2016/07/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にセラさんが現れました。
セラ > 貧民地区にあっては、珍しくもないいかがわし店のひとつ。
性を売り物にする娼館の中で、客として遊びに来る側でなく、店で働く側として交換用のシーツなどを抱えて廊下をてくてくと歩く姿がひとつ。
首輪を嵌めた姿が、奴隷娼婦として従業員を兼ねて雑務をこなしている労働の姿と見て取れる。

「ふふ、完璧である」

魔族の奴隷が働かされていると耳にして、奴隷娼婦の姿で潜入。いきなり見知らぬ顔が増えて不審がられぬように、最初からいたものとして暗示をかけて店の者に不審がられる事もなし。
不審がられずに、仕事を言い渡されてしまってはいるが。それもまた、仕事として娼館内をうろつけるから良しと、している。
暗示だの何だのができるなら、潜入などせずに訊きだせばいいものを、遊び心を交えてスパイの真似事を楽しんで、笑みなど浮かべて素直に仕事を実行し。