2022/03/20 のログ
ジーゴ > 通りの一本向こうは貧民街の中でも人通りの多い道。
通りかかった人に声をかけて一晩を少しでも高く売ろうとしている華やかな通りでさえ、一本裏に入れば寂れて灯りも少ない。
そんな中で小さな人影が、崩れかけた建物の外壁に背を預けて地面に座り込んでいる。

「ハッ…んあっ…んんッ…」
荒い呼吸が漏れ、静かな裏通りに響く。
痛みが滲んだ声にも似たその音が痛みを訴えるものではないことは、
少年の様子を見れば明らかだろう。
シャツの前ボタンは乱雑に外され、ズボンも少し下ろした状態で、
熱く滾った性器を淫らに弄んで。

「なんか…からだ…熱くてっ、んんっ…んふッ」
暗くて周囲には見えないだろうが、上気した頬と普段よりも熱い体温が、
何かが彼に起こっていることを示していて。
本人はただひたすら、欲情に駆られて性器を扱き続けているばかり。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にリンさんが現れました。
リン > ちょっとした商売からの帰り道、貧民地区を通り抜けて帰ろうとするなお小さい影。
子供用のシャツとズボンをぶかぶかにして着込んでいる。
こんなところはさっさと去ってしまうのに限ってしまうが……

「お? エッチな声がする。誰かさかってるのかな?」

普段はいちいちそんなことをしないのだが、今夜は気まぐれを起こした。
淫靡な声があがる裏道を覗き込んで、近づこうとしてしまう。

ジーゴ > 「んっ…きもちい…あっ、あ…んんっあ」
近づいてくる気配に気が付くこともなく、一人で盛っている少年。
体が暑くて仕方がなくて、手を止められない。
既に先走りで性器はべちょべちょで、ズボンと一緒に下げられた下着もぐちゃぐちゃ。ぬげかけているシャツも汗ばんている。

普段よりも感度が良くなっている体は自分で与えた刺激でも跳ねる。
熱がある時のようにとろんとした目が視界に誰かをとらえて。
「リンちゃ…ん?んああっ!」
人に見られているというのに自慰が止められない。

リン > 「じ、ジーゴ……?」

誰かが道端でまぐわっているのか、と思ったら知り合いが自慰していた。
明らかに様子がおかしい。
誰かに薬でも盛られたのだろうか。
ミレー族の一部には、発情期があるものがあるらしい。
ひょっとすればそっちかもしれない。

「……苦しいの?」

関わり合いにならないほうがいい気がする。それはわかっている。
でもこんないやらしく乱れて、雄の匂いを撒き散らしているのに背を向けられない。
ごくりと生唾を飲み込んで、触れられそうな距離まで近づいて、その媚態を視界に捉える。
下から、彼の表情を覗き込む。

ジーゴ > 「リンちゃ…」
肩で荒い呼吸を繰り返す少年は助けでも求めるように、
先走りでベタベタに汚れた手を小さな少年に伸ばした。
それでももう片方の手では自分の性器を弄ることをやめられない。

「あつくて…さわりたくてやめられないの…んッ!んん」
自分で与える刺激に下腹部が小さく跳ねると嬌声もまた止められない。
熱にとろんとした目の少年は、完全に勃起して、亀頭が腹に触れそうになっている性器と似つかわしくなく、いつもより幼く見えるだろうか。

「ねぇ、さわってほし…い…の」
荒い呼吸に途切れ途切れのおねだり。

リン > 「ふっ……」

熱を孕んで濡れた手が自分の頬を撫でて、ぞくぞくと背筋が泡立つのを感じる。
触れた手を通して、自分の体も熱くなっていく。
細かい理屈や思考が、遠ざかっていく。

「……う、うん」

言われるがまま、股座に向かって少しかがみ込んで、
夜気に冷えた、小さな両手で大きく膨らんだ男性器を包む。
左手でぷっくりと膨らんだ陰嚢を支えて、右手指が幹を包み。
顔を近づけ、ゆるやかに扱きはじめる……

