2021/08/25 のログ
クル・コービン > 「ありがとうございます。でも私はあそこの教会でお勤めをしておりますので……」

学院の勉強の一環として奉仕活動をしていると説明するも時間が遅いのは説明できていないので笑ってごまかそうとして。

「あ、おっぱい見ちゃだめですよ?」

とっさに出た台詞はもちろん誤魔化すためのもので。

ボブ > 「おっとすまんすまん。 どう見ても見事なものなもんでな」

(ついつい視線が少女の胸元へと吸い寄せられている男の視線を咎めるように告げる少女に対して謝りの声を掛ける男。
そう謝りの言葉を掛けつつ、男の脳裏に浮かんだのはつい先ほど裏社会の顔役から聞いた貧民地区の裏話。
少女が口にした教会はここ最近淫らな儀式を執り行い、富裕地区に住む者たちから多額の寄進を得ているという事。
顔役としてはまだ噂話として捉えていたが、そろそろ調査に入ろうかと思案しているという事で……)

「ふぅ~ん? それじゃあそれほど遠くないって事だし、教会まで送って行ってやろうか。
遠回りって程でもないし、苦労も大して無いからな」

(男は教会の実態を確かめる尖兵として潜入するには打ってつけの案件だと思い、少女に夜道の護衛を申し出てみる)

クル・コービン > 「あ、はい!ありがとうございます」

素直に礼を言って。たまたま今日はサバトは執り行われていないので大丈夫だろうと考えた。
司祭様に抱かれる手はずになっていたが、それは男が帰るのを確認してから行えば良い事だろう。

「ではお願いしますね」

と言うと男の後ろを歩き始めた。口ぶりからして男は道を知っているのだろうから。

ボブ > (護衛を申し出ていけば、それに応じる態度を示していく少女に調査のきっかけが出来たと内心で思いつつ、
先に歩き出そうとしてふいと立ち止まれば、少女の方に振り返り、右手をスッと差し出していって)

「ほれっ、手に掴まれ。 簡単だけど繫がっていると感じられたら安心感も出るだろ?
俺はボブって言うんだ、お嬢ちゃん……シスターの名前は?」

(自らの名を名乗り、少女の名前を問うていく男。
名前を知っていれば、今後の調査の突破口になるかと思っての発言。
そして少女が手を取ってくれるなら、手を繋いだまま、男は顔役から聞いた妖しい噂が発生している教会の方へと歩みを進めて)

クル・コービン > 「クルです。はい!そうですね」

安心できると言われたらにっこりと微笑み。この娘セックスが絡まないところではかなり素直なのだ。

そして教会まで辿り着いたらどうもありがとうございましたと礼を言い。送ってもらうだけのはずだからクルの態度は自然であろう。

ボブ > (手を繋ぎながら、教会への道を歩きながら、簡単な雑談を交わしつつ、
男は教会の内情の一端を知っているであろう少女から情報を得ようと教会の話を展開し始めて)

「そういやぁ~、クルって教会ではどの様な仕事をしてるんだい?
信仰心の薄い俺としては教会の中の仕事がどんなものか知らないもんだから出来るなら教えてもらえないか?」

(もちろん後ろ暗い事が噂になっているくらいだから、開けっぴろげに打ち明けてもらえるとは思わないが、
手を繋いでいる手のひらの汗の掻き具合や手に入る力具合からある程度の嘘本当の判断をするつもりで話を切り出していく)

クル・コービン > 「ボブさんは教会のお勤めに興味がおありで?」

ぱぁっと嬉しそうな顔で微笑むと教会のお勤めの細かい内容を細かく語り始めた。
学院の授業が終わったら奉仕のためにここに来る関係で午前中のお務めは出来ないのですが……などとあまり役に立ちそうに無いクルの個人情報を交えながら教会での勤めを事細かに話し。
放っておけば教会につくまでシスターの仕事を喋り続けるだろう。勿論そこに嘘はなさそうで。

ボブ > (教会の話を引き出そうと話の方向を向けていくが、少女の表情は実に明るいもので嬉々として
ごく普通の教会での勤めの話を矢継ぎ早に口から発せられていくのを見ていけば……
『こいつはあの噂話は悪質な噂であって、真相は健全な教会運営なのかな?』…と判断の天秤が男の中で傾きつつあって)

「ずいぶん嬉しそうにお勤めの話をしてくれるね。
でも中には大変なお勤め……嫌なお勤めとかもあるんじゃないかな?
表向きの綺麗な事だけじゃなく、そういった辛い事も公表してこそ、真にその仕事を紹介したって事になるんじゃないかな?」

(表向きの話をきちんと聞き取っていった男の口からそういった綺麗事だけじゃなく大変な事……
つまりは裏の淫靡な事などないかという核心に迫った問い掛けを少女に投げ掛けていく)

