2016/01/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にルーフェンさんが現れました。
■ルーフェン > 貧民街の一角。人通りも多く、行き交う人々の顔ぶれも多彩である。そんな通りの炉端に開かれた賭場で、
数名の人間が賽を転がし、出た目に一喜一憂しながら、金銭のやり取りをしており、そのやり取りを、地面に座り、
ぼんやりと眺めながら誰に聞くでもなくルールを少しずつ理解していくのだった
「…糧を求めるなら、働けばよいではないか…」
博打に興じる人々の事情など知らないが、純粋に金銭を求めているのであれば働いたほうが手っ取り早いように思えた
思えたのだが、博打に興じる面々の表情を見るからに、そこには単純に金銭を求めるのとは別の楽しみが、
あるのだろうと言う事も、観察する内に何となく気がついた
なんにせよ、博打打ち達が振られる賽に熱を上げていくを呆れた様子で眺め、くわ、と欠伸を零せば退屈なのか、
なんなのか、次第に興味を失っていき、くしゃくしゃ、と己の髪を掻いては他に面白いものでもなかろうか、と
通りを歩く人の波に視線を移した