2018/01/02 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区・裏通り」にハーティリアさんが現れました。
ハーティリア > 「ふぁ……あぁ、ふ。」

くぁ、と欠伸をこぼしつつ、小柄な男が薄暗い裏通りをうろつくようにぶらりと歩く。客を引く娼婦や怪しい露店の呼び声から離れるように人気の少ない路地へと足を踏み入れ、グッ……と伸びをして。

「さ、って……年が明けたのはめでたいが、退屈だぁねぇ……どうしようか。」

ハーティリア > 背中に箒を背負い、肩から大きな鞄を下げた白衣の男は適当に見つけた木箱に腰かけると、ポケットから飴玉を取り出してコロリと、口に含む

「んむ、んぐ……また町の外で適当に暴れてもいいけど、一人でやってもつまんねぇしなぁ……本屋が開いたらまた新しい本でも探すんだが……いや、それより……ヤりてぇなぁ。」

ぼそ、と小さく呟き、ついでに良い男いねぇかぁなぁ、なぞとボヤきも付け加えてから……口の中で飴玉をコロコロと転がしつつ、人気の少ない裏通りを見やって。

ハーティリア > コロコロと口の中で転がしていた飴玉が小さくなったころ、カキン、と音を立ててかみ砕き、ざらざらと舌の上で転がす。
冷えてきた体に小さく呪文を唱えてポッ、と小さな熱を放つ明かりを生めば、それに手をかざし。

「寒……ん~、もうちょっと人通り多いとこ歩いても良いけどなぁ……。」

どうしようか、なぞといいながらも中々動かない男、とりあえず木箱から降りてまたグッ、と体を伸ばしてから、考え直すらしい。