2017/08/20 のログ
シュカ > 単なる会話、にしては聊か雰囲気が異なっている二人のやり取りを見ながら歩みを進め、
ある程度、二人の会話が聞こえるまで距離を削いで、足早に進めた歩みを緩めて後、足をとめた。

確かに、小柄な方は見知った人物に違いなく、二人を交互に見たものの、返ってきた明るい声色と屈託のない表情に、
お、とばかりに目を見開いてしまう。

「よォ、久しぶり。つか、お前さん、ずいぶんとまた可愛い顔するもんで、驚いたワ」

見知った相手ではあったが、自分の知る限り、今のような屈託のない笑みを浮かべた姿は見せてもらえなかった。
故に、聊かの驚きと意外性に目を細めたものの、それをやや冗談めいた軽い口調で指摘し。

「ん、あぁ、そうそう、用事つったらひとつ。さすがおじょーちゃん、話が早いね、その理解力には感服する」

ぽん、とか肩を叩かれると、さすが~、などと相変わらず軽い口調で答えてから、うんうん、と頷いたのち、
気安く肩を叩くのが運の尽き、距離が削がれたのをいいことに、
そのまますっと腰に腕を回して、傍に立っている女性へと向き直ると、

「じゃあ、ほら、オタクのおじょーちゃん、理解が早いんで、“用事”済ませてもらおうかと思うんで。
今夜一晩、朝までコースね~」

にこやかで、清々しいまでの表情で、ご指名入れて。
彼女の状況を思い出せば、
逃亡奴隷=娼館から出てきた=ここの娼館に落ち着いた=今夜ご指名ね、
という図式が出来上がったのは言うまでもない。

リュシー > (そもそも、あまり物事を複雑に考えるタイプではない。
喉もと過ぎればなんとやら、の典型というべきか、それに何より、
彼からは特段、恐ろしいことも嫌なこともされなかった、と思う。

だからこそ、の笑顔であり、気安い言葉つきであり―――今やそれも、
下世話な「納得」とともにへらりと緩んでいたが―――、
しかし、しかしである。)

そりゃあ、会いそうにないところで知り合いに会ったりすると、
やっぱり嬉し、――――― は?

(ぽんぽんと彼の肩を叩けた、ということは、己の手が届くぐらい、
互いの距離が近かったということだ。
それはともかくとして、なにゆえ、この男の腕は、当然のように己の腰を抱くのか。
はて、と首を傾げる己の傍らで、とんだ爆弾発言が投下される。)

は、――――― へ、おい、ちょっ、……ちょっと待っ、
ちが、違うだろ、それはあぁ!

(彼の頭のなかで、己は逃亡奴隷から娼婦へクラスチェンジしてしまったのか。
それとも、ただ単に面白がられているだけなのか。
いずれにせよ、己をひとまずは安全な館のなかへ引き留めようとしていた女と、
彼との利害は完全に一致した、ということだ。
己がいかにわめこうと、騒ごうと、彼女のほうは商売用の、
それはそれは艶やかな微笑を彼に向けて、
「かしこまりました、お部屋のタイプにご希望はございます?」
なんて―――先に立って、館のなかへ案内しようとしている。)

いや、だから違うって!
確かにお世話にはなったけど、ぼくはここの商品じゃなくってえぇ…!

(出ていくんだってば、行くアテなんかないけれども。
そんな己の主張はきっと、二人がかりで黙殺される運命なのだろう。
あれよあれよという間に、客、として認定された彼の希望に添った部屋が用意され、
己は当然のごとく、そこへ連れ込まれてしまうのだろう、と。)

シュカ > さりげなくどころか、何ら遠慮なく腰を抱き、娼館の女性に、支払い方法は?などと話を勝手に進めている。
初めこそ困惑き気味こちらを見ていた女性も、そうとなれば、とばかりに商談開始。
どうやらこの界隈の女性たちは理解が早いらしい、素晴らしい、と満足げに目を細めていたが、当然のように非難の声を上げる相手とに、漸く話しを中断、わざとらしく、どした?などと首を傾げ。

「え、なんで?リュシー、お前さん、立派にここで働いてンだろ?
ちゃんと首輪も取れてるし。うん、お前さんなら、この界隈一のおねーちゃんになれる!
俺が保証しよう!!」

なーっ!と同意を求めるのは娼館の女性にである。
女性にとっては、こんな阿呆の野獣がのさばるこの界隈に、可愛い少女を放つよりは、娼館へと導いた方がいいと思ったのだろうが、
こちらはそれはそれで好都合、いいねえ、とにんまりしながら、

「お部屋タイプ、だって。どーする?おねーさん、オススメあんの?
んーと、俺はとりあえずベッドがあればいいかな」

…散々女性と商談した癖に、チョイスしたのはごくごく普通の、そして一番お安いお部屋だったのは懐事情にもよる。
それに正直、再会した少女を独占できる時間を過ごせれば、どこでもよかった。

「ハイハイハイ、リュシー、そう照れなくて大丈夫だって。俺が優しーのは知ってるだろ?」

かなり胡散臭い“優しい”という主張をしながら、とりあえず女性に続いて足を踏み入れる。
なるほど、初めて来る娼館だったが、なかなか中は豪奢なものだ。
案内する女性に従って歩むも、その間、ちゃっかり腰やらそれからお尻やらをさわさわして、叱られつつ。
そんな冗談めいたやり取りをしながら案内された部屋は、娼館らしからぬ、と言うべきなのか、むしろ娼館らしいというのか、
大きな天蓋付のベッドが中央に置かれただけの部屋だった。
湯浴みはあちらで、というから、一応浴室もあるのだろうが、実に無駄のない実用的な部屋、であった。

ごゆっくり、などと女性が声をかけるのを聞いて、どーも、とひらりと手を上げるとともに、腰に回して悪戯していた腕を解き、
一足先にベッドへと腰を下ろす。

そして。
ただじっと、何も口にせず、半ば強引に連れ込んだ少女を見つめ。

リュシー > (ただでさえ、商売モードに突入してしまった彼女には、
己ごとき、もとから太刀打ちできるものではなかったのだろう。
せいいっぱい肩をいからせて声をあげても、振り向くのは彼だけ。
しかも、―――やっぱりというかなんというか、しっかり勘違いしていた。)

ちっ、がああう!
首輪はたしかに取れたけど、そういう意味じゃない、っていうか、
そんな保証、してくれなくていいからあっ!