クル・コービン > 「こういうことは本来言ってはならないのですけど……私が来るまではずいぶん荒れていた教会ですので……草むしりが大変で」

とほほ。という顔をしながらシスターから告白されるのは草むしりの大変さ。誤魔化しているというより本当に大変なのだ。

炎天下の中で草むしりをする苦労を熱く語り始める爆乳シスターという珍しいものを見れているのだが、男の目的とはだいぶ違うかもしれない。

ボブ > (かなり突っ込んだ男の質問に対しても率直な返答を返してくる少女。
繋いだ手から感じる感覚としても嘘は感じない所を見ると少女は教会で淫靡な儀式に関与していないと思うべきか……)

「ははっ、そこら辺は信仰心深い信者さんに『寄進のお金の代わりに教会の為に働いていただけませんか?』と
労働力を提供してもらう事でカバーできないもんかね?」

(あの教会の寄進をしているのは富裕層の連中ばかりと聞く、そんな人間に炎天下の中で働けとは上の人間も言わんだろう…
そんな切り口であの教会に入り浸る偽りの信仰者の情報を得ようと男は手を変え、品を変え、話を引き出そうとしていく。
お話好きそうなこの少女からならいい情報がポロッと出そうな予感がしているからだ)

クル・コービン > 「これも申し上げにくいことなのですが……あまりこのあたりに信心深い信者さんというのがいらっしゃらないようで」

だから荒れているのですと悲しそうな顔をして。

「でも地道に神の教えを説けば皆様きっと神の道に目覚めてくださると信じています」

そう言った後神の教えの話を始めようとして。お金の話を突っ込まれれば、見習シスターがお金の管理をするはずがないですと当たり前の答えを返すだろう。

ボブ > (男の切り込んだ問い掛けにこのあたりに熱心な信者が居ないという情報を洩らした少女の言葉に
男は心の中でぎゅっと握り拳を握るような気持ちでその話を大人しく聞き取っていき)

「この辺りだと……という事は少し離れた所ならばクルがお勤めをしている教会に熱心に通う信者さんはいるって事か…。
その熱心な信者さんたちはクルがお勤めをする教会にやって来て、どのような信仰行動を取っているんだい?」

(ポロッと少女が零した言葉を取っ掛かりにし、遠方からやって来る信心深い信者と称される輩が
その教会で何をやらかしているのかの言質を取る為に男は攻めの一手を切り出していく)

クル・コービン > 「え?そういう方がおられるのなら荒れていないと思いますが?」

きょとんとして。信徒がいないという話をして遠くにはいるという解釈をされるとは思わなかった。

「残念ながら遠くにも信徒さんはいないのですよ?大体教会ってここだけじゃなくてこの都市だけでもたくさんありますので……」

クルは困った顔をしながらそう説明した。

ボブ > 「おや?おかしいな……俺自身は教会に足を踏み入れてはいないが、とある夜になるとあの教会に男性の信者らしき人たちが
次々に教会の中へと入っていくって話を聞いた事があるんだ。
だからこそこの辺りに熱心な信者が居ないってクルが話したのを聞いて、それなら遠方に信者が居ると思ったんだが…」

(裏社会の顔役から聞いた噂話から男が今この場で作り上げた即興話を少女へと話し掛けていく男。
淫らな儀式を行なうなら集うのは男たちだと考え、たくさんの男たちが教会へと足を踏み入れていると作り話をし、
男たちが教会の中へと入り込んでいるはずだと少女に問い掛けを浴びせ掛けていく)

クル・コービン > 「男性の信者……ですか?そんな話は聞いたことがありませんが……」

本当に何を仰っているのかわからない。という表情で相手の顔を見つめ。クルにとってサバトに参加している人は神の信徒ではないので話が噛み合わないのだろう。

「お悩みがおありでしたら神父様にお会いしていきますか?起きておられたらの話ですが」

私ではよくわかりません、という意味を込めてそう言って。
ちょうど教会にも辿り着いたようで握っていた手を離した。

ボブ > 「そういった話を耳にしてたんだが、その話がでたらめなのか、それともクルが知らないだけで信者はちゃんと居るかのどっちかだな」

(こちらのでっち上げ話にも反応を示さない少女の対応に本当に判断に困りながら口から言葉を洩らしていって)

「まぁ、神父様に話すほどのお悩みって程ではないんだがね。
睡眠を邪魔するのは神への冒涜……悪魔の所業っていうのは無理やり起こされた経験が多々ある実体験として実行できないな。
……そう言えば今更ながらクルはこんな時間に教会へとやって来てどうするんだ?
学生だって話はさっき聞いたから、そっちに寮があるだろう。 夜にこっちに来る理由は?」

(ご本尊たる神父に直接対決を挑むには状況証拠はまだまだ足りないと対面は遠慮しつつ、
繋いだ手を離してきた少女の事を見おろすように見つめながら、根本的な疑問を今更ながらしていく男)

クル・コービン > 「夜には夜のお勤めがありますので。教会の行動は時間によって決まっていまして……と同じ話をしてしまうところでした。要は人手が足りてないので私でもいたほうがいいというのと今日は学院で用事があったからです」

