2016/01/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にルーフェンさんが現れました。
■ルーフェン > 貧民地区の外れにある廃屋。風雨に晒され今では幾本かの柱と朽ちかけの家具の切れ端が散乱し、
屋根は崩れ、床は所々に抜けている。それでも、石造りの部分は残っており、帰る場所がない者が寒風から身を隠し、
冷たい雨を凌ぐには一部、残った屋根は十分すぎるほどのものである
身につけていた外套を床に敷き、瓦礫で風除けの簡易なかまどを作れば、その中央に、椅子の脚や手すりを組み、
火をつける。しばらくすれば薄暗く寒かった周囲が焚き火の熱に暖められていき、外套の上に身体を横にする
手の届く所に廃材をまとめておき、火の勢いを見ながら折を見て廃材を焼べてやる
「…くあぁ、上等、上等…」
揺らぐを炎を眺め欠伸を零せば鋭い犬歯が覗く
こしこし、と目元を擦れば今日も宛もなく歩きまわった身体を労るべくへたり、と外套の上で身を縮こまらせる
遠く風にのって聞こえる貧民街の喧騒はバラエティ豊かなもので客引きの声、喧嘩の声に怒声に悲鳴…
聞いているだけでも退屈することはない