2017/07/03 のログ
カナン > これならだれに見られても恥ずかしくない、多分。
むしろこれを見つけた誰かが右に進んだりしてくれないか、それだけが非常に見たい。見たいけど、そのためにここを塒にするわけにも行かない。懐が潤っても無意識から野宿の算段をしていて、染み付いた習性って早々抜けないんだな、と。文字を見下ろしながらしみじみした。

「お宝。寧ろあるなら私が欲しい。………するかなあ、探索……。」

冒険家稼業をやらなくてもよさそうになったらやりたくなってくる天邪鬼。軽く唇を舐め湿らせ

カナン > 立ち上がってゆっくりとその場を後にする
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からカナンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にルーフェンさんが現れました。
ルーフェン > 何の気なしに入った酒場
何やら美味そうな匂いが外に漂っていて、これは美味い物が食えそう…と思い店に入れば、
以前に、商人の馬車を襲っていた盗賊らしい男と目があった…ちなみに、その盗賊が程々に馬車を
襲ったタイミングを見計らい、颯爽と登場して盗賊をどつきまわして、商人から謝礼をせしめたのが自分である

「おっ?」

互いの視線があい見つめ合うこと数瞬
相手は仲間と連れ立っているようで、『てめえ!』と声を上げて追ってきたのでついつい逃げた
事情を飲み込めない盗賊の仲間たちも数瞬、遅れて追手に加わる

―――そして、2時間ほどが過ぎた
『どこ行きやがった…』と眼の前を駆けていく盗賊達
その様子を飛び込んだ箱の中からじーっ、と見送り、路地の方へ消えていくのを確認してから、箱から脱出する

「し、しつこい…」

街の中で返り討ちにすればまた、貧民地区か!てな具合で押取り刀で衛兵が駆けつけてくる
そうなればもう、面倒なことこの上ないし、あのまま酒場で暴れれば余計に騒ぎは大きくなっていたことと思う
箱の中から出て、周辺を見回せばパタパタ、と衣服の埃を落とす…若干、魚臭い気がするけれど、仕方ない

ルーフェン > 近くの廃墟の影に隠れるようにしてあたりの様子を伺う
辺りには人の気配もなく、人通りも殆ど無い…この場であれば、暴れても平気そうであった

「待ち伏せるのは性に合わん…」

あっさりと廃墟から飛び出し、かしかし、と頭を掻いた
縁があれば再び見える事もあるし、そこでまた追いかけてくるようであれば、その時、始末するなり
何なりとしてしまえばいいか…そんな事を考えていれば、腹が減っていたことを思い出した

「店を…探さなければならん…」

この辺りはあまりに寂しい
もうすこし、人通りのある場所へいかねば店も屋台も無いだろう
そう思えば、今少し活気のある場所を目指してこの場を離れていった

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からルーフェンさんが去りました。