2017/05/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏路地」にボブさんが現れました。
■ボブ > (王都に用事が有り、それを済ませて、行きつけの宿へと向かっている途中でかつてこの木こりが傭兵時代に執拗に嫌がらせをしてきた料簡の狭い騎士を鉢合わせして、即座に逃げ出した木こりは貧民地区の狭い路地を細かく曲がり続けていて)
「まったくっ!! もう俺は傭兵を辞めたんだから俺の事は構わなくてもいいものをっ!!」
(他人からの嫉みを嫌がり、傭兵を辞めた木こりはついつい文句を口にしつつも、背後からガチャガチャッと金属鎧の音をさせながら追いかけてくる騎士から逃げ続けていて)
■ボブ > (路地裏の角を曲がり、更に細い路地に身を潜め、ねちっこい性格の騎士をやり過ごしていけば…)
「ふぅ~~、あの根性を剣の鍛錬に回せば、もう俺の事なんて眼中に入らないくらいな腕前になるだろうに…
さて、あいつは騎士同士の間柄での外面はいい方だからもっと人手を集めて人海戦術に
持ち込んでくるだろうから、その前に撤退、撤退…っと」
(一度、騎士を撒く事に成功したとはいえ、追い掛け回す騎士の執念深さは重々理解している木こりは
逃げてきた方向へと逆戻りし、騎士との距離を空けるように風のように見事な撤退劇をみせていった)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏路地」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にルーフェンさんが現れました。
■ルーフェン > クシに刺さった3つの肉団子のうち1つを頬張る
噛めばじゅわ、と肉汁が溢れ旨味が口いっぱいに広がる
屋台の店主の工夫なのか、中には細かい軟骨が入っており食感が楽しい
人間というのは、本当に食うことへの探究心に優れた生き物だと感心してしまう
そんな事を思いながら建物のボロい割に活気のある通りを肉団子の刺さった串を手に歩いていると
全裸の男が何か喚き散らしながら人ゴミを聖者の如く割り、通りを走っていき、
その後ろに続く強面の男たち追うように続く
「…狂人か…?この時期は多いが…街の中にもおるんかよ…」
走り去った集団を見送り、行き交う人々も平静になれば自分もアテもなく歩きだす
串に刺さった肉団子も2つめを口に運ぶ…この感動を後一度しか、味わえないと思うとすこし悲しい
■ルーフェン > 美味い。残り2つだと思うと尚の事、美味いと思える
名残惜しく思いながら、ごくん、と口の中の肉団子を飲み込んでしまえば串に残された最後の1つをじ、と見据え
続けざまに最後の1つにかぶりつく
「美味い…美味い…」
むぐむぐ、と咀嚼して食べきってしまえば手に残ったのは串一本。酷く物悲しい気分になった
もう一本、いや二本も買っておくべきだったと…
ふう、と息をつけばごそごそ、と残された串を懐へしまい、腹を擦りながら貧民地区の暗がりへと続く路地へと消えていく…
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からルーフェンさんが去りました。