2023/06/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にネーヴェさんが現れました。
ネーヴェ > 様々な地を転々と旅する、踊り子のネーヴェは王都マグメールの貧民地区を練り歩いていた。
ひらりはらりと、透き通る衣装の裾を舞わせながら、彼女は踊るようにステップを踏む。

「……さぁて、どうしましょうねぇ。」

そんな一見して能天気なのか、あるいは陽気な様子とは裏腹に、
その内心の思考は、それなりに現実的なものだった。

というのも、王都に訪れて仮の宿を見つけたはいいモノの、 そこから先の行動について未だ考えあぐねている最中だったのだ。
なにせ、手持ちの金銭が乏しいせいで、 この先しばらくの生活に必要な分の金も心許ない状況なのだから。
それに記憶のない己にできる仕事となれば、それこそ身体に染みついた踊りという一芸に頼るしかないだろう。
あるいはそれこそ、この身一つでも稼げるようなその手の店を探すべきだろうか? いや、しかし……
などと考えながら、彼女はふらふらと彷徨い歩いているのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にアモルファスさんが現れました。
アモルファス > 【部屋移動】
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からアモルファスさんが去りました。
ネーヴェ > そうして暫しの間、ステップを踏みながら彷徨い歩いていた踊り子は、
そのままふっと路地の陰に消えてゆくのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からネーヴェさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にアモルファスさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からアモルファスさんが去りました。