2017/09/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 路地裏」にジードさんが現れました。
ジード > 普段から怪しげなガラクタやまがい物が売りに出されている貧民地区の中でも
本当に如何わしい物を取り扱っている店の大半は路地裏にひっそりと佇んでいる。

「やあやあ、何かご入用な物はないかい?一通り――」

その一つである路地裏の入り口付近に設えられた露店の主は、
客が訪れるのを商品を陳列しながら時折通り掛る人影に声をかけていた。
素気無く通り過ぎる者、興味を惹かれるもの、何かを手にして去っていく物。
様々な反応を示しながら静かな路地に一時の喧騒を添えてはまた静寂に引き戻されるのを繰り返していた。