(必死に声を張りあげたのだが、どうやらこの場において、
声の大きな者が勝つ、ということにはならない様子。
己一人を置き去りに、さくさくと商談は進んで―――
そも、この界隈における娼館の相場など知らぬ身であり、
口を差し挟むことなど、まったくできなかった。

優しい、とかなんの冗談だ、と言いたげな目をして睨めば、
商売モードの彼女からたしなめられる有り様。
己に出来たことといえば、せいぜい、彼女の目につかぬところで、
不埒な目的で伸びてくる手を叩き落としてやる程度か、と。

―――――そうして、みごとに出奔に失敗した己は、彼と一緒に客室へ。
案内役をつとめてくれた彼女が下がるころには、すっかり不貞腐れたように、
胸の前で腕組みなどして佇んでおり)

――――― あんたがスケベだ、ってのは重々知ってたけど。
まさか、ここまで強引な男だとは思わなかったよ。

(やたらと存在感を主張する、天蓋つきのベッドの上。
さっさと腰を落ち着けた彼を、数歩の距離をあけた位置から、
深く眉根を寄せた顰め面で見つめながら)

……それで、……本当はあそこで、何、してたのさ。

(さっきは下世話な冗談にしてしまったが、もしかすると本当は、
もっと真面目な目的があったのでは、と。
だとしたら、巻き込んでしまったことを謝らなければならない、とも)

シュカ > 「え、違うの?飼い主さんが見つかったってわけじゃなく?」

すっとぼけるのは上得意。わざとらしく首を傾げて、更にわざとらしく瞬きして見せる。
しかも、若干失礼な言い方も含んではいるが、首輪ないしな、とあの重たげな黒い首輪のなくなった白い喉元に視線を馳せ。
が、さすがに大声を出す姿を見ると、ぷは、と笑って、ジョーダンだって、と果たしてどこまで冗談なのかわかりづらいながらも、
ひらりひらりと手を左右に振って、揶揄するのが楽しいと言った風で。

だから、二人になったとなれば、不機嫌極まりない表情で佇む相手の様子さえも、何とも微笑ましいわけで。

「え。俺、スケベじゃないって。“ちょースケベ”だから強引だし?
つーか、おじょーちゃん、そんな顔すんなよ、久々の再会だろ、さっきみたいな可愛い顔が希望なんだけど」

漸く口を開いたとなれば、訂正の言葉。
冗談めいた口調は相変わらず、けらりと悪びれずに告げてから、少しばかり肩を揺らして笑い。
相手の表情の原因が、100%自分にあると解っていながらも厚かましいお願いを口にする。

「ん、何をしてたか、か………」

問われた言葉を復唱する。
先ほどまで、なーんにも考えていないような冗談を繰り返したものの、さすがに少しばかり考え込むような間が落ちる。
傍から見れば、言葉を選んでいるようにも見えるし、何にも考えていないようにも見えるし、暫しの沈黙のあと。

「そうだな、まぁ、…アレだ。お前さんを探してた。そんだけだよ、この辺りに居たのは」

短く、問われた事のみ答えると、少しばかりバツの悪い表情が滲み、
それを誤魔化すみたいにやや大げさに、ひょい、と首を竦める仕草をして。

リュシー > 違うって言ってんのに、あんたってやつは!

(もう、はっきりわかっている。この男は完璧に面白がっているのだ。
こうなったら次に手が伸びてきたなら、絶対に全力で引っぱたいてやろう、と
心に決めたけれど―――全力のビンタをお見舞いする機会は、残念ながら巡ってこないまま。

乱雑な口の利きかたをしようが、全力で殴りに行こうが、
もはや誰の咎めも受けない、個室のなかで。
性懲りもなく繰り出された冗句交じりの発言に、己はますます眉間に力を入れて)

ちょー、とか言って笑ってんじゃないぞ、このド変態め。
………そんで、可愛いとか言うな。

(照れるんだよ、とは言葉にしなかったが、白い頬にほんのり赤みが滲む。
はじめは本当にほんのり、ごくわずかに、だった朱の色が、
己が発した問いに対する答えを得た途端、見る間に耳朶やら首筋やらにまで広がって)

な、――――― え、あ、ええ、え?
ちょ、…だって、え、ここ、王都だよ?すっごく広いんだよ?
そんな、……いや、いやいや。

(相手にしてみれば単純に、偶然行き会った小娘の行く末を案じてくれただけ、かも知れないが。
なんともこそばゆいような、―――こちらまで、どんな顔をすれば良いのかわからなくなる。
きょときょとと落ち着きなく、部屋のあちこちへ視線を泳がせてから、
一歩、二歩、彼が手を伸ばせばギリギリ届くかも知れない距離まで歩み寄って)

……シュカって、バカだろ。
そんなことで、…せっかく稼いだお金、使わされちゃってるし。

(初対面の時といい、なんだか己はいつも、彼の懐に打撃を加えている気がする。
吐息交じりに彼を見やりつつ、やや下がり眉気味ながら微笑みかけて)

シュカ > 全力で、かなり元気よく全否定されるも、解ってる解ってる~、とまったく解っていないフリにて頷く。
外で見かけた姿と打って変わって、正直というか、素直というか、そんな反応は面白い。
だからこそ、可愛いねえ、と暢気に、面白がって相手を見ているわけだが。

「じゃあ、“とんでもないスケベ”でもいいけど。ド変態でロリコン、て誰かが認定したから、そーですしー。
さっきみたいな、可愛い、可愛い、めちゃくちゃ可愛い顔してクダサイ」

根に持ってないけどね、と言いながらも、若干言葉に棘があるのは根に持っている証拠。
ド変態でロリコン、は現状、否定できないし、むしろ正解だが、
それをきっぱり断言されると、腑に落ちない気もする、という何とも面倒な理由。
だから、お返しに、頬を染めたのを認めると、可愛いを連発。

「んー…まぁ、そうなんだよな、人探すっての、なかなか大変だってことは解ったから、今後ギルドの仕事は選ぶ方向で。
でも、この辺の地理も理解できたからよかったけど」

相手の表情やら視線の動きやらを見ると、馬鹿正直に答えたことに少しばかり後悔を覚え、苦笑いを浮かべると、
すぐにそれを誤魔化すように、ことさらどうでもいい話を口にして。
異邦人たる己ですら、行ったり来たりしたおかげで、貧民地区の地理は確り頭に入ってしまった。
…しかし、どの娼館のおねーちゃんが美人だったか、という意味でのマッピングなのは何となくナイショにしておいた。

「つーか、バカとかいうなよー…否定はせんが」

先ほどこに案内してくれた女性はにこやかに、かつ優雅な所作で、最も大事な「金額」を教えてくれなかった。
夢の時間を前に、金額を伝えるなんて言う不躾はしない、というルールらしい。
もっともではあったから、それ以上金額については追及しなかったのは。

「まぁ、金は稼げばどーとでもなる。…けど、さっき、あのまま見送ったら、次は逢えないかもしれないだろ?」

結局は、金と天秤にかけるまでもなく。
手を伸ばし、そのほっそりとした腕を掴む。
掴む力を加減してはいたが、やや強くこちらへ引き、そのまま抱きしめようという算段で。

リュシー > (とんでもないスケベ、だとか、ド変態だとか、ロリコンだとか。
そのあたりの呼称が全て、己の後頭部にも刺さってくるのは相変わらずである。
どうやら、以前会った時ぶつけた罵声なども根に持っているらしい、と気づくと、
えへへ、とわかりやすい誤魔化し笑いを浮かべてみせ)

いや、あの、……それ、そんなに傷ついた?
やだなぁ、あんなの、売り言葉に買い言葉ってやつだし、……

(というかそもそも、彼がロリコンの変態だったからこそ己は助かったのだ、
などと、危うく口に出しかけて止めた。
とにもかくにも、彼が己を多少なりとも気にしてくれたのは確かなのだし、
それについては素直に感謝しよう、と思う。
思うが、しかし、どうしても照れる。
明らかに熱っぽく感じられる頬へ、そっと片手を宛がいながら俯いて)

