2016/06/24 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にヴィールさんが現れました。
■ヴィール > 「……ふぅん。めんどくせぇな、色々」
日も暮れてきた時間帯。広場の隅に乱雑に置かれた木箱に腰掛け、先日出来た友人と話している。
相変わらずも物騒なようで、目の前の彼が肩を震わせた。
「……気ぃつけろよ。どこに変態が潜んでっかも分かんねぇからよ」
忠告を与えて帰らせる。年齢もさほど変わらない筈だがなんとも高慢ちきだ。
少年の背が見えなくなれば、漸く視線を外して辺りを見渡した。
■ヴィール > 見回した先には誰の姿もない。
小さくため息をつけば木箱から降り立ち、コキコキと首を鳴らした。
「……物騒なコトに巻き込まれねぇよーに、帰るか」
言うとのろのろと歩き出した。
ポケットに手を突っ込み、特に周囲に警戒をするでもなく歩いていく。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からヴィールさんが去りました。