ジーゴ > 「ん!んあっ!っ!!」
正気を扱いてくれる手の冷たさも刺激になる。
自分で触るのとも違う動きに腰は小さく揺れ始めて。

「やばい!いっ!イっちゃう!」
嬌声は一段と高く、余裕のないものに変わっていく。
気持ちいいしか頭の中に存在しなくなっていって。

「い…イクっ!」
大きな声と痙攣する体。
ガチガチに勃ちあがった性器は簡単に吐精して、この距離ではべっとりとした白濁がリンの顔にかかってしまうだろう。
普段よりも熱い少年の体温が精液ごしに相手にも伝わるだろうか。

「やばい…きもちい…」
余韻でまだ小さく動かしている腰。
気持ちいいが限界を超えて、目の前が真っ白になりそうになる。

リン > 「っ、ぶあ……っ」

降り注ぐ甲高い声。
そう待つこともなく、手の中で性器が弾けるように、白濁を撒き散らす。
粘つく熱いそれを、手で拭って、口に運ぶ。
ジーゴの熱さが、自分にも伝播していく。

「っ……ふぅ……
 どうしてそんなに今日は元気なの……」

求められずとも、未だへこへこと動いている腰に顔を近づけ、
口を開いて舌を出し、れろ、れろと舐め、掃除しながら、唾液を塗布していく。
自分のものも、痛いぐらいに立ち上がっている。
でも今は、相手のそれに夢中だ。

ジーゴ > 「あつくて…とまんないの!!」
なんでかは自分でも説明できない。
ただ、体の中を駆け抜けるような衝動が、何回達しても止まらないのだ。

「んっっ!がまんできない!」
舐められると肌を走るくすぐったい感覚がまた、刺激になって簡単に性器は頭をもたげる。砕けそうな腰をまだへこへことふり続けて。

「ね、なめて?」
おねだりはエスカレート。
小柄な相手にまた勃ちあがり始めた性器を咥えさせようとする。
先走りで汚れた手で相手の後頭部を掴もうとする。
もし嫌がっても無理にでも性器を咥えさせようとするだろう。

リン > 「んぶっ!」

頷くよりも先に頭を掴まれて、雄をねじ込まれる。
何か喋ろうとした口の動きが、相手のものを悦ばせ膨らませて、口の中を圧迫していく。
そんな風に強引にされて、玩具みたいに扱われて……どきどきして、自分のものも服の下で窮屈に膨らんでいく。

「ん、ちゅ、ん……っ」

両腕を、相手の腰に回して、下肢を撫でる。
鈴口に、カリの裏に、根本に、舌を絡ませ。
唾液に浸して、蕩かしていく。

ジーゴ > 「たりないってば!」
強引に口に捩じ込んだにもかかわらず丹念に舐めてくれているのに、
それでも足りないと言って
後頭部を押さえるとそのまま喉奥まで性器で満たそうとぐいぐいと奥まで押し込もうとする。

相手のことなんて全く考えられずに、自分の欲だけを貪るために相手の後頭部を鷲掴みにして、ゴリゴリと喉奥を抉るように性器で貫こうとして。
まるで、道具で自慰をするかのように、ただひたすら上下に動かして。

リン > 「ん、ん゛、んっ」

頭2つほども体格が違う相手の行為に、まるで逆らうことができない。
小さな背丈は、まるで口淫させるために誂えたよう。
肉槍がデタラメに口の中をかき回し、粘膜を削るように嬲る。
幼気な相手に、力ずくで奉仕を強要され、理不尽に叱責されて。
涙を溢れさせながら、嬉しくなってしまう。
突っ込まれた喉奥は柔らかく歪み、ジーゴの形を覚えていく。
きゅうきゅうと締め付けて、射精を促す。

ジーゴ > 【継続します】
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からジーゴさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からリンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にキールさんが現れました。
キール > 片手に口の開けられた酒瓶をぶら下げながら肩で風を切り堂々と進んでいく。
肌寒くはあるが冬の終わりを感じさせる風が汚れた路地を流れていく。
暗闇に紛れた裏ギルドの男やスリたちもめったなことで男に絡む事はなく、
こんな場所であっても男にとっては大通りと変わらない。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からキールさんが去りました。