2017/10/05 のログ
ボブ > (大金を受け取った男……その周りには大当たりをした男の事を羨ましげに見ている者、妬ましげに見ている者、
様々な視線を男は360度全てから受け止めていけば)

「う~ん……? 最初の手持ちがこれだけか……」

(独り言を漏らしながら受け取った配当金の中からこのカジノに来た時の所持金分を抜き出し、自分の財布に戻していけば
大当たりして得たあぶく銭が入った皮袋を高々と掲げて)

「よしっ!! 負けっぱなしのヤツっ! 勝ち運が欲しいだろっ! この勝った金で酒を奢ってやるっ!
勝ち運が欲しいヤツはついて来いっ!!」

(妬みの視線を送ってきてるヤツが金を狙って付きまとってきても面倒だと思い、みんなが見ている前で
使い切ってやろうと酒の誘いをしていけば、奢りの言葉にノリ気になった者たちを連れて男はカジノを後にし、
近くの……貧民地区の安酒場を借り切って、男臭い飲み会へと突入していったとか………)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 裏通り」にジードさんが現れました。
ジード > 貧民地区の中でも一層治安の悪い路地裏の片隅。
ちょうど平民地区と貧民地区とを繋ぐ裏道に当たる路地に怪しげな露天が構えられていた。
とはいっても場所が悪いのか訪れる人影もほとんどなく店の様相は閑古鳥。
繁盛していないのは一目瞭然。

「今日も今日とてこの当たりは人気が無いな、っと。――そろそろ店出す場所考えないとなあ」

はて、と声を上げながら騒々しい繁華街のある方角に目を向ける。
この当たりは特に昼間は繁華街に抜ける客足が結構な数あるのだが夜になると
途端に足が途絶えてしまうようだった。治安的には良い事
かもしれないが商人としては実によろしくない状況だ。

ジード > 「今日はハズレだな。やれやれ、もうちょっと人通りのいい場所を探そうか」

娼館街の喧騒とは裏腹に静かな路地の様子に苦笑いが浮かぶ。
これはどうにもならぬと思ったか立ち上がると手早く荷物を片づけ、
路地の向こう、繁華街へと消えていくのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 裏通り」からジードさんが去りました。