…そりゃ、そうでしょ。ぼくだってずっと、ここに居たわけじゃないし。

(この王都で、首輪のついた小娘一人、よく探し当ててくれたものだ。
己はあずかり知らぬところだけれど、その過程で少しばかり、
個人的に有益な「この界隈の美人さんリスト」が出来ていたと聞かされても、
生まれついての女ではない己は、仕方ないなぁ、と笑ってしまえるはずである。

けれど、それにしても。
おそらくは身体を張って稼いでいるはずの金を、こんなことに使わせるとは―――
いっそ己が本当に、男を悦ばせる手練手管の持ち主であったなら、
ここまで罪悪感は覚えないのかもしれない。)

だって、バカはバカじゃないか。
お金があるなら、普通にちゃんとしたお姉さん買った方が、

―――――っ………、

(俯いたままで言い募る己の腕に、彼の手がかかる。
引き寄せられて、ふらりと傾いだ身体を抱き留められると、
もう、軽口も憎まれ口も叩けなくなってしまう。

ちょうど、彼の腰を左右に跨ぐ格好で両膝をつけば、
ワンピースの裾は彼の腿で捲れあがり、白い腿がわずかに覗く。
真っ当な少女であれば裾を気にしたのかも知れないが、己は伸ばした腕を彼の背にまわし、
肩口あたりへそっと、熱を孕んだ顔を伏せて目を瞑り)

―――― バカだなぁ、とは思うけど、でも、嬉しいよ。
探してくれて、……見つけてくれて、ありがとう。

(彼の首筋へ、微かに震える吐息を伝えながらの囁きには、
己自身も意識せぬまま、ほんの少しの甘さが滲む。
―――――勿論、バカ、という部分を除けば、だけれども。)

シュカ > 「エ。全然根に持ってませんヨ、俺。寛大ですから。
ちなみに、俺が、正常で真っ当な人間なら、今頃どっかの誰かさんは輪姦でしたけどね」

なぜか敬語。
そして白々しく否定して、追手Aの己と、追手B~(以下略)に追われていた相手が、己以外に捕まったとなれば、その顛末をこれでもか、と言いつのる意地悪さで。

「奴隷って、この界隈に売られるモンだと思ってたけど、まぁそうだよな、お前さんもここにすんなり来たわけじゃないだろうし。
でも、何にしても今日、目星をつけたのはアタリだったから、俺って強運らしい」

他所から来た人間にしてみれば、奴隷が行きつく先、について働く想像はさほど逞しくない。
娼館であれば、富裕地区も平民地区もあるが、首輪を付けた奴隷が行きつく先はなんとなしにこの辺りだろうという安直な考え。
それでも、こうして再会したのだから、よしとしよう、とばかりに、ふ、と笑みを零す。
それは揶揄だとか、面白がって、といったたぐいではなく、安堵を含んだものであり。

「バカまで認定されるわけか、俺。…んー、金の使い方は、金を稼いだ人間が決めることだろ?」

言い終わるより早く、捕えたその身体を確りと抱き寄せて。
その身体は、何時ぞや抱いた時同様に小さくて、腕にすっぽりと収まってしまいそうだった。
だが、あの時と違うのは、こちらが、捲れた裾から覗く白い腿に無遠慮に手を伸ばしはしなかった、ということ。

「そういってもらえたなら、探した甲斐がある。俺も、逢えて嬉しい」

肩口に顔を伏せる相手の頬へと手を伸ばし。
そのまま、顎のラインをなぞるように指先を這わせたあと、そのまま、上へと向かせて。
それが叶えば、一度、視線をかち合わせたあと、僅かに和らいだ笑みを浮かべるのは、多少なりとも相手を気遣うような、
ほんの気まぐれめいた純粋な優しさが頭を擡げたからで、
その後は、そのまま逃れられぬように、やや腕に力を込めてから唇を奪い。

リュシー > っ、………いや、あの。だから、その。

(言葉遣いがやけに丁寧になった、というのは、もしかして危険な兆候なのか。
女の身体でする諸々は今や、決して嫌いではないけれど、それでも、
何人もで取り囲まれることを考えると、さすがに怖い。
もごもごと口のなかで「ごめんなさい」と呟いたのは、聞こえたかどうか。)

奴隷がどこへ売られるものなのかなんて、ぼくだって知らないけどさ。
王都以外、だって考えられるわけだし、
……強運なのは、シュカだけじゃないかもしれないよ?

(己がもう少し早く出発していたら、きっと擦れ違いになっていたのだろうし、
もう少し遅ければ、彼のほうが諦めて立ち去ったかもしれない。
そんなふうに考えると、抱き締められた腕のなかから彼に伸ばす手指にも、
自然と縋りつくような力がこもるというもの。
懸命にしがみついたりしなくても、少なくとも今夜は、
この腕のなかから、引き剥がされることはないはずなのだけれど。)

………シュカのお金だから、もちろん、好きに使えばいいと思う、けどね。
でも、なんだか、……ひとが、自分のために、……お金、使ってくれる、っていう、のは、

(胸の奥が甘酸っぱく疼くような、身体の芯がふわりと暖かくなるような、
不思議な心持ちがする、と―――
この感覚をうまく説明する言葉は思いつかず、会えて嬉しい、と告げられれば、
もう、それ以上、言葉を尽くす必要はない気がして。
頬から顎へとすべる手指に誘われるまま顔をあげると、碧い瞳をそっと細め、
やや遠慮がちな微笑に綻ばせたくちびるを、ほんの少しだけ開く。

彼のくちびるが触れた刹那、微かに震えた瞼をゆっくりと、再び閉ざして。
静まり返った部屋に、甘く、やわらかく、くちびるを啄む音が、幾度か響き―――)

………ん、……ん、ふ……っ、っ……。

シュカ > 思わぬ素直な言葉に、お、と眉を上げ。
聞こえなーい、と意地の悪いことを口にはするが、冗談だと示すように、背をぽんぽん、と撫で叩く。
さすがにそれ以上の冗談は、空気を読んで言わないが、背に回した腕はゆっくりと撫で叩くまま。

「王都以外か。…それは考えてなかったな、ダイラスとかだったら骨が折れた。
お前さんの強運ってのにも感謝かな」

王都でなく港町なら、そこから船に乗せられ、どこへいくやら、見当もつかない。
そう思うと、こうしていることの幸運に感謝である。
この国の神様は知らないが、まぁ、誰でもイイです、とかなり適当ながらも、感謝だけは一応。

「ま、お前さんのため、っていうより、俺自身のためだろ。
どこかのオトコに、少なくとも今夜はリュシーを渡さなくて済む独占料ってやつだしな」

単なる独占欲からくるもの、だから気にするな、と精一杯の気遣いの言葉も、何とも素直じゃないものだが。
なんとなしにでも伝わればいい、程度に言葉を重ねたが、それ以上の言葉を紡ぐよりは、もっと明快な方法がある。

