2018/02/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にタマモさんが現れました。
タマモ > とん、とん、とん、と屋根の上を飛び渡る。
目的なんて特に無い、いつもの気紛れの散歩だった…屋根伝いだが。
何か面白い事を求めて、まぁ、いつものようにそんな感じだ。

何をもって面白いと取るのか、それは少女次第。
屋根の上から、辺りへと何かないかと視線を巡らせていた。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にフィーアさんが現れました。
フィーア > そして、ふと、目が会った。
フードを深く被った空色の双眸。

「……………ぁ」

小さく声が漏れて、小さく手をふり。
フードを改めて目深く被り直しながら、周りを見回す。

タマモ > 「………うん?」

巡らせていた視線が、ある一点で止まる。
フード姿、そこから見える覚えのある空色の瞳。
…と言うか、相手もこちらに気付いたら、手を振ってきた。

周囲を気にする相手をよそに、とん、と屋根を蹴って身を躍らせる。
そして、ふわり、と相手の前に降り立った。

「こんな場所で会うとは…こんな場所に、何かあったかのぅ?」

と、とりあえず、挨拶代わりにひらりと手を振り返しながら、問うてみた。

フィーア > 「…………仕事、帰り……?」

小さく首を傾げてから、降りてきた姿にとてとて、と寄り。
おずおず、と見上げながら、首を傾げ。

「……タマモ、様は……?」

また、こてん、と首を傾げてから。
距離をもう少し、と縮めて。

タマモ > 「ほほぅ、仕事とな?…相変わらず真面目なものじゃ」

ふむふむ、と頷きながら。
あれだ、真面目というか、遊び歩いてる己が不真面目なだけとも言う。

「妾は暇潰しの散歩じゃ。ちと色々とあって、少し出歩きもしておらんかったからのぅ?」

己からも歩み寄れば、手を伸ばし、ぽん、と頭に。
こう、偉い偉いと褒めるように頭を撫でてみよう。

フィーア > 「……」

空色を細め、くすぐったそうにしてから。
そのまま、また一歩、と距離を縮めてから。
おずおず、と抱きついてみようとしてみて。

「……そう、ですね……?」

こてん、と首を傾げ、たしかにずっと見なかったな、と思いながら。

タマモ > 「して、いつまでそうしておるのじゃ?
こうして、今は妾と共におる、こんなものはいらんじゃろう?」

フードの上から頭を撫でながら、抱き付いてきた少女にそう問うて。
問うておきながら、少女の答えを聞く前に、そのフードを取っ払う。
改めて、じかに手は少女の頭に触れ、髪を梳くように指を絡め撫でて。

「うむ、まぁ、もう終わったからこうして出歩いておる訳じゃがな。
数日とはいっても、なかなかに…やはり、妾に暇は似合わん」

ふと、何かを思い出すように遠くに視線を向け…はふん、溜息。

フィーア > 「……ぁぅ……」

フードを肌蹴られて、あわあわ、と慌ててしまい。
白い翼の耳が露わになってしまい、恥ずかしそうにして。
ぎゅぅ、と抱きついたまま、顔を隠すように。

「…………ん。そう、ですね……あまり、暇そうにしてる姿、は似合わない、です」

顔を隠すように埋めたまま、翼の耳を軽く揺らして。
髪は手串でも梳ける程にさらさらの手触りを伝えて。

タマモ > 「どうせ、こんな時間じゃ…見る者なんぞ、そう居らんじゃろう。
ってか、むしろ、目立つのは妾ではないじゃろうか?
………ほれ、ちゃんと顔を上げねばな?」

