2018/03/27 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏路地」にミュリーさんが現れました。
ミュリー > 夜更けの貧民地区
その裏路地に、すんすん、とすすり泣く声が不自然なほど響く
この地区では珍しいことではないだろうがその声の主は未だ小さな子供のようだ

「ぅっ、う…ぅ…」

膝を抱え、ただ体を震わせるその姿は
暴力を受けたか親を何かで失ったか。そんな悲しみを漂わせて
ただぽろぽろ、と薄汚れた地面を涙で濡らし続けている

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏路地」からミュリーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 路地裏」にジードさんが現れました。
ジード > 貧民地区の中でも一層治安の悪い路地裏の片隅。
ちょうど平民地区と貧民地区とを繋ぐ裏道に当たる路地に怪しげな露天が構えられていた。
とはいっても場所が悪いのか訪れる人影もほとんどなく店の様相は閑古鳥。
繁盛していないのは一目瞭然。

「さて。普段なら訳アリが結構通りかかるんだがなあ。こっそり娼館に出かける連中、とか」

はて、と声を上げながら騒々しい繁華街のある方角に目を向ける。
そういった手合いを当て込んでの商売場所であるが本日は当てが外れたらしい。

ジード > 「今日はハズレだな。やれやれ、別の通りのいい場所を探そうか」

表側の喧騒とは裏腹に静かな路地の様子に苦笑いが浮かぶ。
これはどうにもならぬと思ったか立ち上がると手早く荷物を片づけ、
路地の向こう、繁華街へと消えていくのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 路地裏」からジードさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にアリルネージュさんが現れました。
アリルネージュ > タン、タン、という軽いステップの音。
しゃらん、しゃらん、という涼やかな鈴の音。
うっすら暗い酒場の中、踊り子はその舞を披露していた。

しっとりと潤んだ流し目を周囲に向け、
また、その褐色の肌をわずかな汗に艶めかせ、
妖しく誘うような踊りを衆目に晒している。
安酒場の控えめな証明もまた、その雰囲気を盛り立てているようで。
客として訪れている男や、女ですらもその視線を奪われてしまっている。
時折、ゆったりと身体をくねらせれば酒場のどこかから熱っぽいため息すら聞こえていた。

わずかなざわめきの中、その空気をたった一人で支配し、
客達の心を惑わせながら、踊り子はただ踊っている…。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にフォーコさんが現れました。
フォーコ > 二人用のテーブル席に座り、他の客に混じり踊り子の女を見上げていた。

テーブルの上には火を噴く様な酒とつまみ程度の料理。

絡みつく様な視線、汗に載って飛び散る香り。
男女問わず全ての客が彼女に魅了されている空気が流れていた。

かくいう私も彼女に視線を奪われている。
せっかく頼んだ酒もほとんど進んでいない。

私は彼女の踊りを眺めつつ、大変くだらないことを想像していた。
彼女を連れて帰るのはどの客になるのだろうかと。

やはり財力…はたまた人間力…それとも…顔か?
私は頭の中でくだらない考えを膨らませつつ、踊り子に見惚れていた。

アリルネージュ > 次第に熱を帯びる踊り子の舞。
徐々に動きの激しさが増し、より一層淫らな想像を掻き立てる。
踊り子を見つめる客達の間からわずかにが聞こえる。

何人かの客は踊り子を見ているようで、どこか虚ろな目をしている。
そしてその者達はすべからくもじもじと太ももをすり合わせていた。
まるで舞の先に幻を見ているかのような。

くすくす、と踊り子は小さく笑った。

それすらも艶めき、妖しい想像を客達に抱かせていく。
その踊りだけで場を支配した踊り子は、ゆっくりと客席の間を舞っていく。
振りまく汗と香水の混じった体臭が更に客達を夢の世界へと導いていく。

…途中、酒の進まない女性の傍を通る事にもなるだろう。
傍を通りながら、妖艶な秋波を女性へと送っていき…。

フォーコ > …次第に場の状況が異様になっていく。
踊り子の踊りはあいかわらず異常なほどに淫靡さを振りまいているのだが、
客の反応がおかしくなる。

近くのテーブルに座っている客も含め、全ての客がどこをみているのか分からないような目に。
店の中だと言うのに一人でに股を弄り出す者…たまにみかけるが今日は数が多い。

わけがわからん、と踊り子に視線を戻すと妖しい笑みを浮かべていた。
なるほど、ただの踊りではないのか。

私は腕に嵌めているブレスレットにまた助けられることになる。
いまだ身体が熱くなっているのは変わらないが、頭だけは少し冷静になっていく。
手品のタネをみた状態だろうか。

