2017/06/25 のログ
■ボブ > (しばらくオッズを見ていたが、これは明らかに勝敗が見えている勝負だと男はキャットファイトの場から離れれば、
同じ様に賭け事をしていた知り合いと出会い、負けっぱなしでこれ以上は勝負できないとぼやいていたので
運の流れを変えるために飲みに誘い、男と知人は賭博場を後にしていった)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 賭博場」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にミカエラさんが現れました。
■ミカエラ > 「どうするかな」
パンツとシャツ、やや大きめのボストンバッグ、本来の姿のまま、平民街で古書巡りなどしていたミカエラ。
何も冒険活劇だけを読むものでもなくそれなりにいろんな本も読む。それなりの量を買い
大きなボストンバッグを手に困ったように周囲を見渡す。
屋敷に戻るには貧民街を通ったほうが近いし、地理にも詳しい。どう考えても大通りに戻るのは
面倒なのだが……この身なりは少々この界隈では目立つ。
すぐそこの大通りを振り返り、辻馬車でも通れば楽なのだが、などとぼんやり考えるが
そうそううまくいくはずもなく、もう一度貧民街に振り返った。
■ミカエラ > 結局、ミカエラは貧民街に向けて進み始めた。
あまり普段とおる場所は通らないようにしよう。
なにせ顔立ち事態は変わっていないのだから、似ているな?と思われるだけでもあまりよろしくない。
いかにも迷ったようなふりをしようか?いや、そんな態度をとる貴族はあまりいないだろう。
よし、迷った貴族のふりをしよう。背筋を伸ばし、てきぱきと歩き、伴もいない不安を感じ
刺せないような立ち居振る舞い。それでいて時折立ち止まり辻の四方を確認したり、なんて。
本当は、のんびり散策しながら帰りたいのだけれど。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にルインさんが現れました。
■ルイン > 王都の屋根界隈をうろつく白銀の影が一つ。
普通 大通りにしろ貧民地区の路地にしろ 地上を行きかうのは普通の筈なのに、
この白銀の影は屋根を道として散歩を楽しんでいた。時折屋根から地上を見下ろして
美味しそうな屋台や面白そうな催し、興味がそそる何かがないかと眺め見ていたりしていた。
と、とある路地に貴族の様な…何か一人で歩いている一度遭遇した事のある方が見えた。
ここ貧民地区ですよね…見間違いかしら?何度か見たし その方が動くたびに屋根の上を移動をしていく。
矢張り変わらない、間違いなく、その人は。
屋根の上から 軽やかに飛び降りて とんと僅かな音を立てて地上に降りたとう。丁度 ミカエラさんの視界に入る道沿いに。
「ごきげんよう。ミカエラ様」
■ミカエラ > 「っ……!?」
驚きに目を丸くしながら、屋根の上から降りてきた人影を見つめる。
思わず足を止めながら、物とりかなにかの類だろうか、と警戒するが、どうにも見たことが
あるような気がして、そのままルインを凝視して。
「あ、あなたは……!?」
意外と適応力は高くないミカエラ。目を丸くしたまま、かつて出会った楽師がなぜ貧民街で屋根から飛び降りてきたのかと、口をパクパクさせて棒立ちになっている。
■ルイン > 普通に降りたら 石畳みにしろ地面が割れます。それが割れずに降り立ったのだ。
物取りだったら 視界に入る降り方はしないし、寧ろ視界に入らない様に降り立って即効で盗み去っていくだろう。
彼女は確か貴族様の筈なので 挨拶と胸に手を当てて会釈もしておこう。
「楽師 ルインに御座いまして。屋根の上にて散策の兆しにお見掛けしましたので 降り立ちました次第です。
この様な貧民の極みにお足をお運びとは…危険を承知で踏み入れましたでしょうか?」
あの時と違うのは あの時は楽器やケースにドレスだったのが 今は弓と矢筒、ゴスロリ衣装と言った衣装の違い。
何処となく怪しい感じのする気配位か。一応 闇の住人であるが故に。
■ミカエラ > 「屋根の上で、お散歩……ですか。」
わからなくもない。夜風を浴びながら夜の屋根の上を駆け回るのはとても楽しいものだ。
夜を独り占めしたような気になる。
「お怪我は? すごいですね……ロープか何かを?」
そういうものは見えなかったが……ぜひ自分も真似してみたい。そんなよこしまなことを考えながらやけに
具体的に尋ねようとして。
「ああ、いえ……道に迷ってしまったのですが、私の家はあの時計台のそばなもので……。
まだこの時間ですし、危険そうなところは避けて通ろうかと。
大通りに戻るとかなり遠回りですしね。」
やや恥ずかしそうにそういいながら頬を掻いて。
