンゴメン。色々あったんだよ。
えっと、奴隷商人に攫われて、そこから、ちょっと大きなお店の人に助けてもらって。
で、ちゃんとした奴隷として生活してて、最近ご主人様に雇われたの」
相手の抗議に、苦笑する少女。ほんの少しだけ年上である少女は、その抗議を受け入れる。
そのまま、ゆっくりと歩き出す。触れた相手の手は、柔らかいけど、ちょっとガサガサで。
昔もこうして、手を引いて歩いたことがあっただろうか、なんて。
「何言ってんの。貧民地区の酒場なんて、もっとタチ悪いやつら一杯居るでしょ。
奢るから。ね? そうと決まれば、行こっ!」
相手の言葉に、少女は呆れたような口調で言う。貧民地区の酒場は、やはり治安は悪い。客層も悪い。
だから、格好なんて気にしなくていいよ、と。そう言って、強引に、少女は相手を連れて酒場へと適当に入る。
すぐさま席に着き、これまた適当に注文。どうやら本気で奢る気らしかった。
■ネコアシ > 懐かしい、懐かしくて、少しだけ涙もろくなりそうだけど、泣いても何の得にもならないと考えれば涙を零す事は無かったが、少しだけ黒瞳が雫で揺らいだのはきっとバレていないと思いたかった。
言い争いもしたし、ケンカもしたし、仲違いも仲直りも大よそ思いつく限りの他者との触れあいは彼女として彼女から憶えたものが多かった……勿論性的な接触以外の限るが。
相手に翻弄され、返す言葉に言葉が返り、久しぶりに人として時間を過ごしいている何て思うと、驚きが混在していた表情がふにゃと弛んだって仕方ない、口元には少しだけ年相応の笑みを浮べて、されるがまま、為されるがままに誘われ、普段であれば裏にまわって残り物を漁るか、通り過ぎるかした事が無い酒場に連れて来られ、席に座らされ、次の言葉を返す前に料理すらも注文してもらっていて、多少は気まずいというか、心苦しくなる……が、それは一瞬だけの事。
周囲の喧騒、美味しそうな匂い、生唾をゴクリの飲み込み喉を潤すと、多少落ち着かない様子でソワソワしながら、視線を正面の席の友達であり仲間であり姉代わりに頼っていた彼女に向ける。
確かに大きくなった。
思い出の中の彼女は自分より年上だったけども、今ほど大人びてはいなかった。
きっと言葉通り色々な経験をしたのだろう、自分とは大違いに成長している彼女の事を見ている内に嫉妬と羨望と沸き立つ何かが燻り始めたのを感じて、ソワソワは止まらない。
――蒼い色合いの艶やかな髪、輝くような紫色にも見える不思議な瞳、懐かしくも大人びた表情と思いてと違わぬ色合いも見せてくれるミレー族の少女を見て、汚し、堕としたい、と誰かが心の火種を煽ってくる、だからソワソワがと廻らないのだった。
「色々かぁー……何か凄いね、少しだけ羨ましいよ……。あっ姉ちゃん、でいいのかな?もう大人だから姉さんがいい?それとも名前で呼ぶ方がいい?あっでも新しい名前とか、言ってたよね……どうしよう?」
奴隷商人という単語は正直好きではない。
一瞬だけその単語を思い浮かべる時だけ表情を歪ませるが、直ぐに今がそんなに不幸に見えないし、言葉を聞く限りでは不幸じゃないのだろう、と笑顔を戻し、マナーなんてすっ飛ばして、テーブルに両肘をついて頬杖をつき、リラックスした様子を見せる。
■ネコ > たしか、間違っていなければ年の差は3つか4つ。
少女にとっては弟分のようなこの相手の存在。
久々の再会、相手も喜んでくれてればいいな、なんて考えるけど。
思えば、唐突に攫われ、いなくなってしまい。何の連絡もとれていなかった。
やっぱり、食事を取って相手に謝らないと。そう考える少女。
移動している間、相手は少し微笑んでて。それが、ちょっと嬉しかった。
「さ、遠慮しないでジャンジャン食べな。
こう見えても私、結構稼いでるんだから」
相手の視線に気づくと、少女はそう言い、つつましい胸をどん、と叩き、えへん、と胸を張る仕草。
実際、冒険者とメイド家業のダブルワークで、収入はいいほうである。
相手の内心の思いに気づかぬまま、少女は届いた酒を一気に呑む。
「っっっ、ぷっはあぁぁぁ! うんめっ!!
