2017/09/26 のログ
シェリス > 「あたしに鞭で引っ叩かれてる時とは大違いだねぇ。
 もしまた見かけることがあったらもう一回しばいてやらないといけないねぇ」

あっはっは、と笑いながら物騒なことを口にして。
困った顔をされれば、さらに一歩距離を詰める。男のリーチ圏内に。

「あたしほら、こんななりだからねぇ。
 兄さんみたいな逞しいの…興味あるよ?」

言いながら、腹にするりと手を沿わせて。
女性らしいとは少し離れかけた、筋肉質な引き締まったそこへと視線を向けさせようと仕向けていく。
どうやら、今日は大分気が乗っているらしい。

イグナス > 「ッはは、それでちぃとはこりてこくれりゃいンだがな。
 …やれやれ、気持ちよさそーにノビちまって。」

げしげし、軽く何度か蹴ってみるも、反応なし、完全に気絶してた。
その間に詰まる距離、女の匂いすらも感じられるような範囲で、男も呼吸。
は、と強い吐息が欲望を感じさせて。

「――………それじゃあ、遠慮なしだ。
 ……ああ、よかった。だいぶ腹が減ってたから、もう我慢できなくなるとこだった。」

さっきまでの様子から一転して、ケダモノのような笑み。
欲望たっぷりで、彼女にそれを余すところなく、隠さず見せて――。

シェリス > 「ま、こーいう奴らは凝りやしないさね。
 ちょっとしばいて真人間になるなら治安維持なんて簡単だよ」

笑いながらその様子を見つつ。
男の空気に当てられるように、こちらもふるりと体を震わせ。

「いいよ…?
 外はちょっと遠慮できると嬉しいけどね」

くす、と笑ってどこかいいところ知らない?と。

イグナス > 「ほんとにな。まあ、お蔭でこっちのメシの種にもなンだけども。」

彼女が同意してくれるならば、もう我慢、あんまりできない。
外でこいつらに見られてなんて御免だし、問いかけられれば、こっち、と連れて行く。
すぐに姿は夜闇へと消えて――

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からイグナスさんが去りました。
シェリス > 促されるままに歩き出す。
後にはごろつきの山だけが残されていた。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からシェリスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 裏通り」にジードさんが現れました。
ジード > 路地裏と一口に言っても幾つもの種類がある。
ひっそりとした完全に人気のつかない場所や自然と人の通りのある抜け道、
あるいは繁華街の裏側。それぞれに売りたい物の異なった店が並ぶのがこの街だ。
繁華街の中でもこの時間帯に一際繁盛する娼館の立ち並ぶ通りの裏手にある
この店で取り扱っているのは女性へのプレゼントに最適なものか、
あるいは女性に使うのに最適な物ばかり。
時折訪れる者と商談を交しながらも店主は概ね暇な時間を過ごしていた。

「もう少し人通りが多くて売れるという事ないんだけどね。特に装飾品類とか」

売れ行きは悪くない様子だが売れるのは謹製の薬に大半が偏っている。
手ずから仕入れたものの受けが今一つな様子に少しばかり哀愁が漂っていた。

ジード > 「今日はハズレだな。やれやれ、もうちょっと人通りのいい場所を探そうか」

娼館街の喧騒とは裏腹に静かな路地の様子に苦笑いが浮かぶ。
これはどうにもならぬと思ったか立ち上がると手早く荷物を片づけ、
路地の向こう、繁華街へと消えていくのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 裏通り」からジードさんが去りました。