少しだけ開かれた唇を奪えば、それは己を受け入れてくれる証拠だと勝手な推察。
軽く啄むように、その柔らかな唇を堪能すれば、それ以上を求める欲望は歯止めが利きそうにない。
遠慮なく舌先を差し入れ、歯列をなぞり、より深く求めようと少しばかり首を傾け。
耳に届く弾む呼吸に、喉が鳴る。

「リュシー…その、アレだ。優しー俺だけど、優しくできねぇかも………」

自称“優しい”男は、昂ぶる興奮と劣情とにそんな予感が口を付く。
年端もいかぬ少女相手に、オトナとしては多少の余裕を見せたいところではあるが、最早そんな余裕さえ失いつつある自覚がある。
背に回した手が、ワンピースの背のファスナーに伸び、それを肩から外せば、柔らかなベッドへと組み伏せて、再び唇を重ね。

今だけはまるで己のモノだと言わんばかりにその身体を求め、印を柔らかく白い肌に、そしてナカに刻んで。
時間が許すまで、ただ貪欲に少女の身体と心を求めて身体を重ねては、夜は更けて…―――。

リュシー > (聞こえない、などと言われればぐっと奥歯を噛み締め、
それでももう一度、同じ言葉を繰り返そうとしたが、己の背を抱く彼の掌が、
宥めるように穏やかなリズムを刻んだので、ほ、と息を吐いて。

悲観的な考えかたには慣れていない、しかし最近はときおり、
マイナス方向に思考が流れてゆくこともままあったため、
遠い異国へ売られてしまう可能性を示唆する都市の名前には、
ぴくん、と肩が跳ね上がってしまったが―――)

外つ国に、興味がないわけじゃない、けどね。
できれば首輪つきじゃない時に行きたい、かな…。

――――― そ、っか。
独占欲、って……ずっと、鬱陶しいものだと思ってたんだけどな……。

(こちらから誰かに向けるのも、誰かから向けられるのも。
どちらにしても、あまり良いものだとは思っていなかった。
なのにどうして―――――しかしその先は、いま、確かめなくてもいいことだと思った。

だって、言葉を紡ぎ出すためには、くちびるを動かさなくてはならない。
触れて、啄んで、押しあてて―――あわいから滑りこんできた舌先へ、
己のそれを添わせて、絡ませて、混ざり合う蜜を啜って。
白い喉の奥へ伝い落ちてゆく蜜を、甘い、と感じてしまったら、
―――――その甘露を諦めてまで、言葉を繋ぐ気にはなれなかった。)

ふ、―――― あは、は……、良いよ、シュカ、………優しく、なくて良い、よ。

優しくなんか、なくて良い、から、……ね、もっと、頂戴………?

(優しく出来ない、などと正直に吐露する男を前にして、
思わず声に出して笑ってしまった。
求められることが嬉しい、欲しい、と手を伸ばしてもらえることが嬉しい、
この気持ちは、いったいどこから来るのだろう。

怖いことは嫌い、痛いことも苦しいことも、できれば避けて通りたい。
けれど、彼がそんなふうに素直な感情を伝えてくれるなら、
己もまた、正体の知れない感情のおもむくまま、彼にこの手を伸ばそう。

柔らかなベッドの上、清潔に整えられたシーツの海に四肢を泳がせ、
暴かれた素肌へ彼のしるしを刻まれるたび、か掠れた声をあげて身を捩り。
己が腰をくねらせ、脚をはしたなく開いてねだるのと、
彼が言葉で、あるいは行動で、己のなかへ入りたいと訴えるのと、
果たしてどちらが先だったか。
どちらにしても、朝が来るまで、この部屋には二人きり。
幾度求め、求められ、互いに昇りつめたか、全てを知るのもこの、二人のみ、と――――。)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からリュシーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からシュカさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 路地裏」にジードさんが現れました。
ジード > 普段から怪しげなガラクタやまがい物が売りに出されている貧民地区の中でも
本当に如何わしい物を取り扱っている店の大半は路地裏にひっそりと佇んでいる。

「さて、客が来てくれるといいんだけどね。この当たりにはまず店を出さんからねえ。事情が分からん」

その一つである路地裏の入り口付近に設えられた露店の主は、
客が訪れるのを商品を陳列しながら静かに待っていた。
装飾品や薬瓶などの並べられた乱雑な構えではあるが求める物が見ればわかる、そういう店構えである。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 路地裏」にフランさんが現れました。
フラン > 「確かこの辺りってたよな……」

あるものを探し平民地区の店を回り見つからず、
取り寄せがきくのかと店で尋ねれば貧民地区でながら見つかるかもしれない。
それを聞き見つかればとの期待を持ち貧民地区へと足を運ぶ。

迷った時とは違い今回は直ぐに平民地区へと戻れるように自前でメモを取りながら店を探し、
よくやく一軒の露店を見つければそこがそうなのだろうと安直に考えて。

「商品少し見させてもらうな」

店主の顔を見ずに陳列された商品に目をやって、薬瓶や装飾品の中に探し物がないかと探す。

ジード > 「どうぞ、いらっしゃい――おや君は」

新たな来客に一息つきながら現れた少女を見ると見覚えのある顔だった。
妙な偶然もある物だと感心した様子で頷きながら少女を見下ろす。
何か探し物が明確にある様子に不思議そうな表情を浮かべながらも顎に手を乗せる。

「それで何が要り様かな。またこの前の様に迷いでもしたかい?」

フラン > 「……あん……?あ、あんたは…」

あればいいと考え探し物がないかと見ていればかけられる声。
まるで知っているような言葉に視線を商品から上げれば見覚えのある顔。
見下ろす男の顔を見上げていればあの日の事を思い出し頬に赤みがさして。
不思議そうにしている顔を直視できずに商品に視線を戻して。

「きょ、今日は客だよ。迷ってねぇって」

冷静を装おうとするがどうしてもどもってしまい。
探し物があると頷いて商品を眺め続ける。

ジード > 「随分と初心な事だね。この街だったらあんなことくらいよくあるだろうに」

こちらを見上げ朱の点す顔。少女の初心な様子にからかうよう言葉を投げる。
それこそこの地区でならよくある話であると笑い飛ばす。
しかし客と言い張る様子を見れば顎に当てた手を軽く差売り。

「なるほど、お客様。それで何をお探しかな?」

普段よりラインナップの少なくなっている店構えである。
少々訝しげな様子で目当てを問いかけ。

フラン > 「あんなの初めてだっての!そ、そもそもな…あんたが初めてだったんだぞ」

揶揄うような男の言葉に顔を赤く染めて言葉が荒くなり。
この地区ではよくあるなら来るには今以上に気を付けないとと内心に慌てて。
しかし今回は迷ったわけでは本当に客であり。