うん? そう、だなぁ。新しい名前がいいかな。
ご主人には、『ネコ』って名前もらったんだ。へへへ、まんまでしょ」
ほれ、あんたも食べなよ飲みなよ、などとジェスチャーしつつ、少女はそう語る。
その表情は、実に朗らかで。相手の過去の記憶とは、少し違うかもしれない。
そんな中、少女は相手を見ながら笑うと。
「ねぇネコアシ。あんた、恋人とか出来た?
それかセフレとかさ」
突然、そんなことを尋ねた。
■ネコアシ > 何だか昔に戻った気がした。
確かにこんな風に食事をした事など数えられる程しかないが、確りとした食事じゃなくとも彼女と食べ物を分けて仲良く食べた事もあったし、お酒も少しだけ盗んできたものを飲んだこともあった。
何だか今夜は心がほこほこと温かい。
そりゃ胸の奥で燻るどす黒い欲望が沸いていることも理解しているし、その所為で温かさを感じているのもわかっている。
でもそれ以上に懐かしく楽しい時間を過ごしていると思うと、沸きあがる欲望の火種もそれ以上は燃えず、表情を暗いモノを欠片も見せない笑みを浮べる……浮べるのだが。
「……ハァ?」
唐突な彼女の質問に噴いた。
並べられた食事に手を伸ばさず水すらもまだ飲まない段階だから良かった良かったけども、唾液は聊か飛んだかもしれない。
「……ネコ姉ちゃん、何言ってんの?お酒もう酔いまわってるの?」
ローブの袖で口元を拭いながら、唯一やっと返せた言葉はその二言。
性的な事は貧民地区に住んでいる限り日常と密接に関わってくるし、少ない仲間内で過ごしていた時だって話題には出るし、下ネタ何て冗談と挨拶の代わりくらいにあったが、唐突に言われるとそれは噴くだろう。
澱んだ眼に幾分輝きを戻した黒い瞳で年上の彼女の瞳を何とも言えない色合いでジーッと眺めて、何言ってんだコイツと言わんばかりの視線を注ぐが、彼女の問いに肯定の欠片などない。
こんな装い、こんな姿、甲斐性なんてそこ等の小石ほども無い自分に恋人もセフレも出来るわけがない、金で買うことすら出来ないのに……。
脛でも蹴ってやりたがったが、奢られる身分ではそれも出来ず、視線を送りながら誤魔化すように手近なコップに手を伸ばして、コップの縁に唇を寄せるとちびちびと中の液体を飲み込んでいく、それがお酒で喉に焼け付くような感覚を得るもそれでも飲み込んでいく……。
■ネコ > 向き合いたくない過去に向き合いに行ったら、まさかの出会いであった。当然、少女も懐かしく、暖かい気持ちになっている。
だからこそ、なのだろうか。
つい、そんなからかうような言葉が出てしまったのは。
「何、そのリアクション」
呆れたような相手の声に、僅かに不満そうになる少女。
続く相手の言葉には、さらに不服さを増したようで。
「酔ってないっつー。……まさか童貞、ってわけじゃないっしょ?」
相手の言葉に、ニヤニヤと笑いつつもそう言う少女。
その瞳には、愉快さが浮かんでいた。
「あらら、黙り込んじゃった。……んふ。
良かったら……この上の部屋でさ。
アタシとセックスしてみる?」
なんとなくだけど、相手の心中の考えが分かる気がした少女は。
酒を呑む相手を見ながらそう言う。それは、からかうような口調ではあったが。
相手には通じるだろうか。少女の表情から、その提案が本気である、ということは。
■ネコアシ > この場合どう答えるのが正解なのだろうか?
