2017/12/03 のログ
ご案内:「貧民地区 比較的安全な場所」にバルジリスさんが現れました。
バルジリス > (夜の貧民地区の通り、そこを歩くのは、執事服を着て、
ぽっけに手を突っ込み、咥え煙草をしたチンピラ風の男。
執事服を着た男が歩いているのは目立つのだろう、暗闇から、チラチラとみてくる目の光が…)
あぁ?何見てんだテメェら…
(そう凄めば、その眼の光も消えて……)
ったく……おら、出てこいや。
(そう呟けば、暗闇の中から、一人の少年が出てきて……ぼそぼそと執事服の男……バルジリスに何か言えば)
……分かった。良く情報を集めてきてくれたな。ほら、銀貨十枚。これで妹にいいもん食わしてやれ。
(そう言って、銀貨を渡し、少年は去っていって…)
さーて、どうすっかね……
(執事は何か、考え始めて……タバコの煙を、空に吐いて…)

ご案内:「貧民地区 比較的安全な場所」にハーティリアさんが現れました。
ハーティリア > (今日も今日とて暇つぶし、欠伸交じりにやってきた夜の貧民地区、明かりも無しにすいすいと暗い通りを歩く肩には、何時ぞやの黒猫は今は居らず。)

「……っと、ごめんよ。」

明かりも持たずに歩いていたせいで、小さな少年にぶつかりそうになったのをひょいと避けて一言謝り、そのまますれ違って歩いた先……暗闇に浮かび上がる服は場違い、面構えは相応といった風体の執事風貌を見付ければ。

「おや……こないだの執事のお兄さん。ごきげんよう?」

子供や猫の前では抑えていた、どこか思考が溶けるような甘い香りを纏った箒と鞄を持った小柄な男が、ひら……と手を振り挨拶を。

バルジリス > ……んぁ?ハーツさん。
(そう相手の名を言い、甘い香りに気が付くが……)
……わりぃが……今、少し緊急の用事なんだ。
俺の主のアジトの入り口を探ってる奴がいるらしくてな。
そいつを叩きに行かねぇといけねぇんだ…
ホントに済まねぇ。じゃあな。
(そう言って、タッタッタと走って行って……暗闇の中へと…)

ご案内:「貧民地区 比較的安全な場所」からバルジリスさんが去りました。
ハーティリア > 「おや……そりゃあ残念。」

緩く肩を竦め、暗闇に去っていく執事服は意外とわかりにくいのだな、なんて意外な発見をした気分になり。

「……冒険者なんだから、雇ってくれても良かったんだがな……って、そういや言ってなかった。」

医者としてしか名乗ってないのを思い出してしまったなぁ、なぞとボヤきながらも……箒に腰掛けるとフイッ、と空に舞い上がって。

ご案内:「貧民地区 比較的安全な場所」からハーティリアさんが去りました。