2015/10/30 のログ
アラミル > ………んっ

(挨拶を返されるとこく、と頷いて
戸惑いながらも近づいてくる少年を…少女は未だ座りながらじ、と青い目で見つめ)


…お金、はいらない、けど…ごはん…はあり、そう…?


(金がない、買ってやれない、とそれらの言葉をしっかりと聞いていたにもかかわらず…少年を見ながらそんなことをいう
同時、少女のお腹からくぅ、と情けない音が聞こえてしまうだろう)

イア > (未だ膝を抱えたままの少女へと近付いて行く。
 しかし、じっと自身を見つめてくる青い瞳には妙な居心地の悪さを感じ。
 少女が答えた。
 呟いたその言葉に困惑が浮かぶ。
 片方の眉尻を器用に下げて、苦笑を浮かべる。)

ごはんって……お前、俺の言ったことわかるか? 金ないっつってんだろ。

(飯にありつくには金が要る。
 ごくごく一般的な考えだ。
 と、少女の腹があいらしく鳴った。
 少年は小首を傾け、困ったように黒髪をがし、と掻いて。)

わりぃな、本当にすっからかんなんだよ。

(言いながらも歩を進めていれば、少女に手が届くほどまで来て。)

アラミル > (お腹が空いて動けない…動きたくなかった。でもこの少年は自分から近づいてきてくれる…
困惑の表情を浮かべ、更に苦笑を浮かべた少年をまだじ、と見つめて)

うん。わかってるよ…、わたしにはお金なんていらないの…

(それはあり得ない言葉
山暮らしをし、山菜や動物を狩って、というならわかるが…
今この場ではまったく意味不明だろう。更に近づいてくる少年に薄く笑みを浮かべ


ううん、からっぽじゃない、よ
…用があるのは、からだ、だから……んぅ…っ


(手が届くほどの距離まで着た瞬間…
しゅうう、と音を立てて薄桃色の気体が少女から噴出する…
それは体の自由を奪い、また強制的に発情させる瘴気の類のもの…果たして、少年は反応できるだろうか)

イア > (金がいらない、などと街に暮らす人間なら言うはずがなかった。
 一層、困惑を深めて。
 薄く微笑んだ少女を見返し、自身の知る常識の中から探し出したのは。
 持ち主がいるのか、などといった見当違いなもので。)

え、は? ……からだ、って……。

(意味を尋ねようとした。
 瞬間、まるで少女の身体から吹き出したような薄桃の霧が少年を包む。
 相手は自分よりも小さな、人間の、少女だと思っていたのだ。
 無警戒だった少年に反応できるはずもなく。)

なっ、んだ……これ、……っ。

(吸い込んでしまった瘴気が少年の身体を痺れさせ、同時に意思と無関係に血液が一箇所へと集まっていく。
 ふら、と力が抜けて少女の目前で膝を折る。
 まるで傅くように。)

アラミル > (無警戒で瘴気をもらい、ひざを折った少年の肩を押して…覆いかぶさるように体重をかけて押し倒そうと…)

あは…力、入らないでしょ…
ごはんは、あなた…だいじょーぶ、殺したりはしないから…すっごくきもちいいだけ…

(成功するならそのまま、少女の薄い体でのしかかり…手をそっとハーフパンツの股間の所に這わせて…)


ここから、でるのがわたしの、ごはん…

(耳元で、囁くようにそう少年に告げるだろうか)

イア > (膝をついた姿勢から、肩を押されれば力の入らない身体は、少女の思惑通り地面に押し倒されて。
 表情だけははっきりと驚愕に彩られて、目を丸くして少女を見つめる。)

お、まえ……一体、なん……んくっ

(少年のことをごはんと言う少女の薄い身体が布越しに触れただけで、瘴気に冒された肉体は勝手に発情を濃くして。
 その手が、細い指が少年の股間を這うと、それは既に十分なほど硬く。
 一般的な男のモノより熱い昂ぶりが、びくんと震えた。)

……なん、なんだ……お前。

(耳元へ囁きが注がれれば、少年の唇から熱を持った吐息が、は、と零れ。
 自由の利かない手が、もどかしげに虚空を掻いた。)

アラミル > (少しだけでも話をしたからだろうか…いつも強引に、こうやって襲った時よりも少女は昂ぶりを感じている…
驚愕に染まった少年の顔、その頬を撫でて…)

わた、し…?