童貞に対してハイ若しくはYESで答えると、呆れた様な不満そうな表情を浮べる相手が喜んでニヤニヤしてきそうな気しかしない、逆にイイエ若しくはNOで答えるとたぶん彼女はからかって終わるだけ、で彼女を汚せるチャンスが無くなる。
きっとハイでもイイエでも彼女は自分をからかって終わる事に違いがないと、思い出の中でも意地悪な印象が濃い彼女の意地悪い笑みを思い出すと、ふむ、とならば軽く答えようとお酒で濡れた唇を開こうとしたが、彼女の表情はからかうだけじゃないのがわかって、ちびちびと飲んでいたお酒を少しだけ多めに口に含むと喉に流し込んでから、酒気交じりの溜息を吐き出す。
「……ネコ姉ちゃんのおっぱいがもう少し大きければ飛びつくんだけどねー?」
流石にからかうように弾んだ言葉に対して冗談半分の言葉を唇より紡ぎだしてから、片手で頬杖をつくのを止めて、手持ち無沙汰になったその手をお酒の注がれたコップに添えて、両手でコップを持つと、軽くコップを揺すってソワソワしながら、言葉の続きを言葉にしよう。
「……でも、ほら、揉めば大きくなるって言うし、此処最近寒くなってきてると言うか、路上で寝るのも寂しいかって……。」
ああ、ダメだった自分でも何を言ってるか判らない。
血色良くない色白の頬にさえ酒気の所為か誰かさんの所為か紅がさし熱を帯び始めているのを自覚してしまう。
■ネコ > からかいにからかいをかさねたら、相手が黙り込んだ。
さてさて、何を思案しているやら、と。そう考える少女はにやにや笑いを強くしている。
いかほどの間の沈黙だったか。
相手が酒を呑み、息を吐くまで。おおよそ一分前後か。
ゆるり、と口を開いた相手。その一言に少女は目を見開くが。
「……。く、ふふ。なるほどね」
確かに。少女の胸はいくらか慎ましい。しかし、相手はその先。
なにやら、まとまりの無いことを口にしたから。
少女は、すっ、と表情を真顔に変え。相手の手を、再度引いた。
「マスター、ごめん。料理は後で持ってきて。
部屋借りるね。
……行こうか、ネコアシ。私の身体……見せてあげる」
立ち上がり、相手に。上に行こうと言う。それはつまりそういうこと。
その表情は、相手が見たことも無いような大人びたもので。
少女はそのまま、黙って歩き始める。引き返すなら今ここが最終地点。
少女に付いていったのなら最後。幼馴染、顔馴染み、昔の仲間、なんて関係は終わりを告げてしまうだろう。
■ネコアシ > 何よりも性欲が勝ってしまうのは年相応に性欲を持余しているからでもあり、貧民地区の住人として身体の奥まで悦楽を楽しむ事を経験無くとも刻まれているからでもある。
妬み、恨み、欲望、怒り、それらは魂を腐らせて、彼女の様な未来があれば別だろうが、有り触れた未来で終わる者、その者が堕ちる典型的な澱み方をしている。
――…だから彼女の与える選択肢の意味はわからない。
だか彼女の表情が真顔に変わる瞬間にゾクと寒気を感じたのは判る。
「………ねこ姉ちゃん?」
戸惑いとして名を呼んだのではない。
名を呼んだのは彼女のその表情の理由を尋ねるためである。
今宵再び引かれる手、席を立ち上がると黙って手を引き歩く彼女の後姿を眺めながら、抵抗もなく後をついて歩き始める。
酒の熱など冷めていて、彼女の尻を眺める余裕もなく、ただこの先に待ち受けるのが決してただの悦楽だけで終わる、等と思えずに、それでも足は追うように動いていくのだった。
■ネコ > ちょうど相手はいわゆる年頃、ヤりたい盛り。
どれだけ自慰やらなんやらしてても、溜まってるだろうそうだろう。
なんて、失礼なことを考えつつも。相手のことをじぃ、と見ていた少女。
からかい半分、本気半分だったのが。どんどん本気よりになってしまう。
相手が名を呼べば、少女はくすり、と笑い。笑うだけ。
あとは、ただゆっくりと二階を目指す。
ゆっくり。ゆっくりと階段を上り、部屋にたどり着けば。
少女はベッドの上に乗り、膝立ちの姿勢になり。
メイド服を、するすると脱ぎ始める。
現れたのは、黒い下着に身を包んだ裸身。
そのまま少女は相手を見て、挑発するような視線を投げかける。
「……ネコアシ。好きにしていいよ。
脱がせて、犯して、めちゃくちゃにしてくれてもいいよ。
でもね。アタシもう処女じゃないよ。ご主人様に抱かれてるし。
いろんな男に抱かれてるよ。何度も何度も、マンコの中にザーメン注がれてるよ。
そんなアタシでも良かったらさ。……シてみない?」
その言葉は、どういう意図なのか。先ほどまでの表情、その意味は。
何も語らぬまま、少女は相手のことを見ていた。見つめていた。
■ネコアシ > 一歩一歩の足取りが軽いのか重いのか、どちらなのか判らないくらい、空気に呑まれるというか彼女のまとう雰囲気に飲み込まれてしまい、言葉もそれ以上に出せず名前を一度名前を呼んだだけで、後に続く言葉は出なかった。
ただ一度名前を呼んだ時にクスりと笑う表情は思い出の中に存在しない、言葉に出来ない大人の表情であり、それに再びゾクと背筋を怖気が駆け上がったのは言葉にするまでも無くて。
廊下を歩き、後姿を追い、階段を上がり、後姿についていく。
