2017/07/15 のログ
カイン > 「ン、飲み物もなくなったか。仕方ない、適当に飲みに行くかね」

コップの中身が殻になったのを確かめて嘆息気味に息を吐きながら、
依頼主である娼館の方へと足を向ける。途中出会う知り合いに適当に挨拶しながら、
人波の中へと消えてゆくのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からカインさんが去りました。
ご案内:「裏路地」にレイラさんが現れました。
レイラ > 買い物の帰り道、考え事をしながら歩いていたらいつの間にか、貧民地区の裏路地にはいってきてしまって

「あら?考え事をしていたら、見知らぬところにきてしまいましたわ。ここはどこなのかしら」

一応道に迷っているだが、その表情は慌てている風でもなくて。のほほんとした口調で、そんな独り言をつぶやいていて。
裏路地の隅に寄って、これからどうするかと考え始めた。

ご案内:「裏路地」にエズラさんが現れました。
レイラ > ここにどうやってきたのかと考え始めて。考え事をしていたので、どこをどうやってここまで来たのか思い出せずにいて。

「いやだ、どうやってここまで来たのかしら。まったく覚えませんわ」

時分に嫌気が差してきたが、とりあえずじっとしているより歩くまわって戻れる道を探そうと歩みを進め始めて

エズラ > 「やれやれ、遅くなっちまった――」

港での荷運び仕事の帰り道――ねぐらにしている宿への近道として、貧民地区の裏路地を急ぐ。
ある角を曲がった先で、こんな場所に似つかわしくない姿を発見――

「……っと、お、レイラちゃんか――?」

幾度か衣服の仕立てを依頼した相手。
立ち止まり、その姿をまじまじと見つめ――

「こんなとこ、レイラちゃんみたいのが夜出歩いちゃ危ないぜ――?」

道に迷ったのか?とたずねる――

レイラ > 貧民地区の路地裏で迷ってしまいうろうろとしていると。どこからか名前を呼ばれたので、立ち止まり辺りを見回すと。何度貸した手の依頼をしてくれた人の姿を発見し、表情を明るくさせて呼んでくれたあいてのほうへと近づいていって。

「あら、エズラさん.こんばんわ、考え事をして歩いていたらここに来てしまいましたの。」

そんな理由を述べた後、あいてのすぐ近く立ち止まり。ココはどこなのですか?と問いかけて

エズラ > 「おう、こんばんは――どこって、ここは貧民地区ってやつだよ、よく無事だったな――」

そう言って、近づいてきた相手に笑みを見せ。
周囲を見回し、異常がないことを確認する。

「ここにゃ、レイラちゃんのよーな若くてカワイイ娘を見かけたら、ひでぇことしてやろうって連中がわんさか居るんだぜ」

ムフフ、と質素な出で立ちながらも熟した肢体を有する相手の身体を満足げに眺める。

レイラ > 「あら、そうなんですか?となたも通りかかりませんでしたし、怖い事もありませんでしたわ?」

相手に近づくと、大丈夫といいつつ笑みを浮かべて。

「ええ?そうなのですか?でも私色気ないですから大丈夫だと思いますわよ?」

相手からの視線を感じ、どうかしました?と問いかけて見て

エズラ > 「そうか、そいつぁ何よりだぜ……」

そして、男の表情がふと何かを思いついたように明るくなる。
相手がきょとんと問いかける様子に笑いかけつつ――

「……ま、夜も遅いし――今から店まで戻るのは大変だと思うからよ、今日はうち、泊まってけよ」

こっから近いからさ、とその背に手を伸ばし、歩き出す――

ご案内:「裏路地」からエズラさんが去りました。
レイラ > 「エズラさんにおあいで着てよかったですわ」

あいてからのさそいにうなづくと、相手とともにあいての自宅へと歩いていって。

「エズラさんありがとうございます。」

ご案内:「裏路地」からレイラさんが去りました。