さらっと答えて。いつもサバトが行われているわけではないのでそういうことをすることもあるのですらすらと答えられ。

「あの……ボブさんは私に興味がおありなのですか?」

シスターの身は神に捧げられているというのは流石に言わなくてもわかっているだろうと思いながらもあまりに質問が多いのでクルが怪訝そうな顔をし始め。

ボブ > 「ふ~ん……教会は昼夜問わずに常にも門戸を開いているって事か。
それゆえに夜であっても教会に待機していないといけない訳か」

(外見からして目の前の少女は幼い感じ……身体つきは十分大人の男を魅了できるくらい発達しているとはいえ、
まだ淫らな儀式に投入されていないからこそ、この受け答えなのかも知れない…。
もう少し大人なシスターに情報収集の的を変える必要があるかも知れないな…と考えていれば
不意に投げ掛けられる少女からの問い掛けに男は少女の顔を見つめ返していって)

「まぁ……興味はあるよな。 
夜の貧民地区を一人で歩いていた女の子……どっかの路地裏に引っ張り込まれて、その修道服を引き千切られて
孔という孔を白いモノで汚されていたかもしれないと考えれば関心を持たないというのはまったくの嘘になるからな」

(この貧民地区であれば日常の出来事と言っても過言ではない苛烈な光景をまざまざと言葉にして伝え、
少女の脳裏にもその光景が浮かぶかもしれないくらいに精密に話していくか)

クル・コービン > 「いえ……流石に閉まってますよ?」

定められた礼拝を執り行うのに一人では大変だということを理解してもらえなかったかと考え必要なことだけを告げて。

相手の長台詞にも心を動かされた様子はなくて。それはもう経験しました。と内心思いながら、別の言葉を告げて。

「それでは失礼します。あまり話し込んで礼拝に送れるとまずいですから」

強く止められでもしない限り教会に入ってしまうつもり。

ボブ > 「ふぅ~ん? そっちにはそっちの事情があるって訳だな。
それは内部に入ってしっかり把握しないと分からないと……どこの業界もそれは同じだな。」

(深く聞き込めば更に時間が掛かると思い、切り上げ時と思い、男もそういった結論を口にしていって)

「ああ……今度からはちゃんと守ってくれる人を伴ってここまで来るといい。
誰も彼も俺のように人がいいとは限らんからよ、己の身は己で守れるように自衛する…それを頭に刻み付けとけよ」

(教会の扉に手を掛ける少女に対して、右手を軽く振りながら老婆心ながらの忠告を与えていく男。
男にとって重要な証言を持っていたはずの少女をみすみす逃がしたと気付かずに男は少女を見送ってくか)

クル・コービン > クルは教会に入るなり神父様に今であった人の話をして、クルが話を少しすると神父様の顔が険しくなった。

クルが意識していたわけではないが神父様からすればサバトの情報を漁っていたのは明らかで。しかもボブと名乗ってしまっているので身元は明らか。

よくやったと褒められたクルはわけのわからない顔をしながら神父様の寝室へと連れ込まれるのであった……

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からクル・コービンさんが去りました。
ボブ > (少女が教会の中へと姿を消していくのを見送り、扉が閉まったのを確認すれば警戒心を帯びさせないように
笑顔を浮かべていた表情をすっと真面目な表情へと変え、クルッと教会の扉に背を向ける)

「今の話では疑わしい所は無し。
ただ継続調査は必要だわな……どっかの使い捨てでも出来る馬鹿貴族の子息でも誑かせて、こっちに来るように仕向けるか。
さすがに俺自身は富裕層には変装は出来ないから、馬鹿をうまく使って生の情報を得るしかないか……」

(裏社会の顔役の隠し武器とも称される男はちょっとした機会で触れた案件に踏み入れようと考えを決め、
その足で一度退出した顔役の元へと戻り、この夜起きた出来事を詳しく話し、二人の間で密談を深めていった……とか)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にロイナさんが現れました。
ロイナ > 今日もまた、淫魔の少女はぶらぶらと王都の街並みを歩いている。
陽が落ちて少し経った頃。
立ち並ぶ建物の窓からは明かりが漏れ、街が寝静まっていないことを知らせるよう。

ただ、この少女が歩む道には不思議と人の気配が薄い。
貧民地区なので、治安が悪いせいだろうか。
何にせよ兵士などに出くわす可能性が低いのはラッキーだ。
鼻唄交じりに散歩していると、何やら道の端に落ちているものに気づいた。

「んー?」

近づいてみると、小さな掌サイズの小銭入れ。
この辺は酒場を始め、庶民が出入りするお店も数多い。誰かが落としたのかもしれない。
不用心だなぁと思いつつ、それをどうしようか思案する。

ロイナ > 「……ま、いいか」

考えることを放棄した。
ぽん、とその場に小銭入れを投げ捨て、またふらふらと歩き出す。
少女はそのまま夜の闇に消えていった。

その後、小銭入れがどうなったかは誰も知らない。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からロイナさんが去りました。