*随時加筆修正あり。
■容姿 癖っ気のある黒髪に少々眠たげな象牙色(アイボリー)の右目。左眼は黒い眼帯。 外見は無表情ならば割と美形だが、常に何処か緩い表情でそんなに目立たない。 細身だが程々に筋肉質。体中のあちこちに大小無数の様々な傷跡が残っている。 服装は動き易さ重視の物を好むが、ほぼ必ず黒で統一された黒ずくめを好む傾向。
■性格 常にマイペースで緩い空気や態度を崩さず、何を考えているかが分かり辛い。 大抵の物事には動じずのらりくらり。人当たりは良好…物怖じせず馴れ馴れしい。 魔王らしい一面も有るが、本人の生来の気質に隠れがちで特定状況でしか出ない。 また、単純な善悪よりも己の気分や衝動など行動指針とし善行も悪行もする。
■背景 真名は「シナト・ハーディス」。先代から立場を継いだ二代目の魔王ハーディス。 元は異国出身の奴隷階級の生まれ。その時の名は「志那戸(しなと)」。 その後、偶然異国を訪れた初代「ハーディス」に気紛れで買われ従僕となった。 以後、初代の従僕として各地を旅しつつ様々な経験を重ねて長い年月を過ごす。 今から数百年前に初代を”殺害”。強制的に座を継いで二代目ハーディスとなる。 それから、他の魔王や同族達とも色々ありつつ各地を放浪し続けてマグメールに。 現在は冒険者。凄腕だが怠け者の為、同業者に顔や名前は殆ど知られていない。
■戦闘 黒刀による近〜中距離戦主体。他、刀剣類や槍、斧、弓辺りも一通り使える。 更に独自の体術や風魔術を織り交ぜたトリッキーな超高速戦闘も得意とする。 ただし本気を見せる事が滅多に無く、常に余力を残しつつ戦う独特の癖がある。 また、格上相手には”簒奪”するか適当に相手して逃げるかの二者択一思考。 極限状態まで追い込まれて漸く本性の一端を見せる。ジョーカーは土壇場まで切らない。
■武器 ◇黒刀《八十禍津》 通常の刀よりも若干反りが浅く、刀身に黒い呪術文字がビッシリ刻まれた刀。 来歴は不明。元々は初代魔王ハーディスが持っていた収集物の刀剣の一振り。 禍々しい濃密な魔力を刀身に内包し、特に神聖属性・霊体に対しては猛毒。 更に、斬った箇所から魔力を霧散、傷口も腐敗させる地味に悪辣な効果もある。
■異能力 ◇斬獲戴天 先天的に秘めた固有能力。生まれ持った簒奪者の資質が具現化したもの。 反則級の強制略奪の力で、斬った対象から指定したモノを奪い取ってしまう。 斬る動作が必要で格上からしか奪い取れないが、奪えるモノに制限が無い。 シナトが簒奪の魔王と呼ばれたり格上殺しに優れる最大の要因とされている。
◇無限蛇の魔眼(ウロボロス) 銀色に静かに輝き、瞳孔部分に∞の紋様が浮かぶ初代魔王ハーディスの瞳。 左眼に直に移植しているが、力の無駄遣いをしないよう普段は眼帯で隠している。 初代ハーディスが持っていた無限の属性も秘めており、魔力を常時生み出す。 大気中、或いは体内の魔力を常に「回転」させ続ける事で魔力循環が常に成される。
■魔術 ◇混成術式(風) 一番適正があり得意とする風属性の魔術。故郷の術式とこちらの大陸の魔術の混成。 移動/高速動作の各種補助、気流や温度操作などを中心に一部気象も操作可能。 応用性が非常に高く、威力もそこそこだが速度と手数に優れており詠唱が必要無い。
◇東方禁呪(天) 故郷の禁呪を独学で解釈して再編した術式。空間に干渉・作用する術式が中心。 遠出する時には、この術式で空間から空間を繋げて移動時間の短縮を図る事も。
■異名 「簒奪の魔王」 二代目魔王ハーディスとしてのシナト個人の異名。魔族間の知名度は意外と高い。 魔王連合にも名前くらいは知られている程だが、殆どの魔王と直接の面識は無い。 「強欲」の派生的な魔王として一応扱われているが、本人はその事を全く知らない。 簒奪の象徴たる”格上殺し”の特性を持ち、格上から奪う事に関しては魔王でも随一。 由来は、初代ハーディスを奴隷の身で殺害し魔王の地位を見事に奪い取った事から。
「黒衣の亡霊」 実は意外と凄腕の冒険者であるシナトの異名…というには少々残念な呼称。 殆どギルドに顔を出さず、半ば幽霊扱いなのと常に黒ずくめである事が由来。 偶に受付嬢などから忘れられる事もあるが、シナト本人は面白がっていたりする。
■邂逅録 アマレット:生真面目だけど隙が多そうな赤髪の騎士さん。 レヴィ:語尾が独特なノーパンノーブラな冒険者さん。 シャニス:青髪グラマーでエロ可愛い吸血鬼さん。 カナン:身軽で何処かノンビリとした空気の冒険者さん。 アンジェラ:ちょっと訳ありぽい冒険者志望の天使さん。
■その他 中文くらいがメイン。ソロル時は短文で待ちの場合も多いかと。 既知関係など随時歓迎。お誘いは私書までお気軽にどうぞ。 特に魔族関連の方は気軽に既知設定をぶっ込んで構いません。 こちらもその時はその場のノリとアドリブで合わせに行きます。 |
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