「その、ルインさんは一体どうして……その、矢と弓は?」
今度はこちらがいぶかしがって
■ルイン > 「私にとりましては 屋根の上は道で御座います。
地上を歩くより楽でして…然しこの地区は屋根が丈夫ではないのでお勧めは致しません」
何より普通の人が屋根の上を歩くだけならいいが、屋根は一つ一つ独立していたり、
高低差が合ったり滑りやすかったり脆かったり角度が激しかったりと色々とあり過ぎるし危険な事。
「怪我をするとお思いですか?…いえ何も使用しておりません」
物理的なロープは持っていない。使用したのは重力軽減が少々に身体能力が大半。
闇の種族ならではの技能であり種族特性だった。尋ねられてものらりくらりするしかない。
「道に迷う。時計台は屋根伝いでありましたら早いですが。
危険な所を避けて?この貧民区は危険だらけですわ。身の安全を思うのならば大通りを戻る事を勧め致します。
護衛の一人や二人いた方が正直安全が確保されますが…荷物ありますね…スられますよ。」
荷物だけならまだしも 身そのものや命も獲られる恐れのある個所も孕む貧民区。
少し艶やかな笑みを浮かべたまま弓矢はそのままに肩に下げてて。
「狩の帰り道でして。今日は…刈り取りだけでしたね」
冒険者ギルドで時折ある 魔物討伐の類。その刈り取りの事を口にするが 手ぶらだった。
■ミカエラ > 「そ、そうなのですか?ああ、まぁ確かに……住人の方に気づかれやすしですしね」
ついつい、自分の体験談をばらしてしまう。板で覆っているだけのような屋根で、しかもあまりにも
薄いものだから、踏み抜いたついでに足を
怪我してしまったこともある嫌な思い出がよみがえり、自然と空いた手で太ももをさすってしまう。
「?? ……その、失礼かとは思いますが……ルインさんは、種族は人間、なのでは?」
無いのであればまぁ逆に納得はできるのだが……。
そんなことを考えつつも、どうしたものかと左右を見渡して……。
「そうですか……?」
どう反応すればいいのかわからない。狩?町中で?とりあえずただの楽師ではないという事しかわからなくて。
「あ、そ、それでルインさんは今からどちらへ?」
もう貧民街の散策ついでの近道はあきらめることにした。顔を知っている人間に出会ったからには
これ以上はマズイ。相手に笑顔で問いかけて、貧民街を出るならそのままついていこうと思って
■ルイン > 「屋根は修理代が高うつきますから、住人とのトラブルは避けるためにも壊さず移動が出来れば憂いなしです。」
ミカエラさんはどうやら屋根を壊したことがあるらしい。貴族様なのに??なんで貴族様が屋根を上るのだ。
貴族様のイメージとしては馬車で移動するのが多いのではと自身が抱く貴族様のイメージを思い浮かべたが 謎が残る。
なんで この貴族様は 屋根の上を移動した事があるのか、と。
「……秘密です。聞けば最後 無事で戻ることは出来ますまい。」
吸血鬼です、なんて 言えない。にっこりと自身の唇に人差し指を立てて 秘密の仕草をする。
辺りに気配は…人の形をした気配は近くには感じ取れない、要るかも知れないが辺りにはいない。
「今から、富裕地区の自宅に戻ります。」
住まいが富裕地区の一角なのだ、屋根の上に戻ってもいいが 戻るとこの目の前にいるミカエラさんが一人になる。
送る意味も込めて 此処はこの貴族様を送る事に致そう。大通りの方へと地上を歩き始めた。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からルインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からミカエラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/空き地」にカインさんが現れました。
■カイン > 日が落ち、すっかりと暗くなってしまった貧民地区。
夜になったからこその活気に満ちた歓楽街の喧騒も少し遠く、
人の気配がすっかりと失せた空き地。そこに設えられた空箱の上に座り込んで、
地図を広げている男の姿がそこにはあった。男の周辺だけを照らすよう、
光の玉が周回している様子はまるで鬼火のようである。
「…えーと、歓楽街の方に抜けるにはどっち行けばいいんだっけな…」
随分と複雑怪奇な路地の形状になっている貧民地区だけに、
余程なれていなければそれなりに確認しないことには自由闊達に歩き回るとはいかない場所だ。
夜となれば尚の事――そして男は当然、地図を広げている事からも判るように慣れていない側であるのは一目瞭然だった。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/空き地」にシャニスさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/空き地」にシズクさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/空き地」からシズクさんが去りました。