踊り子の方は気付いているのかいないのか。 
平然と私の隣を通っていた。

「こんなことをして何の意味があるんだ?」

私は酒を一口入れてから、誰にともなしに声を発する。
尤も、この場で私の問いかけに答えられる相手は一人位だろうが。

アリルネージュ > かけられた声にふと、踊り子は踊りを止める。
くす、と笑いながらゆっくりと、今通り過ぎたばかりの席を振り返った。

「ふふ。意味、まぁ…これは食事の一環。
気に入った人を探しているだけ。」

踊りをやめても客達の様子はあまり変化がない。
踊り子と淫靡な夢に浸っている事だろう。

「大丈夫よ。ここにいる人達は夢が終われば目を覚ますわ。
正義感? それとも純粋な疑問かしら…?」

女性が何を気にしているのかは知らない。
自分の踊りに夢中にならなかったのだから、耐性があるのだろう。
それでなお声をかけてきたのは、と少しだけ興味を持った様子。

ゆったりと揺れるような仕草。
腰を優美にくねらせ、手を胸に当てる。先ほどの踊りの残響のように。

フォーコ > 声をかけられても気にする様子はない。
それどころか平然とこちらを向きなおす。
肝が据わっているようだ。

「なるほど、夢魔か淫魔の類か。
あまり派手なことをされては困るなあ。」

もはやまともに現実世界に居るのは私と彼女の二人きりの様だ。
この様子だと店員も夢の中か。
注文をしても誰もこないだろうな。

「単純な疑問だな。 何をしたいのか意味が分からなかった。
あとはまあ、おせっかいだ。
あまり派手にやっているといつか当局に眼をつけられるぞ。」

声をかけたのは興味もあるし、彼女が魔力抜きにして魅力的だったからだ。
今でも蠱惑的な仕草で色香を漂わせている。

私は手を伸ばし、彼女の尻を撫でようとした。

「で、この中に気に入った人は居たのか?」

さっき浮かんでいた疑問だ。
はたしてこの中で誰を選ぶのだろう。

アリルネージュ > ゆら、と揺れる指先。
無意識的なものだろう。胸や太ももへと添えられ、視線を誘う。
また、褐色の肌を彩る白い紋様がうねり、踊り子の秘部へと視線を導く。
通常の人間ならば簡単に術中に陥り、情欲の虜にしてしまえるだろう。

「ふふ、人死には出さないように気は配っているのよ…?」

皆夢を見ているだけ、と呟くように。
全員から吸精を行うわけでなし、ちょっとした淫夢を見てもらうだけにすぎない。
まぁ、それでも…。

「ご忠告には感謝いたしますわ。」

と典雅に笑んで見せる。
まぁ、それはそれ。目をつけられたなら別の街へと旅立つだけだ。
そこで、伸びてきた手に気づく。
が、拒む事なくその滑らかな肌に触れさせるだろう。
指先に伝わる、淫らで吸い付くような肌の感触を。

「いいえ? 強いて言うなら、貴女かしら?」

と嫣然と笑ったまま。

フォーコ > 褐色の肌は私と同じだが、肌の出来が違う。
肌の上にある紋様はいわゆる淫紋だろうか?
ブレスレットが反応しているのが腕に伝わる。
これがなければ今頃私も馬鹿面を晒していただろう。

「なるほど、それでこの人数か。
頭が良いな。」

一人から搾り取ると死体が転がるが、これだけの数から少しずつ獲れば
恐らく自覚症状も出ないだろう。
何をしているか理解できた私は上機嫌に納得していた。

彼女の笑みをじっと見上げながら、尻肉を撫でまわしていた。
指に吸い付く感触だけで下腹部が熱くなりそうな程気持ちいい。

「…それは非常に光栄だな。
私なら君が言うような精気もそれなりにあるだろうし、
なによりこの現場を見逃しているほどだ。
そして私は君に心奪われている。」

私は心の中で飛び跳ねるが、顔には出さず。
淫魔に吸われることに興味もあったので喜んで餌になるとしよう。

「私はフォーコ・アッサルト。
名前を教えてもらっても良いかな、踊り子さん。」

アリルネージュ > 誘うような動作は無意識のもの。
それが当たり前、自然であるからこそ淫魔の類と言える。
踊り子の本音と言えば、目の前の女性が情欲の虜に瞳を潤ませているのも視たくも…。