(完全に瘴気が回り、発情しきっているのを触って確認して)

どうでもいいでしょ…、いっぱい気持ちよくしてあげるからそんなこと、考えなくていいよ…?
ほら、もう熱くて、我慢できないでしょ


(少女らしからぬ艶を感じさせる声で囁き、ズボンを慣れた動作で脱がせ、あるいは脱がせやすいように一部破ってしまって)

私のお腹がいっぱいになるまで、だしてくれればそれでいいの…ん…

(囁いていた耳に舌をぬるりと這わせ…下着に手を入れ、直接大きな熱いモノにひんやりと細い指を絡ませ、きゅ、と軽く握るだろうか)

イア > (頬を撫でる少女の手にさえ、欲情は掻き立てられる。
 常にないほど欲望は張り詰めて、痛いほどだ。)

どう、でも……って。はっ、ぁ……

(艶めいた声の少女に、ようやく人間でないもの、という考えへ至る。
 しかし、だからどうだというのか。
 少女の言葉通り、考えることが億劫だった。
 布を裂く音にぞく、と背筋を震わせて、下肢を晒される。
 女に襲われることとて無くはないが、しかし、自分よりも小柄な少女に襲われるなど人生初の経験だった。)

っひ、ぅ……ぁ、く、んん……っ

(耳を這う柔らかく温かな舌の感触に喉の奥から高い声を漏らす。
 ひんやりとした指に刺激されれば肉棒は嬉しそうにびくびくと跳ねて、もっともっとと強請るようだ。
 そんな自分の声に羞恥を覚え、少年は唇を噛んで声を堪えようとする。)

アラミル > (張りつめていく欲望に喜色を更に浮かばせる…少女の口からもまたはぁ…と熱い吐息が漏れて)


えう…外に、出しちゃだめ…だよ…、まずは…


(ひとしきり耳を舌で舐った後…そっと、身体をずらし、肉棒に顔を寄せて)

直接、くちにちょうだい…?
あ、は…ぁ…声…きもちよかったら、がまんなんてしなくていいんだよ…どうせ、誰も来ないし
ん…れぅ…

(淫らそのものの声をあげ…逆に声を我慢しているそのかわいらしいエモノの姿にぞくぞくと体を震わせて
嬉しそうにはねる肉棒から指をずらし、まずは、見せつけるように舌先でくにくにと肉棒の先端を刺激する
ずらした指はそのまま竿の部分を軽く擦って)

イア > (人気のない裏通りとは言え、一本向こうには往来のある通りがある場所で。
 自分よりも小さな少女に押し倒され、好きにされているという状態は少年にとって屈辱的だった。
 それでも、身体をずらしていく少女の動向から、目が離せない。
 かわいらしい顔が、自身の赤みを帯びた肌色の肉棒へと寄せられて。)

くっそ……ぅん、……勝手なこと、言いやが、って……。

(幼げな少女から発せられたと思えないほど淫らな声音に、必死に強がりを投げた。
 しかし、少年の欲望は素直だった。
 舌先が触れる前から、肉棒の先端からは先走りがくぷ、と溢れて。
 竿を擦られた分だけ奥から湧き出してくる。
 強制的に発情されられた身体は耐え難い射精衝動を齎して。)

……っく、ぅあ、ちょ……ま、て……っ

(硬った肉棒の下で、玉袋までが鼓動に合わせるように収縮している。
 もう、ほんの少しの刺激で果ててしまいそうだった。)

アラミル > 万が一、ちゅ…、聞こえちゃっても…その人も、たべちゃうだけ、だから…

(付け加えるように、少年の方を横目で見ながら先端にキスを落として)

強がっても、ばればれ…いっぱい、いっぱい出したいんでしょ…、さっきの、そういうものだから…
ちゅる、ちゅぅ…っ

(強がりにくすくすと笑い、その吐息がまた敏感な先端に当たってたまらない刺激を与えてしまう…
更に口をすぼめて、先走りを吸い上げるように口に入れ)

もう、でちゃう?…じゃあ…ぱくってしてあげる…っ
ちゅ、じゅる…ちぅぅ…

(まて、という言葉…玉袋まで収縮している様子に無邪気な笑みを見せ
言葉の直後、唾液でたっぷり濡れたとろとろの口の中へ熱く大きい肉棒を埋め、音を立てて口全体で吸い上げ、オスの証をねだってしまう)

