2016/06/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にヴィールさんが現れました。
ヴィール > 日も落ちた中、煌々と路地を照らす酒場の明かりを見て回る少年が一人。
窮屈だからと首元の釦を寛げ、ため息を吐く。

「……酒飲めてりゃあな」

親よりキツく言い含められていること。
口すっぱく言われなくとも分かってはいるし、飲むつもりもないのだが。
流石に何も注文しないまま店内に入ることも出来ず、とりあえず往来の中ほどで立ち止まった。