「こうさ、魔法に耐性のできるアミュレットとかあるか?」

以前に聞いたような薬ではなく、仕事やプライベートでもあれば弁rにという道具。
それを探していると訝しげな様子で見てくる男に告げて。

ジード > 「そいつは災難だったね。慣れた方がいいと思うけど。
 それともまた抱かれたくなったかね?」

悪びれた様子もなく飄々と言い放つ。
ある意味この町の住民らしい言動といえばそうだろう。
あまりから買いすぎるのもよくないかと改めて向き直り注文に手を下す。

「もちろんあるけどそれなりに高いよ。手持ちはあるかい?」

提示した値段はそれなりの値。それこそ武器であれば軽く数本は変える値だ。

フラン > 「今考えたら帰り道の案内でって……最悪な初めてだし…。
あんな事になれたくねぇよ。そんな訳あるか!」

完全に男のペースに乗せられて顔を赤くして声を荒げ。
この街の住人は油断できないと、この辺りの住人ではなさそうな男の言葉でそれを考えるのもどうなのだが。

「あるのか?そりゃ助かるよ。で値段はどれだけなんだ…?」

提示された価格を聞けば凍ったように固まってしまう、
それなりに稼いだ額が持ってきているが足りず。
今まで稼いだ分全て集めてもぎりぎり足りない…。

思わずもっと安いのはないのか?と見てしまう。

ジード > 「別にセックス自体は悪いものでもないだろう。楽しめる物は楽しんだ方が良いだろう?」

自分の売り物にしている薬ものそういった用途の物が多い。
それだけに特に忌避感はなく笑って言い返すが硬直した少女の様子に首を横に振る。

「それなりに値引きしてこの値段なんだ、これ以上は無理」

そう無慈悲に言い切って捨てる。
流石に商売人だけにこればかりはある程度しっかりしている様だ。
反面少女がどういう反応をするのかを愉しむ様に眺め。

フラン > 「あんたはそうだったかもしれないけどな。私には最初は痛いだけだったっての」

男の扱う商品すらで赤くなり慌てただけにそっち方面は全くという様子を見せて。
忌避感なく笑う男にこれが性別の差かと言葉では勝てそうになく。

「値引いてこれなのかよ……。な、もう少しだけ如何にかなんない…?」

無慈悲に言い切り捨てられてこれ以上高いのかと驚き。
揶揄っている様子とは違う商売人としての顔、おそらくは自分で足下に及ばないであろう言葉使いに口どもり。
これ以上負けてはもらえない、でも必要と……どうしたらと悩んでしまい。

ジード > 「後の方が違ったならそっちの方を基準に考えればいいんじゃないかね」

からかうよう様子を隠しもせず瓶を横に揺らしながら言い返す。
最初はという言葉に肩だけ大げさに竦めて見せるのだ。

「お金を稼いでくる手段というなら――表通りの娼館でも紹介しようか?
 いつでも平民地区のしっかりした場所ならいざ知らず、ここらの娼館ならひ一晩限りでも大歓迎だろうな」

くると指を回して表通りの方を指差して意気地の悪い提案。

フラン > 「そっちを基準って言われてもな…私はそっちの方はこの前まで本当にさっぱりだったんだよ」

揺らされる瓶の中身がなんとなくわかり、揶揄う様に揺らして言われる言葉にもはや完全に毎木したという様子に。
自分の口からは最後は気持ちよかったなどいえるはずもなく。

「稼ぐって言ってもな。仕事に出てる間に売れたら意味ねぇだろ?4しょ、娼館!?そ、それってアレだよな……あの時みたいなことしろってことだよな?」

刺された方角を思わず向いてしまい、そちらに何があるのかと男の言葉で改めて知り。
そこでの稼ぎは判らないがそれで足りるのかと不安は残り。

「そ、それよりもな…。私みたいなガサツなの買うやつがいると思うか…?」

ジード > 「その年の荒事稼業でそこまで初心なのは珍しい気がするねえ」

年若くとも擦れている人間が多いのが荒事の稼業である。
自分の評価を同にも気にした様子の少女に敢えて何とは言わずとも自然口元に笑みが浮かんだ。

「それで売り切れるほど客入りがあってくれればいいんだが残念ながら閑古鳥でね。
 もちろんお客さんの容貌次第だから何もないって事もあり得るんじゃないかね?」

余程の業運があればそういう相手に引き当てられることもあるだろう。
そういう場合はまた別の厄介ごとが付いてきていることが常ではあるが。

「さて、それはお客次第だが――何だったらこの前と同じように体で払うかい?

フラン > 「この国に来るまでは気の知れたのでやってたんだよ」

最初から決まったメンバーで荒事をしていたのでそっち方面はさっぱりだったと。
しかし今はその仲間も別な国にいるだけに迷子となり男と経験をしてしまったという訳。

「閑古鳥が鳴いてるなら安心だって言えないだろ?あんたが別の店に流すかもしれないしさ。
娼館で買って何もないなんてあるのかよ?」

数少なく聞いた話では娼館で買えば当然スルのだろうという考え。
何もない事ってあるのかと思わずに男に問い返してしまい。

「客の趣味なんてわかんねぇよ。……それだとさ…値切る金額次第で時間が変わるんだよな?」

びくっと驚きながら、払える限界を告げ、ソコまで値切るならどれだけと…問いかけて。

ジード > 「そりゃまたそっちの方が良かったろうに災難な」

声を上げて笑いながら少女の今の境遇を鑑みて言い放つ。
仲間がどうなったのかは知りようもないが行動を共にしていない以上助けてくれる立場にはないだろう。

「自分で作っているものだからな。時間さえあれば何とでもなる。
 時々女を抱く以外で女を買う輩もいる物さ。大よそ何かのフェイクだがな」

偽装として女を呼ぶというのは割とありふれている話だ。
その結果として何が起きるのかは誰にもわからないが。

「時間というか――俺が満足するまで付き合ってくれればそれでいいよ」

問いかけに考える様なそぶりを見せた後笑顔で応じて見せる。

フラン > 「別行動しないで一緒に行けばよかったよ。本当にな」

声を上げて笑いだす男を睨むように瞳を向けて。
あちらでの仕事が終わればこの国に来ると聞いているが何時頃に来るかまでは判らず。

「あんた、こんなの作れるのかよ。時間はやっぱかかるんだよな。
何かのフェイクでもそう言う客に当たりたいって思うよ」

もし何かあっても荒事ならば武力で逃げる事も出来るだけにその方が助かると。
国や人の暗い面に詳しくはないだけにそれぐらいならばと考えていて。

「満足するまで……?早く満足させれば早くってことだよな?」

考え込む姿に駄目かと見るが…笑顔で応じられた事に覚悟を決めて。

ジード > 「後悔しても仕方がないからと行動をとる姿勢は良いと思うけどね」

相手の睨む様子などどこ吹く風。素知らぬ様子で首を横に振る。
そういう客がいいというぼやきを含みがある笑いで応じて店を手早く片づけ、
男が立ち上がると少女の言葉を了承と取って頷いた。

「ああ。頑張ってくれればそれだけ早く終わるだろうな。それじゃあついてくるといい」

促すようにそう言い置いて男は路地裏のさらに奥へと足を踏み入れていく。

フラン > 「後悔して止まってても仕方ねぇだろ。それなら進む方がマシだよ」

あの時はと後悔をしても意味はなく、それなら先が厳しくても進むと告げて。
そう望んでしまうがそんな上手い話もないだろうと肩を落とし、
気が付けば男は店を片付けた後。