「ふふ。今の所、平穏無事ね。」

追われるという事もなし。
誰か一人と一晩を共にしても吸い殺すという事までもしていない。
結果、特に悩みもなく生活を謳歌できている。

女性の指が臀部を撫でていても表情は変わらない…。
どころか、艶やかさを増しているようにも見えるだろう。
時折、すん、と鼻を鳴らす。

「ふふ、私と交わりたいと?
…えぇ…貴女の中の男が反応しているかしら? 男の匂いがする…。」

ちろり、と舌なめずりをして食欲をアピール。
精を提供してくれるというのなら、大歓迎。
そう考え、笑みを深くする。

「アリルネージュ。長ければアーリィとでも。」

フォーコ > 彼女の仕草は一つ一つが淫らで私の理性を薄らいでいく。
ブレスレットがあってもなくても彼女の虜になってしまう定めの様だ。
しかし、それなら意識が残っている状態で楽しみたい。

「後は今日みたいに術のかかりが悪い相手を黙らせれば完璧だな。」

私は臀部を触りながら笑みを浮かべていた。
この場合、黙らせられる相手は私になるだろうか。

「よく分かったな。 私のアレは酷く暴れん坊でな。
いつも君みたいな美しい女を求めて疼くんだ。」

彼女が捕食者の顔を見せる。
いよいよ食べられてしまうわけか。

「アーリィ、私はどうすればいい?
この場で脱げばいいのか?」

アリルネージュ > 女性の言葉にくすっと笑う。
冗談じみたセリフに浮かべた笑顔は少しだけ魔族というよりも少女のようだった。

「えぇ…そうね。良かったら奥へ行かない?
ここ、個室もあるの…。」

女性の言葉を肯定しつつ、酒場の奥の部屋に行かないか、と。
貧民地区故か、『そういう行為』のために部屋があるようだ。

ともあれ、女性が断る事は想定していない。
軽く手を引くようにして奥の個室の一つを陣取るだろう。
店に勿論入れないし、客も放置。
時間が経てば何事もなく営業を始めるというのが容易にわかっているせいだ。
部屋までたどりつけば、そっと女性に抱き着いていくだろう。
積極的な様子はまるで捕食者のように。

「…個室でなら、見せていいでしょう?」

と甘く囁いていく。

フォーコ > 「分かった、個室だな。」

私は笑顔を見せる彼女に手を引かれ、席を立つ。
結局酒はほとんど手つかずだが仕方がない。

酒よりも魅力的な女性が目の前に居るのだから。

個室に入った所で抱きつかれてしまう。
胸に柔らかい感触、背中にも滑らかな指が触れてくる。

「ああ、かまわないよ。」

私は抱きつかれたまま、片手を下腹部へと下ろした。
そして、既に準備万端な巨大な肉棒を取り出した。
ピンと立っているソレは彼女の腹辺りを汗ばんだ先っぽを擦り付ける。

アリルネージュ > 女性が下衣を脱げば、立派な肉棒が露わになる。
それを見た踊り子は、はぁ、と熱っぽい息を吐き出す。
その笑顔は淫らで、期待に満ちているだろう。

「素敵。女にしておくなんてもったいない…。」

片手でその肉棒に触れる。
慣れた指先は滑らかに撫でさすり、纏わりつくように刺激していく。

同時に、シルバーのルージュが塗られた唇を女性の唇へと近づけていく。
遠慮なくキスを求め、それができれば積極的に唇を合わせ、舌を伸ばしていく。
徐々に淫魔らしさを外に出し、貪欲に性感を求めていくだろう。

キスを交わしながらの手淫。
男性を心地よさに浸らせるための手管も当然のように心得ているようで。

フォーコ > 「よく言われるよ。 ただ、素敵とまで言ってくれる相手は少ないがね。」

どうやら私は彼女のお眼鏡にかなったようだ。
蕩けた表情を見せてくる。

肉棒の先に指が触れると、早速先からは薄く汁があふれ出る。
踊りや抱きつかれたことで相当刺激されていたのだ。

「あむ…。」

唇が近付くと、私は己からも近づけた。
が、今日は彼女の求めに応じる状況。
彼女の熱烈さに少したじろいでいた。
舌が伸びてくると、それを迎え入れるように舌を絡ませる。
大きく開いた口からは涎が漏れていた。

「アーリィ、気持ちいいぞ。」

私は両の手を伸ばし、踊り子の衣装を捲ると直接臀部を弄っていく。
柔らかい尻の感触を楽しんだかと思えば、アナルに指を入れる悪戯も試みる。
彼女が嫌がらなければ、指で穿り始めようか。