イア > (おまけのように告げられた物騒な単語に、言葉を返すことはできなかった。
 先端に触れる少女の唇。
 その感触や、視覚的な高揚感に息が詰まりそうで。)

うる、せ……っ。ふぁっ、あぁ、っく。

(くすくすと笑う少女に反撃したくとも、吐息が先端を刺激する度に腰が震えて声が甘くなる。
 先走りを吸い上げられれば肉棒がどくん、と大きく脈打ち、先端をはくはくと開閉させて。
 無邪気な笑みと裏腹に、艶かしくはしたない音を立てて、少女が肉棒を腔内へと迎え入れる。
 あたたかくて、ねっとりとした唾液に濡れたそこが、吸い上げられればもう、限界だった。)

あっ、で、るぅ……っっ!

(びゅるるっ、びゅくっ、と開ききった先端から勢いよく白濁が放たれる。
 少女の喉の奥まで叩きつけるような勢いで。
 青臭い少年の精液が少女の口内を満たしていく。
 それでも未だ、肉棒は萎えることなく反り返ったままで。)

……は、くそっ……

アラミル > かわい、こえ…ん、ぷ…ぅ…、ちぅ…

(脈打ち、もう限界だと訴える肉棒を虐める感覚にぶるぶると少女の体も打ち震え
甘い少年の声を聴けば咥えながらも微笑みを深め、そして…)


は、ぷっ…ん……ちゅるぅ…んく、ん…く…!

(喉の奥にねっとりと勢いよく叩き付けられる白濁を、目を細めながら受け止める…
見れば、喉がこくこくと動き、口内に溜まった精液を次々に飲み下していく様子が見えるだろう
きゅきゅ、と竿を指で扱き、最後まで気持ちよく出させてあげて…)

まだ、まだ元気…じゃあ、つぎはこっちで…あとのぜーんぶ、のませて…?
こっちは、もーっと…きもちいいよ…

(悪態をつく少年から一度少し体を離して…ぼろ布の下半身を隠している部分をまくりあげる
下着はつけておらず…露わになったそこは少女らしく閉じていながらも…わずかな隙間からとろとろと蜜を垂れ流して
眼下にあるごちそうにひくひくと入口が動いているだろう)

イア > (可憐な少女の声で、かわいいなどと言われれば羞恥と屈辱に耳まで赤く染め。
 自身の肉棒を咥えて微笑う少女の淫蕩な姿から、それでも目を離すことが出来ずに。
 一度果てた虚脱感に、力んでいた身体がくたりと緩む。)

はぁ……はぁ、っは。

(荒い呼吸を整えながら、少女が吐き出した精液を飲み下している様子を見る。
 白い喉が嚥下を繰り返す様は淫猥で。
 奥に残ったものまで全て吸い出された後。
 次、と言いながらボロ布を捲り上げるのを、呆と見つめ。
 白い華奢な下肢の股座が顕になれば、正直な肉棒はびくびくと暴れる。)

は、は……こんなじゃなきゃ、犯してやるのに、な。

(それでも虚勢を張って、に、と挑戦的に笑い。
 ふるる、といきり立つ肉棒を揺らして、挿入を急かす。)

アラミル > 減らず口、もかわいい…。今度に期待する、ね…
多分ないとおもうけど…

(ぺろり、と唇についた精液を舐めて
あえて下品に見えるように、少し足を開きながら…段々と股座が肉棒に近づいていって)

…手順を踏まないと、なぜかおなかがふくれないの…でも…

(興奮からか、あっさりと自分の捕食手順を述べ…
ちゅ、と濡れそぼった入口と亀頭が触れ合って)

今は手順通りに進んじゃったから…きみは私のごはん…、ぁ……んっ…!!
ほぉら、はいっちゃった、よ…ぉ…

(一気に腰を下ろし、騎乗位の形でつながり…
ぷちゅ、ずちゅ、と淫らな水音を響かせ
射精した直後の肉棒をうねうねと蠕動するナカで締め付ける…)

イア > だ、から……うっせ。覚え、とけよ。

(減らず口、と指摘されれば悔しげに眉根を顰めて、唇だけは笑みの形。
 自身の上に跨り、ひくつく膣口を見せびらかすように腰が降りてくる。
 少女の柔肉に包まれる期待に、呼吸が熱く、浅くなって。
 ちゅく、と粘膜同士の触れ合う音が響く。)

……ぁ、も、いいからっ……。……うぁ、っは。

(座して向かい合う形で繋がれば、自由の利かない身体を必死に揺する。
 少女の唾液と既に溢れていた蜜に濡れて、肉棒がぬちゃぬちゃと包み込まれ。
 蠕動する肉襞に搾り取られそうになる。
 先程達したばかりだと言うのに、二度目の射精は間際だった。
 少女の膣内で亀頭が膨らみ、どくどくと脈打って。)

アラミル > ごはんのこと、なんてすぐわすれちゃう、かも…ぉ…
余裕なら、いっぱい、だしてね…?