■シャニス > すっかりと日も落ちて暗くなった貧民地区を歩く人影。
薄暗い路地をまるで見えているかのように障害物を避けてすいすいと歩き。
いくつかの路地を近道として抜けて歩けば開けた場所へとたどり着く。
次はどう抜けるのが近道だったかと思い出そうと視界を巡らせれば木箱に座る男性の姿、しかも周囲に光の玉が旋回をしている。
「あの、どうかしましたか~?」
こんな場所にいるので住人だと思うのだが魔法の灯りのようなものが回っているので違うのかとも考えて。
少し気になり声を掛けて近づいていく。
■カイン > 人気がないのをいい事に魔法を使うのも一切躊躇がないままで、
傍目にどう見られているかというのも特に考えていなかったのが災いしたか、
どうにも目を引いてしまった様子で近づいて声をかけられれば一瞬動きが止まる。
接近に全く気が付かなかったのも大概油断ではあるのだが、
聞こえてきた声に合わせて顔を上げれば少女の姿に地図を畳み。
「ああ、いやなに。迷子とまでは言わないまでもこの辺の土地は不慣れでな、
ちょいと地図を確認してた最中なんだが――歓楽街の方への抜け方って判るかい?」
こんな所で人に出くわすとは思ってなかったからこそ一瞬反応が遅れはしたものの、
人に出くわせたならば聞いたほうが早いと頭を切り替えて軽い調子で声をかけ。
■シャニス > こんな場所で魔法を使う人がいるだけでも珍しくて興味を惹かれ。
近づいていけば何かの紙を持っている様子。
こんな場所で内緒の手紙でも読んでいるのかとも考えるのだがそれなら家で読むはずだと考え直して。
声を掛ければい一瞬動きが止まった事にそこまで熱中していた?と邪魔をしてしまったかと考えて。
「えっと……それは迷子で合っていると思いますわ…。
この場所で地図は役に立たないと思いますし、歓楽街ですか?」
尋ねられたことに少し考えこみ、ここから歓楽街…と考えて。
「判りますわよ。こっちです」
笑顔でわかると頷き、こっちですと別の路地をさして案内しょうと先を歩きだす。
■カイン > 「…まあ、そうとも言うかもしれないが」
あくまで素直に認めようとしないのはそれなりに情けない自覚があるからではある。
相手の言葉に、ありがたいと頷きながらも立ち上がればその隣について歩き始める。
その最中、何となしに相手の横顔を眺めてふと声をかけ。
「しかし、俺もそうだがお嬢さんはここに何しに?
割りとこの辺は危険な所だと思うんだけどな」
危なか無いかと問いかけつつに、全く迷った様子のない相手の後ろに付き歩き。
■シャニス > 「そうとしかいいませんわよ?よく襲われませんでしたわね」
もし金に困った住人でもいれば襲われていたかもしれないと世間話のように口にして。
男性が立ち上がるのを足を止めて待ち、隣に来れば歩くのを再開する。
路地に入り次は確かこちらだったと微かに華やかに人の声が聞こえる方に進む方向を変えて。
「私は通り抜けですわ。この辺りは危険ですけど近道にもなりますの」
視線を感じれば男性の方を向いて見上げ、問い掛けに答えて。
■カイン > 「襲われた所で備えはあるさ。それに、襲われるのは慣れてるんでね」
こともなげに言い放つ様子を見るに本当に襲い襲われの荒事にはなれているのだろう。
相手の細かな気遣いに感謝しながらも歩幅を合わせ、迷わず歩く様子を感心した様子で眺め。
「なるほどな、とはいえそれだけ美人だったら俺以上に大変だろう?
手の早いヤツが口説いてきたりとかね、まあ俺もその類なんだが。
この後良ければ案内の礼に一杯どうだい?」
世間話からさらりと冗談めかした口説き文句につなげながら、
周囲の様子に視線を向ける。そこかしこから時折視線を感じるも特に手を出される様子がないことに肩を竦め。
■シャニス > 「そうですの?それでしたらあんな場所に一人でいたのも納得ですわね」
簡単に言い放つ様子にそう言う荒事は慣れているのだと感じれば笑顔で感心したように頷いて。
歩幅を合してくれた男性に小さく頭を下げて歓楽街へと確実に足を進めていき。
「そうですわね、最初の事は追い払うのに苦労しましたわね。
でも何時からはそう言う人は滅多に見なくなりましたわ。
あら……私を口説きますの?そうですわね、一杯だけでしたら」
世間話に昔はと懐かしむように答え、口説かれると少し驚いた顔で見上げてしまう。
一瞬だけ足を止めて考える仕草を見せて、そして一杯だけならばと口説きに乗り笑みを見せて歩くのを再開して。
そうしていれば歓楽街の賑やかさも聞こえてくるはずで。