その最中に重ねて絡み合った手が離れる事は無く、後を追っているのか引きずり込まれようとしているのか、それすらもわからずにただただ彼女が誘う目的地までついていき、ああ、ふと一度だけ暗闇の底に引きずりこまれるような気がして、引き返そうと思って、でももう間に合わず……扉が開き、其処に底にたどり着いた時には――…迷いも抵抗も出来ずに。
妬みと羨望、薄らと汚れ濁る瞳に映る姿は扇情的で蠱惑的で、年上の少女の肌に黒い下着が絡みつくように見えて、興奮しない筈などない。
自慰だけでは足りず、犯罪に手を染めてもおかしくない、くらいに性欲に貪欲な盛りに浸る性欲の塊みたいな存在の前にして極上の料理にしか見えない、だから彼女が紡ぐ言葉など意味を感じずに、ヤレれば何でもいい、と言わんばかりに黒瞳に欲望の輝きをギラギラと宿すのだった。
「したい、凄くセックスしたい……ねこ姉ちゃんのアソコに突っ込んでグチャグチャに犯して、中にいっぱいだしたい。あと顔にかけたり、おっぱいにぶっかけたり、しゃぶらせたり……。」
理性なんて少量の酒を引き金にプツんと途切れている。
カサカサと乾いた唇からは自分でも驚く程に卑猥な言葉がドロリと零れでて、それを言葉ですら相手を汚そうと解き放つ姿は魂までもが貧民地区の人間として染まって落ちた少年の姿。
彼女が黒い下着姿を曝け出したように、バサと衣擦れの音を大きく響かせボロ布と差の無いローブを脱ぎ捨て、黒シャツを脱ぎ、引き締まってはいるが病的な細さを隠せない上半身を曝け出すと、良く見れば無数に傷や痣のある肌を見せたまま、今度はズボンにまで手をかける。
上半身がそれであれば下半身も同様。
太股には痣もあれば古傷だって一つや二つで済まない。
それでも隠す事無く脱ぎ捨てると、一糸まとわぬ姿になり、犯せる抱ける相手を前にして我慢できない欲望が肉棒が皮を被ったままの未成熟な姿をしたまま、存分に腹部に触れる程に反り返って、溜まったものを放てる喜びにヒクっと勃起を続ける。
■ネコ > [継続予定です]
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からネコアシさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からネコさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にジードさんが現れました。
■ジード > 貧民地区の住人たちの塒が多くある区画の一つ。
その裏通りに店を構えている露店があった。
並べられているのは傷薬類のポーションや気付け薬、病薬の類で
普段男が取り扱っている如何わしい類のものは表に出されていない。
「…この辺で夜の道具をうっても売れないしねえ」
お世辞にも身なりが良いとは言えない子供に傷薬を手渡して
その後ろ姿を見やりながらぽつと呟く。
それなりに繁盛はしているものの、儲けの少ないものばかり取り扱っているので収益は左程でもない。
■ジード > 「その分売れてる物の役に立ち度合いが解るのはいい事だけどね」
ひっきりなしとまではいわないまでも、それなりに訪れては去っていく
客の流れに応対していると以前の薬が役に立った苦すぎただの
苦情も含めた様々な話が飛んでくる。
普段、繁華街の路地裏で商っているような状態ではまずありえない反応だ。
当然それには悪い気がしない様子で、上機嫌に店主も応じている。
■ジード > 「――おっと。そろそろ切り上げ時だね」
一つ商品が売れた後に視線を商品棚に移すとほとんど
売り切ってしまっているのに気が付いて、腰を上げる。
手早く露店の後片付けをしてしまうとそそくさと後にしていくのだった。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」からジードさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にサヤさんが現れました。
■サヤ > 「確かにお金は預かったわ」
人通りの少ない裏通り。
太った貴族風の男から知り合いの孤児院から届けた新しい奴隷の代金の入った金貨の入った袋を受け取り。
中身を確認して小さく頷けば用事は済んだとばかりに足早に貴族は歩き去っていき。
「なれたとは言え、気分のいい仕事ではないわね」
小さくため息をついて腰に革袋を括り付ける。
いい仕事ではないとはいえ、だからと言って売られた少女がほかの道で生きていけるとは思えない。
野垂れ死にするのと奴隷として生きること、どちらがましだろうかと考えるもすぐに頭をふって思考を飛ばし。
■サヤ > 「さて、次はこれをヤルダバオートまで持っていかないとね」
自分の仕事はマグメールで代金を受け取り、それを持ち帰ること。
ここからヤルダバオートまでまた歩いて帰ることを考えれば少し憂鬱な気分になるが、馬車に乗る余裕もない。
腰に差している愛刀を確認するように触ってから歩き出す。
街道を歩けば比較的安全とはいえ、旅に完全などはない。
気を引き締めなければと気を取り直して夜の街へと姿を消していく。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からサヤさんが去りました。