慌てふためく様子に、くすりと笑う。
抱き付いたまま顔を伏せる少女の翼のような耳に唇を寄せ、ふぅっと吐息を吹き掛けてみたり。

「そうそう、そうじゃろう?
そんな訳で、せっかくこうして会うたのならば…のぅ?」

まぁ、別に何か意図してる訳でもない、いつもの調子だ。
少女の反応を楽しみながら、髪を、翼の耳を、指先で弄って。

フィーア > 「んっ……は、ぅ……」

くすぐったそうに震えてしまい、甘い声が漏れてしまう。
びくん、と身体もそれに反応してしまい。

「…………」

潤んだ瞳で、期待が滲んだ眼差しを上目遣いに送りながら。
ぎゅぅ、と抱きつく力を強くして。

「……ん……ぁ、ぅ……」

タマモ > 「いつも通りの良い反応じゃ、うむ」

うんうんと満足そうに頷き、ねろ、と一舐め。
周りの目?居るの?みたいな。

「おや…こんな場所で、期待しておるのか?ん?」

一区切り一区切り、言葉を強調して囁いて。
少女からの答えを期待するかのように、じーっと顔を覗き込む。

フィーア > 「……ん……期待は、ちょっと、して、ます、けど……」

ぴくん、と震えながらもじもじとしたまま見上げて。
周りの目も気になってしまうようで。

「……前、言ってた事の続きは、なんだったのかな、って部分も、ある、感じ……です……」

ぎゅっ、と強く抱きついてから、空色の双眸がじ、と見上げて。

タマモ > 「まぁ、その期待は次の楽しみにしておくとしよう。
色々とあった後なのもあるしのぅ、時には、そういう時があっても良かろう」

さすがに、体調崩して寝込んでた病み上がり、なんて馬鹿正直には言えない。
まぁ、遊ぶのはこれくらいにしておこう、そう考えた。
…とは言っているし、こう考えているが、髪と耳を弄る指はそのままで。

「あー…前にも言ったじゃろうが、その名前について、とかな?
後はあれじゃ、こんな場所でも、適当に巡って楽しみようもあろう。
妾が一緒ならば、一人怯える事もない、のぅ?」

そう、名前の意味を聞いて、私的に気に入らない。
だから、それ以外を考えてみようと考えていた。
後は、いつも見掛けた時はフードを目深に被ったりとか…それもだ。
色々と、何か考えていたのだが…こう、いざそういう時になると、なかなかに説明し辛い、かもしれない。

フィーア > 「ん、ん……は、ぅ……」

耳を弄られ続ければ桃色の吐息もまじり始める。
次の楽しみ、と言われ残念そうに見上げてから、頬をすり寄せて。

「……ん……名前は……お任せ、する、です……。
 今は……タマモ様、と一緒に、いた、い、し……。」

それに、と耳を弄られ続ける度にこの体は火照ってしまい。
周りの目を気にしながらぴくん、と震えてしまう。
嫌なのなら、と小さく呟いてから、ぽふ、と顔を埋め隠してしまいながら。

タマモ > 「そんな表情をされると、したくなってしまうじゃろう?
あれじゃ、今は我慢の時?…ま、まぁ、次はその分たっぷりとしてやるから、それまでは、な?」

ここで遊んでしまったら、後々に…うん、間違いなく怒られる。
それを考えれば、これが妥当の線だ…多分?
その分、この感触を楽しんでやろうと、きゅっと耳を摘み上げたりと。

「………うむ、次までに…次までに決めておくのじゃ…
では、一緒に行くとして、どこか行きたいところはあるか?」

このパターン、間違いなく次までに決められずにいる、そうひしひしと感じさせるかもしれない。
それはともかく、一緒に居るは確定として、行き先は少女に決めさせてみる。
決して、この付近に関してさっぱり分からない訳ではない、きっと。
それに、少女からどんな答えが聞けるのか、興味がない訳でもない。

フィーア > 「ひんっ……!」

びくんっ、と耳を摘み上げられてびくん、と大きく身体が跳ねて。
頬を赤くしたまま、潤んだ瞳で、じぃ、と見上げてから。
ぎゅぅ、と腕を抱き込み、自身の豊満な乳肉に挟み込んで。

「…………このあたりは、そういう、とこ、ばかり、だから……。
 あまり、その……」

顔を赤くしたまま、ぎゅぅ、と腕を抱き込んだまま、ふるふる、と首を振り。
遊ぶ、も必然そちらばかりになるから。

「……しない、のなら、表通りに、出た方、が……」

タマモ > 「………まぁ、これは弄ってるだけであって、遊んでいる訳では…ない…うむ」

どっちもどっちだろう、そう言われそうだが気にしない。
見上げる視線を返しながら、腕を包む柔らかな感触に、軽く楽しむように揺らしてみたり。

「よし、では表通りに向かうとするのじゃ。
………えーっと…案内、任せてもよいかのぅ?」

このまま、ここに居ては間違いなく…以下略。
と言う訳で、少女の意見を優先する…のだが、自分が前を進むと間違いなく、迷う。
なので、前は少女に任せた。
決して自分が進むと迷うとは言わないが、これで、誤魔化せる。

しかし、肝心な事を忘れていた。
別に表通りに出たからと、遊べない訳ではないのだと…
それに気付くか気付かないかは、事の成り行き次第である。

フィーア > 「……ん……」

本人は頑張って誘惑したつもりだったようで、やはり残念そうにして。
そのまま、歩き始めれば表通りの方に進み始め。

「……はい、です……任され、ました……」

腕を乳肉に挟み込んだまま、連れ歩きながら。
時折、その乳肉に向かう男たちの下卑た眼差しを受けながら。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からタマモさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からフィーアさんが去りました。