「こ、この前みたいにはいかねぇからな。判ったよ」

男の言葉に頷き、促される後を追いかけて路地裏のさらに奥へとついていって

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 路地裏」からジードさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 路地裏」からフランさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にカゼ=ドーソンさんが現れました。
カゼ=ドーソン > 【継続待機中】
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 「ふふふ、面白い人ね、アナタ」

冗談なのか本気なのか判らない言葉の調子。
だが、少なくとも不快ではなかった。ノリの軽さが、なんというか。
少女の本来の肉体である男に戻ったなら、良い友人になれるかもしれない、と思えた。

「興奮してくれたなら幸いだけど。……?」

相手の言葉に薄く笑う少女だったが、目の前で男性が何かの球体を割る。
何をしているんだろう、と思いつつ警戒をするが。次第に視野が広がっていく感覚に驚き。

「へぇ……便利ね、これ。どこかで売ってるの? それともアナタの自作?
 ……。あら、それが本性? ずいぶんサドっぽいわねぇ。
 まぁ、いいわよ。それがご要望なら」

いつの間に出したのか。鏡まで設置する手の込みように、やれやれ、という表情をするが。
すぐに男を誘うメスの表情を作り直す。
金をもらえて発情も収まるのだ。文句は言えない。

「あんっ……いいけど。私から奉仕したほうが良くない?
 まぁ、アナタがしたいなら別にいいけど……。
 んぅ……ぁ、気持ち、いい……」

ドレスのしたには下着もないわけで、そのまま、ペニスを弄られれば、身体を震わせる少女。
なんとも奇妙な感触の手。その愛撫に、思わず小さく声が漏れてしまう。
そのまま、少女は自身のドレスに触れながら相手を見て。

「……カゼさん? 全裸がいい? それとも、このドレス着たままがいい?
 全裸が良いなら、脱いじゃうけど」

カゼ=ドーソン > 「自作か買ったのかって言われるとちょっと微妙だな、これ暗視の魔法かかってる人間から取り出したものだし」
うーんと悩みながらも扱く、サドと指摘されれば
「ああ、俺は好きな子をいじめるの好きだよ、恥じらってくれればもっといい」

「いいの、自分がしたいんだ、いや、自分の手で鳴かせたいってやつかな?」
そういいつつ竿をこするのをやめて先っぽのあたりをいじり始める
「そうだねぇ、僕は着たままのほうが興奮するから着たままでいてほしいな、あ、けどその服汚れるの嫌だったりする?それなら脱いでもいいよ?」
着たままするからには汚したいのが男の性というものだと思うし、汚してほしくないのならそれに配慮してあげなきゃと思いきく

セイン=ディバン > 「……? 取り出した?
 ふふ、正直な人ねぇ。恥じらい、は~……。う~ん。じゃあ、頑張って私を攻めて、恥ずかしい目に遭わせてみせて?」

作った、でも買った、でもなく。取り出した。その言葉の意味が、少女には判らなかった。
続く言葉には苦笑い。何せ今宵は身を売った立場。恥ずかしがってはやっていられないのだ。

「あぁ、そういうことね。ホンット、サド……」

口調こそ非難するようなものだが、幹から先端へと愛撫が移動すれば、さらにぶるり、と身を振るわせつつ、唇を舌で舐める。

「そういうことなら。脱がないでおくわ。
 大丈夫よ。安物だから。汚そうが破ろうが、お好きなように。
 ……っていうか。なんか……っ。カゼさんの手、ちょっと……」

見た目こそ上物のように見せているが、実はフェイク品。そこらで買った安いものなので、どうされても大丈夫だ。
だが、相手の手の感触については疑問も湧いたのか。何かを尋ねようとするが、その快感に、言葉が切れる。
既にペニスからは先走りが溢れ。クレパスからは太腿を濡らすほどの蜜が垂れていた。

カゼ=ドーソン > 「うん!頑張って、いっぱい恥ずかしめてあげる」
挑発されてそれに乗ってもう一方の手でセインの竿をしごいていく
先っぽを丸め込むように刺激し竿を上下にこすりあげ、快楽におぼれさせていく

「えへへ、褒めてもらってるっでいいのかな?」
うれしそうに後ろから顔を覗き込む

「いいんだね、じゃあぐちゃぐちゃにけがしてあげるよ」
純粋でとても猟奇的な鋭く澄んだ瞳でセインを見る
セインの先走りがあふれてるのを見て悪戯っぽくほほえみ
「気持ちい?気持ちい?」
そういって片方の手を放したかと思うと
セインの男性器を----腕の中に取り込んだ
「これのほうがもっと気持ちいでしょ?」
中は女性の膣内のようにひだがついておりさっきまで受けていた快楽が男性器全体に浴びせられる

セイン=ディバン > 「そういう所で頑張らなくていいと思う、けどね……。
 んくっ!! あ、はっ……」

楽しそうに言う相手に反論するものの、与えられる快楽は強い。
発情がピークを超えるほどに強まっていることもあり、少女の体はすぐに熱を帯びてきた。

「んふっ……一応、褒めてるわよ……」

切れ切れの息でそう答えながら。楽しそうに覗き込んできた顔、その瞳を見つめ、相手の頬に軽くキスを。

「……? なんか、今。違和感……」

これまでも、無邪気というか明るい様子だった相手。
だが、今の言葉には更に何か、気配というか。変なものを感じた。
しかし、それに気付く前に、事は起きてしまう。

「~~~~~~~~~っっっ!?!?」

それまで自身を攻めていた手が離れた。そう思った瞬間。
ぬぷんっ、という感触。熱く、蕩けるような絡み付き。
その心地よさに驚き、視線を落とせば。腕。腕の中に。
自身の男性器が、取り込まれていた。

「やっ……!! な、何、これ……!!
 アナタ……何者……!?」

肉槍を包む、じんわりとした熱と感触。
まるで女性の中に侵入したかのような感触に、腰がカタカタと揺れ始まる。
溜めに溜め込んだ精液が、出口を求め、じくじくと胎動しているのが判った。

カゼ=ドーソン > 「んふふ~気持ちいでしょ~?気持ちいよねえ~、だってそうゆう風に動かしてるし―」
声に興奮した雰囲気が混ざり
少しずつであるがカゼの体が溶けていく
いや溶けるというよりは”変形”していくといったほうがいいか
ねばねばした粘膜に変わっていき男性器を飲み込んだ手は包んでいる部分だけを残して落ちていく、そして背後のカゼの姿わ変わっていく【続く】

カゼ=ドーソン > 「なにモノって、君を買った今晩のみのご主人さまだよ?」
そういいつつ粘膜を伸ばし楽しそうに君の体を服の上からこすっていく
竿を覆う粘膜は上下に動き、先っぽだけを覆わないようにして射精すればそのままセイン自身に精液がかかるように仕向けていく
「そんなにおびえちゃって、僕の愛撫そんなに気持ちい?」
どうやら興奮して変形してしまっていることにきずいていないようだ

セイン=ディバン > 「はっ、あぁっ……。
 ちょ……何よ、これぇ……」

相手の実に愉快、というような声が逆に恐怖を呼び起こす。
なんとかぐるり、と視界を後方へと振れば。
どろり、とでも聞こえそうな様子で、相手の姿が変わっていた。
溶けていた。解けていた。今までの姿が。