(にこ、と再び淫蕩に微笑み…熱いオスの肉を体内で締め上げて…
少女もまた、快感に晒され、少年と熱い吐息が重なり辺りにデュエットとして響いて…)

んっ…ぁ……はっ…ぅっ、きもち、い…おっき、ね…

(必死にゆすれば微かに腰が動くだろう…それに反応して少女もくい、くい、と押し付けるように腰の動きを合わせて
歪んだ笑みのまま肉棒の大きさを素直に褒める)


あ、んっ、でてる…でも、まだ、まだ…でるでしょ…?


(二度目の射精は、小さな子宮で受け止める
射精が始まれば彼女の本能か、膣の動きが絞り上げるようなものに変化し
脱力すらも許さず更なる精をねだるだろう
隙間から零れ落ちようが構わず、少年の活きの良い精を自分の糧としていく…)

イア > (余裕、など正直なかった。
 粘液同士の擦れあう音と、重なる熱く荒い呼吸音が淫靡な音楽を奏で。
 おおきい、と言うほどの逸物ではないが、少女の小さな膣内には十分そう感じられるのだろう。
 少女が腰を押し付けるタイミングを合わせてくれば、一際奥、少女の小さな子宮の入口に亀頭がごつんと打ち付けられる。)

あ、あっ……くぁ……。で、るっ。でてるっ、のに……っ。

(一度目ほどの勢いはなかったが、それでもびゅくびゅくと膣壁に、子宮に放たれ。
 絞り上げるような腰つきに、瘴気の所為もあっただろう。
 射精しながら、快感に追い立てられ、出し続け。
 結合部から垂れ、溢れ、飛沫になって飛び散らせながら。)

イ、くっ、イってるっ、のにぃっ! こわ、れっ、おかし、なるっ!

(頭が真っ白になるほど、ありえない連続射精を経験して。)

アラミル > 出てる、とこに…んっ…締め付けられるの、いいでしょっ…
あ、は…ごつ、っていってる…ぅ…

(ぱちゅ、ぱちゅ、と息の合ってきた腰の動きが二人の性感を高めていく…
小さな膣は肉棒全体を包み込むように、子宮は…勢いが弱くなったものの、まだ出る精を求め、亀頭に吸い付くように蠢いて)

ほら…体験したこと、んっ、ないでしょ…も、ちょっと…ぉ…

(飛沫となって飛び散る精をもったいない、と感じつつも搾り取った精液が力になり、おなかが膨れていく…)

あと、10かいくらい…かな…ぁ…んぅ…!
あぅ…ふ、…ぅ…んっ…!

(壊れそう、という言葉を無視し、いきり立つ肉棒を連続で絶頂に導く…
宣言通り殺すことは目的ではないため…呟いた回数、絶頂し、彼女に精を注ぎ込めば…満足した顔で動きを止めるだろう)

イア > い、っあ、いぃ……っ、すご、っ!

(頭の中が、もうイくことで、射精で、快感で、一杯になって。
 呼吸と喘ぎに開かれた口の端を涎が零れても気にならなかった。
 自分だけでも少女だけでもなく、互いに感じ合っているのだと見えて。
 たまらなかった。
 子宮が精液を飲もうと吸い付いて、膣肉が蠢いて、更に高められて。
 きっかり宣言通りの回数、イかされた後の身体は、麻痺がなくとも動かせないほどに怠く。)

はーっ、はーっ……は、ぁ……っ。

(やっと、やっと少女がその動きを止めた時には、少年は少し顔色を青くして脱力しきった。
 言葉を発することさえ億劫で、潤んだ黒い瞳で、ただ満足そうな少女を見つめ。)

アラミル > (脱力しきった少年の潤んだ瞳を見つめながら…ずるぅ、と肉棒を自分のナカから抜いてゆく…
あつらえたように麻痺と催淫の影響は抜けているだろう)


