2017/11/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にボブさんが現れました。
■ボブ > (貧民地区で出来た顔見知りの面倒見の良い少年から妹分を狼藉者に攫われたと懇願され、ちょっとしたお節介を焼きに来た男。
ちょっと拳を使った会話を多用し、狼藉者のアジトの前までへとやって来た男は少し薄暗い笑みを顔に浮かべて)
「さぁ~~て、前途ある若人を腐りきったヤツが好き勝手にしちゃいけねぇよな……。
腐ったヤツの相手は臭い物の相手に慣れたヤツが請け負うものだよな……」
(指の骨をパキパキッと鳴らしながら、男はアジトの扉を蹴飛ばし、乱暴に開きあげていけば、相手の準備が整うのを待つ事無く、
地に叩きつけていく所業を機械的に行なってみせていって)
■ボブ > (薄暗いアジトの中、しばし打撃音が鳴り響き、それに合わせて汚い呻き声が周囲に響き渡っていくが、それもすぐに収まって)
「ふぅ~~、とりあえずゴミ掃除はこれくらいかな。
嬢ちゃん居るかぁ~? お前の兄ちゃんがここを出てすぐの曲がり角で待ってるぞ」
(後ろ手にロープで縛られていた少女…少年の妹分の拘束を解き、少女が少年の元へと走り去っていくのを見送っていけば、
男は地に倒れ付した狼藉者達の方を振り返っていけば……)
「さて……女の子が見ている前でやらかすにはちょっと酷な事は避けてたから、さっきは手加減したが、これからが本番だぜ」
(男の表情は…正に鬼…といった表情がありありと浮かび、狼藉者達を見据えていけば、狼藉者達の表情は恐怖に支配された顔つきになっていて)
■ボブ > (………しばらく後、一人で狼藉者達のアジトから出てきた男。 コートの袖に付いている血痕に気づいて)
「ちとやり過ぎたかな……まぁ、後片付けはこちらの方でも仁義を弁えている方々に任せるかな。
あの人たちだったらこいつらも更生に至るだろうし……まぁ、更生しなかったらこの世からさよならだろうがな」
(シャツの袖に付いた血痕を少し気にし、アジトの中で転がる狼藉物の始末……もとい再教育をちゃんとした統制を持っている
裏組織の方々に委任する為に男は裏組織の上役の人が良く集っている酒場へと向かっていった)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 路地裏」にジードさんが現れました。
■ジード > 路地裏と一口に言っても幾つもの種類がある。
ひっそりとした完全に人気のつかない場所や自然と人の通りのある抜け道、
あるいは繁華街の裏側。それぞれに売りたい物の異なった店が並ぶのがこの街だ。
繁華街の中でもこの時間帯に一際繁盛する娼館の立ち並ぶ通りの裏手にある
この店で取り扱っているのは女性へのプレゼントに最適なものか、
あるいは女性に使うのに最適な物ばかり。
時折訪れる者と商談を交しながらも店主は概ね暇な時間を過ごしていた。
「もう少し人通りが多くて売れるという事ないんだけどね。特に装飾品類とか」
売れ行きは悪くない様子だが売れるのは謹製の薬に大半が偏っている。
手ずから仕入れたものの受けが今一つな様子に少しばかり哀愁が漂っていた。
■ジード > 「今日はハズレだな。やれやれ、もうちょっと人通りのいい場所を探そうか」
娼館街の喧騒とは裏腹に静かな路地の様子に苦笑いが浮かぶ。
これはどうにもならぬと思ったか立ち上がると手早く荷物を片づけ、
路地の向こう、繁華街へと消えていくのだった。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 路地裏」からジードさんが去りました。