2016/07/04 のログ
■セラ > あちらから、こちらへ。こちらから、あちらへ。
ぐちゃぐちゃのどろどろになった臭うシーツを、綺麗な物へと交換したり。消耗品の補充に、汚れた室内の清掃。
意外と重労働なのである。
「それにしても、意外とよく聞こえる」
雰囲気を作るためか、単純に安普請で防音がしっかりしてないせいか。
遠く近くに、室内から漏れ聞こえる嬌声。作業の度に嗅ぐはめになる濃密な性臭。
中にはプレイの一環として、見せつけてくる者までいて不本意にもちょっとばかり興奮を覚えないでもない。
溜息をつくように呟きを漏らして、未使用の部屋に逃げ込んで一休み。
真面目に仕事をしてたせいで、まともに捜索は進んでいないが、目標は未発見。
とりあえずは、真面目に仕事をするかどうかと考える物の、雰囲気にあてられ気味の思考は嬌声の聞こえる扉や壁の向こう側の後継へと意識がちらちらと脇道にそれ。
■セラ > しばしの休憩タイムを挟んで気力を復活させると、もうしばらくは真面目にお仕事をすることとし。
真面目な勤務態度を見せつつ、調査活動をその合間にと。
結局、目的のものは見つからずにそのまま娼館を立ち去ったわけだが、立ち去った後で全員見知った顔のはずなのに、人数が合わないなどとの怪談話が残ったりしたことは余談である。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からセラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にプラセルさんが現れました。
■プラセル > 自身が身を寄せる酒場まで後十数メートルと言った距離だろうか、他の従業員と一緒になって客引きをしていたら、有難い事に二人組が釣れた。
相方が店の方へと案内しにいったが為、自分は相変わらず然程良くもない愛想の儘客引きを続行。
とは言え、酒場は人を選ぶ。誰でも良い、と言う訳ではない。
きょろりと辺りを見回して。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にアシュレイさんが現れました。
■アシュレイ > 真っ赤なローブを纏った娘が貧民街へと姿を現す。 頭上の黒い猫耳を忙しくピコピコと動かす様から、ミレー族であると判断できるだろう。
娘はそこらの酔っ払いと同じく今夜閨を共にする相手を探しに来たと言った所。
だれか良い子はいないかと分かりやすくキョロキョロと顔を動かしていると、視界に金色の髪の女性の姿が入る。
よくよく見ると肌も綺麗だ。
今日はこの子にしようと決めた娘、善は急げとばかりに駆け寄り声をかける。
「ねえ、貴女。 間違ってたら悪いけど客引きの最中よね? 女の相手も出来るかしら?」
警戒心を抱かせぬよう、少し距離を取りつつ務めて朗らかな表情で尋ねる。
■プラセル > 声を掛けられれば移ろわせていた視線をその元へ。
先ず赤色が目に入り、其処から流れるように耳が視界に入る。
「―――…できなくは、ない、と思うけれど。」
暫しの間があって、決して多くは無い言葉で答えた。
何せ、自分を買っていくのは男ばかりだ。自信はあまりない。
■アシュレイ > 「なら、決まりね。 それともこんな小娘の相手はお嫌いかしら?」
間が空いていたことを気にし、背を曲げると顔を覗きこむ。
眉を下げて悲しそうな表情を浮かべて。
「あと、ちょっと最近色々あってハードなこともさせちゃうけどいいかしら? その分代金は請求してくれてかまわないけど。」
悲しげな顔を浮かべる割には要求が多い娘。
と、同時に互いの距離を詰める。 手を伸ばせば互いの身体に触れそうなくらいまで近づいた。
■プラセル > 問い掛けにはふるりと頭を左右に揺らして否定を示しつつ、
「はーど。」
思わず同じ言葉を繰り返し呟いた。
無意識の内、困ったように眉根を寄せて。
「痛いのと汚いのは、あまり好きじゃない、わ。――お店、いく?」
好きじゃない。けれど、出来ないとも嫌だとも口には出来ない程度には染み付いた奴隷根性。
緩々と相手へと手を伸ばした。行く、と言われれば己が身を寄せている酒場宿の一室まで案内するつもりで。
■アシュレイ > 「ありがとう、貴女みたいな優しい子大好きよ。」
もう触れても断られないだろうと思ったのか、肩へと手を伸ばし抱き寄せる。
「そ、私結構苛めるのとか大好きなの。 イケル?」
両手をパンっと合わせ嬉しそうな顔を向け、尋ねる。
「なら、そのどっちもやらないようにするわね。 お店行くわ。」
伸ばされた手を両手で上下から挟み込むように掴む。
相手の手をゆっくりと摩りながら、導かれるまま店へと付いていく。
■プラセル > 「いじめっこなのね、」
ふむ、と一人納得した態幾度か相槌を打つ。
彼女の苛める、がどの程度なのか想像もつかぬ今、相手の表情やら動作やらで予想するしかできない。
まあ大丈夫だろう、だなんて気楽に考えた。
それから相手の手を引き店へ。
連れてきたのがミレー族と思わしき容姿、それも女の子だったものだから一瞬店主を呼ばれそうになるも、ちゃんと客だと説明して酒場の二階にある一室へと案内して。
■アシュレイ > 「よく言われるわね。 でも、こう見えて私尽くしたりもするのよ。」
両手を腰に回してえへん、と胸を張って見せる。
「へ~~、こんな風になってるんだ。 それにしてもミレー族が買い物に来るのなんて珍しいのかしらね。 皆見る目ないわね~。
あ、私はアシュレイ。 貴女お名前は?」
宿の客室へと案内された娘。 部屋の様子を興味深げにキョロキョロと視線を向けてから、ローブに手をかけると早速脱ぎ始める。
真っ赤なローブの下にはピンク色のレースの下着姿。
「貴女の格好も見たいわ。 どんな姿なのかしら。」
■プラセル > 口数が少ないながらも談笑しつつ宿へ。
貧民地区の娼婦宿にしては大分綺麗な部屋だ。
「ここがちょっと特殊なの。みんな、悪気はないの。―――プラセルよ。」
店主を呼ばれそうになったのも悪意あっての事ではない。が、自分が上手く説明できる気はしない。
然し、ほんの少しの喜色を言葉に滲ませながら告げては名前を名乗りつつ、ワンピースを脱げば上下揃いの白い下着姿へと。
■アシュレイ > 「そうなの? そうだね、きっと貴女を心配してのことなのでしょうね。」
相手の言葉の声色から、なんとなくそういった宿なのであろうと推察。
とはいえ、初めて入った宿なのであくまで想像のみだが。
「結構大きい胸してるのね、羨ましいわ。」
下着姿の相手の身体を眺める、同じく下着姿の娘。
自分よりも大きめの胸が目の前にあると、娘は興奮を露わにしながら、胸元へと手を伸ばす。
下着の上から、プラセルの胸の大きさを確かめようと。
その間に、娘の背中から触手が4本伸びてきて、プラセルのお尻や足へと絡みつこうとする。
■プラセル > 「そう、かしら…。」
大きくて喜ぶのは男だけだと思っていた。が、彼女も喜んでくれているらしい。
触れれば弾力がありながら柔らかなその感触がその掌に伝わるだろうか、特に拒絶する素振りもなく、相手のなすが儘になっていれば視界の端に映り込むのは此方へと伸びてくる触手。
思わず、軽く双眸を見開いて。
「、」
ぎょっとしている間に伸びてきた触手が下肢へと絡みつく。
攻撃されるわけでもなければ困惑した表情を浮かべて触手と相手とを交互に見遣り。