は、ふ……おなか、いっぱぁい…。きもち、よかった…ぁ…
あは、はーはーいって犬みたい…

(そっと、最初にそうしたように少年の頬に触れる…
その手つきは、言葉とは裏腹に先程の荒淫からはかけ離れた優しいもので)

…ありが、と…ごめんね?、こうしないと、いきてけないんだ…

(手つきと同じ優しい笑みを少年に向けた後、ぐったりと脱力する少年とは対照的にすく、と立ち上がり)

…ばいばい。二度と会うことはないだろうけど

(とぽ、と少し精液が零れる下半身を大きなぼろ布で隠し直し
細い路地から去っていこうとするだろう)

イア > (たぷたぷと精液の中を揺蕩うようだった肉棒が、ずる、とあたたかい場所から引き抜かれ、冷たい外気に晒される。
 丁度なのか、ようやくか、強制的な発情の効果は切れたようで萎えたモノがくにゃりと下腹に倒れ込む。
 満足そうな顔をして、少女が再び少年の頬に触れる。
 優しい手つきに、とろとろと瞼が重くなってくる。)

……ぁ、……なん、で。

(優しい笑みを浮かべ、立ち上がる少女にのろのろと手を伸ばす。
 掴めない。
 ボロ布に身を包み、自身に背を向ける少女へ。)

な、まえ……

 (掠れかけた声で問いかける。
 応えがあってもなくても、少年にそれ以上の行動は出来ず。)

アラミル > ……

(少年の微かな声が、細い路地に伝わる。それを聞いた少女は…
もう会うこともない、最後だから、という思いからか…)

あ ら み る

(と、声を出さず、口の形だけでそう告げて…今度こそ、通りから姿を消すだろう)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からアラミルさんが去りました。
イア > (音にならない名乗りを、目に残して。
 口の形を真似て呟き。
 とうとう重い瞼を伏せて、束の間の安息に落ちていく……。)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からイアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にクロイツさんが現れました。
クロイツ > 「はいはいー、またのご利用をー」

いかにもごろつきと言える格好の男数人にぼろいバックを渡し、数枚の硬貨を受け取り笑顔で見送る。
私は品はこのような場所ですら扱うにいい顔はされない物。
それを格安で叩き売った少年の姿に男たちは何も思わないのか去っていく。

「これでしばらくは大丈夫かな。
人間社会ってお金がないと面倒だよね」

仕入れは強奪なのでタダ。それでも面倒だと渇いた笑みを浮かべれば残りいくつか残るバックを見てほかにお客さんでも来ないかなと路肩に置かれた荷物に腰を下ろして足を揺らせる

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からクロイツさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にシナトさんが現れました。
シナト > ん~…もう食べられないって~…。(王都の中でも特に治安の悪いであろう一角…貧民地区、いわゆるスラム街というもの。その一角で、場の空気にそぐわぬ暢気な寝言を呟いているのは、闇夜に溶け込むが如く全身がほぼ黒一色で統一された隻眼の男。刀を抱くようにして。とある廃墟と化したボロ家の中で熟睡していた。完全に無防備というかいいカモになりかねぬ状況だったが…)

…待った、それは俺の肉――あれ?(思わず何かを掴み取ろうとするように腕を伸ばし、身を乗り出した所で目が覚めた。そのポーズのまま、しばし固まって…)

あ~~夢ねぇ、ハイハイ…(空腹だからそんな夢を見たのかもしれない。伸ばしてていた腕を引っ込めつつ、廃墟の崩れかけた壁に背中を預け直す)

シナト > …危険に目を瞑れば雨露を凌げるのは有り難い…んだけどねぇ。贅沢言えるほどにお金ないけど、やっぱまともな宿に泊まりたいもんさねぇ。

(緩い苦笑と共に嘆息を一つ。食べ物はどうしたものか…やっぱり、貧民街だから実力行使で強奪がベストなんだろうかねぇ、とか思いつつ。動くのも地味に億劫だ。それでも、刀を立て掛けているのは不意打ちへの無意識への備えであり。貧民地区ともなれば、そういうのも普通にあるだろう。今の所、幸いスリの一つにも遭遇してないが。単に運が良いだけなのかもしれない)

…んま~~考えたら、俺もこういう場所で奴隷として売られてたから…懐かしい、というか馴染み深いものはあるっていやぁ、あるよねぇ。

(師匠に連れられて旅していた時も、スラム街は決して珍しい訳ではなかった。何処の国でも、豊かなほどに貧富の差はあるようだ)