「ひっ……」

思わず息を飲む。少女とて歴戦の冒険者だ。多少のことでは驚かないし、恐怖などしない。
だが、コレだけの距離で、人体の弱点とも言える性器と捕らえられたまま。目の前で人が変質するのを見れば、やはりそこには恐怖しかなく。

「……!! こ、んのぉ……ふざけ、ないで……」

からかうような言葉に、キッ、と相手を睨みつけるが。
ドレス越しに身体を触れられれば、心地よさに体をくの字に曲げてしまう。
包み込むような、しかし執拗な攻めに、少女はついに屈し。

「~~~~~~ッッッッ」

見事に相手の目論見どおり。先端だけを露にされた肉の杭は白濁を撒き散らし。
それは、少女の身にまとうドレスの中で暴れ、びちゃびちゃと自身の身体を汚していく。

「……くはっ……。
 アナタ……人間じゃ、ないってワケ? ……もう一度聞くわよ。
 アナタは、何者? 何が目的?」

射精の余韻に浸りながらも、そう問いかけられたのは冒険者としての意地からか。
しかし、瞳には被虐の悦びが灯ってしまっているのを、相手は当然気付くだろうか。

カゼ=ドーソン > 「えへ、かわいいねえ、もっと、もっとかわいい表情見せて?」
その声は猟奇的で鋭いが、その実純粋さにあふれていた
子供のように相手に触っていく、それでも粘液の片田は相手に恐怖心を与えてしまう
「あ、あれ?なんでそんな怖い目で見るの?、もしかしてどこか嫌な場所触っちゃった?」
相手にらまれて叱られた子供の用におどおどとうろたえる

「あ、え?・・・・・」
人間じゃないといわれて自分の姿を確認する
「・・・・あ、あ~ご、ごめん!びっくりしちゃったよね、えっと俺は人間だよ、あ、いや半分吸血鬼かな?、父方は吸血鬼だし
あ、で、でもね?僕の母は人間だし僕も人間として生きてる、
この姿はちょっとした能力なようなもので、興奮するとなっちゃうんだ、」
嫌われたくないかのようにおどおどと弁解する
絡みついていた粘液も離れ反省するように縮こまっている

セイン=ディバン > 「こんな状況で言われても、嬉しくない、って……!!」

次第に頭が冷静さを取り戻していく。だが、状況が好転したわけではない。
少女は脳に酸素を回そうと、呼吸のリズムを整えていく。

「…………」

睨んだ相手は、まるで幼い子供のように狼狽していた。
どこか。その様子は可笑しくも微笑ましく。少女は毒気を抜かれてしまい。

「……っは。あ……っ。
 ……びっくり? びっくりなんて物じゃないわよ。心臓が止まるかと思った。
 ……そう。うん。ふむ。へぇ……」

自身の変化に気付いたであろう相手の言葉に、相槌を打ち、説明を聞く。
そうして、相手の萎縮したような様子に、ため息を一つ吐くと。

「……わかった。信じる。
 少なくとも、さっきまでの状況で、アナタは私を容易に殺せた。
 それをしない、って事で、アナタの言葉を信頼するわ。
 ……ん? 吸血鬼? ……カゼさん。アナタのフルネーム、もう一回いいかしら」

流石に少女も、目の前で一目でわかるほどしょげかえられては強気になれない。
とりあえずは、一度離れて欲しいなぁ、と思ったが。何か引っかかることがあったのか、尋ねてみる。

カゼ=ドーソン > 「ご、ごめんね?、」

「ほんと?信じてくれる?、
 よかった~、
 ん?フルネーム?言ってもいいけど、あまり言い触らさないでね?
 カゼ=ドーソン、母親のほうが孤児だからちゃんとした名字がないからこっち使ってるんだ」

セイン=ディバン > 「……もしかして。実年齢もさっきまでのハンサムモードより若い?」

謝る様子は本当に子供そのもの。思わず質問攻めにしてしまう。
少女の知識欲、大暴走中であった。

「信じるわよ。少なくとも、私だって魔族と人間の共存を願う立場だし?
 ……ん~~~~~?
 もしかしてだけど。アナタのお父さん、ウィルバー=ドーソンって言わない?」

安堵するような様子に、思わず笑顔を取り戻す少女。
しかして、再度名乗られれば、少女の疑惑は確信へと近づき。
改めて、確認の為に再度質問する。

カゼ=ドーソン > 「ん?まあ生まれてそこまでたってないよ?けどなんでわかるの?」
粘液のまま体を傾けるようにして疑問に思う

「へー、人と魔族をねえ、けど僕自身あまり魔物側の人間でもないよ?
 父様以外の魔族は知らないし
 え?どうして父様の名前を?」
驚いたの粘液全部の力が抜けセインを放し地面に落としてしまう

セイン=ディバン > 「……いや、わかるわよ。だって喋り方がだいぶ。
 幼い感じだし。……なにその仕草。カワイイ」

正確に言えば、イントネーションや、言葉のチョイスという所で察したのだが。
身体を傾ける相手には、ちょっと愛おしく思ったり。

「いいのよ。大事なのは共存しているってことだから。
 人の世界に、すっかり溶け込んでいる人間以外。
 その事実が大事なの。
 ……いや、ちょっとした知り合いっていうか。
 って、あいたっ!!」

つらつらと語りつつ、相手の質問には見事にぼかした答え。
流石に、一人の女を取り合う仲、とは言えなかった。
そのまま地面に落とされれば、尻餅をつき、思わず相手を睨んでしまうが。
その粘態の身体を、そっと撫でてみた。ぷるぷる。柔らかい。

カゼ=ドーソン > 「ああ!?ご、ごめん、大丈夫?
 でも父様の知り合いだったんだ、」
意外な出会いにちょっと感心している
「あの、触ってて楽しい?」
触られると少しくすぐったいのか軽く震える
 

セイン=ディバン > 「……もう少し、レディの扱いを覚えなさいな、カゼ『ちゃん』。
 まぁ、ね~。あんまり好ましい知り合いではないと思うけど。
 ……お互いに」

年下だということが確定したのでか。呼び方を変えつつ、質問への回答は見事に反らし続ける。
突っ込んで聞かれたくはないことであるからして。

「……ん~。ぷるぷる。やわやわ。楽しいっていうか、気持ち良い?
 ……さて、と。じゃあ、お仕事といきましょうかね。
 カゼちゃんは、オマンコに突っ込むのと、チンポ弄るの、どっちが好きなの?」

相手の肉体の感触を堪能しつつ、少女は立ち上がり、ドレスをたくし上げ、再度相手に両方の性器を見せつける。
逞しいペニスは未だ萎えず。クレパスもまた、蜜を垂らし続け、ひくひくとひくついていた。
そのまま相手を誘うように。目を細め、舌をチロチロと出し、誘惑する。
どうやら、行為を続ける気マンマンらしい。

カゼ=ドーソン > 「あー、ちゃんはやめてよー
 あー、仲良くないのかじゃああとで、父様に離さないほうがいいかな?」
年下扱いされるのはあまり好きじゃないようだ

「気持ちいいかー自分の体切り離せるしあとげあげよっか?」
そういって目の前で体の一部を切り離し丸いボールを作り出す
「う~ん(-ω-)、どっちもじゃぁ、ダメ?」
そういってセインを持ち上げる

セイン=ディバン > 「じゃあカゼ『くん』って所ね。
 ん、う~ん。……うん。言わない方が良いと思うわよ。
 多分怒られるか、呆れられるし」

相手の微妙に不満そうな言葉には。くすくす笑いながらからかい。
父親には、伝えないほうが良いわよ、とアドバイスしておく。

「……いえ、結構。流石にちょっと怖いわよそれ。
 うわっ、っとと。案外力持ちよね、カゼくん。
 ……ん~ん。良いわよ。どっちもで。好きなように犯して?
 だって、今日は私はカゼくんの肉便器だもの」

目の前で、ぷちゅんっ、と軽い音を立てて身体を切り離す相手。
苦笑いしながら、そのプレゼントは辞退しておいた。
そのまま持ち上げられれば、体の力を抜き、相手に身を委ねる。
両目を閉じ。だらり、と手足を投げ出し。好きなように、使って、犯して。
欲を発散して欲しい、と。意志を表す少女であった。

カゼ=ドーソン > 「アーそっちも嫌なんだよー、
 いいよもう、そっちがその気ならこっちも考えがあるよ」
 そういって体の一部を人間体、ショタの体に変形させる
「そんなに仲悪いの?、まあそれなら言わないけどー」

「そー?別に見た目グロクはないと思うんだけどなー」
 そういって切り離したのをブニブニにしてから体に取り込みなおす
「へへん、この力はどんなに粘体を伸ばしても発揮できるからめっちゃ便利なんだよ
 こんな風にね、」
そういってセインの手足を細めの糸のような粘液でつかみ引っ張って股を大きく開らかせる
「ふふ、セインお姉ちゃんがそういうならいっぱい肉便器として使っちゃうね♡」
そういって開いた女性器に自分の長い男性器を当て
彼女のふたなりの男性器にはさっき使った貫通するオナホのような自分の粘液を当てて入れる準備をする
「・・・あ、そうだ、ねえ、お尻の穴にも入れていい?」
そういうとアナルバールのような粘液の触手を作り出しセインのお尻の穴に当てる

セイン=ディバン > 「仕方ないでしょ。見た目はともかく、実年齢は私の方が上みたいだし。
 ……へぇ、器用ねぇ。それ、どんな外見にでもなれるの?
 ……ん。仲が悪いというかなんというか……説明し辛いなぁ」

どうやら拗ねたご様子の相手に、淡々と正論というか。事実を突きつける少女。
ちなみに、仲は悪くも良くも無い。単純に、反りが合わない系なのである。

「いや、グロいというか。単純に恐怖心が。
 う~ん。人間と違って、本当に融通が効くっていうか。って、わひゃあっ!?
 ……くふ、くふふ、んひひっ。いけないんだ。カゼくん。
 お姉さんを触手拘束して犯すなんて、とんだマセガキだわぁ。
 ……ん? 三点攻め? したいならどうぞ? 一応尻穴も使えるようにはなってるし……」

ぴにょっ。切り離した一部が戻るのを見て、便利、なのかしら? と疑問に思う。
そのまま、人外の力で宙に浮かされ、股を開かされれば短く悲鳴を上げるが。
女性器に触れるようにペニスをあてがわれ。男性器にはオナホ状の肉体を近づけられ。
更に、アナルパールの様に変化した肉体が菊座にあてがわれれば、余裕、という様子で言葉を発するものの。
爛々と輝く瞳からは、相手には伝わってしまうだろう。
早く犯して欲しい。メチャクチャにして欲しい。今すぐ。焦らさないで。早く。壊して。
そんな思いが少女の内心に渦巻いているのが。

カゼ=ドーソン > 「もー、わかったよセインお姉ちゃん
 んー肌と亀とか髪の色とかは変えられないけど年齢と体系はいろいろと変えれるみたい
ふーん、詳しく教えてくれるのならあとで教えてほしいなー」

父との関係がどんなものなのか少し気になってきた後で詳しく聞けないかなと思っている

「そっかー商品化とかも行けるかと思ったけど無理そうだなー
 へへー、セインお姉ちゃんをいっぱい犯しちゃうぞー」
そういって粘液たちを動かし始める
「ふふ、お姉ちゃんほしいんでしょ、もう我慢できないんでしょ?
 ならいっぱいしてあげるね」
彼女の内心を察して意地悪な笑みを浮かべる
それと同時に、ペニスが、オナホが、アナルパールが、動き出し
まんこに、男性器を、アナルを、ずぽずぽぐちゃぐちゃと犯していく
同時攻めの快楽に落とすように加えて乳首やクリストス、そして口も攻めていく、その姿を深く認識させるために鏡の前に持っていきよく見えるようにする
「ほら見て?お姉ちゃん、こんなにいやらしいかっこしてるよ?」

セイン=ディバン > 「判れば宜しい。あぁ、最近お姉ちゃんって呼ばれること多いわねぇ。
 へぇ……潜入とかに便利そうね。その能力。
 ……簡単に言うと、一人の女を取り合ってる関係、ってとこ。あんまり格好良い話じゃないでしょ?」

素直な言葉に、よしよし、と頷く少女。
食い下がる相手には、素直にその父との関係を答える。いわゆる根負けであった。

「いや、製造工程を見せなければいけるんじゃない?
 ふふふ、はいはい。犯してみせてね~。せっかく私にお金払ったんだし。楽しんでくれなきゃ損でしょ?」

商品化。おもちゃとして、だろうかと考えつつ。アリかなぁ、と思案してみる。
そのまま自信満々に犯すと言う相手に、挑発するような笑みを向け。

「まぁ、ね。バレた? もうさっきから興奮しっぱなしなの。
 だから、ね? 早く。早くぅ……」

我慢できないということを見透かされ、正直におねだりをする少女。
次の瞬間。性感帯を一斉に攻められ、少女の体が大きく跳ねた。
挿入と纏わり付き。それが、開始と同時に激しく犯され、更に、三所どころか、乳首にクリトリス。更には口にまで触手を捻じ込まれれば。
少女は、抵抗するどころか、女性器を器用に締め付け、更に、口内の粘膜には舌を絡ませ、下品にも音を立てて吸い付いていく。
更に、拘束された腕を振り、両の掌をヒラヒラと動かす。どうやら、手コキをさせてほしい、との催促の様子。

「んちゅっ。んっ、じゅるっ……っぷあっ……。
 これ、知り合いにやったことあるけど……鏡の前で、ってやつ。
 ……やられる立場になると、恥ずかしいわねぇ」

拘束され、穴という穴を犯され。ペニスにはオナホを絡ませられる姿。
その自信を見て、恥ずかしい、などと言いつつも。少女はうっとりとした様子を見せる。
再度粘膜を口に含み。更に激しく吸い付く。頬をへこませる程の吸引。整った顔立ちは見る影も無い。
そのまま視線だけで、相手に対し『もっと激しくできるでしょ?』などと挑発する始末だ。