2021/08/18 のログ
黒須 > 「ん…やりにくいか?」

(やはり、暗殺をメインとしていた少女の為に動きにくいことも出るだろう。)

「やり方を変えるか…。
知っているかもしれないが、一応、殺せるような部位を教えて置いてやるよ」

(暗殺は専門外である。
しかし、何度か冒険者ギルドに行けばそう言った役職の者とであることが多いため、知識も拾えた。
少女の前に座り、髪を纏めて、首筋や項が見えるようにした。
少女の手を取っては自分の首に手を当てさせて血管などを触らせる。)

「ここにある血管を斬れば血が噴き出して、しばらくすれば相手は貧血で即死。
喉仏付近を斬れば、声帯を斬り、声を出させないままに暗殺可能だ。」

(首周りを中心に、脇腹での肋骨を狙ったナイフでの内臓攻撃や怯ませるための部位への攻撃などを少女の手で黒須の体に当てさせながら教えていった。)

真白 >  
「ん」

眼の前に屈んだ彼の首を触る。
頸動脈や気管の位置など、急所を一つずつ。
首のみならず、胴体や手足なども。

「刃物、武器」

なるほど、刃物ならば力は関係ない。
それを振るうだけの力は必要だが、拳や蹴りよりは通じるだろう。

黒須 > 「必要となった時に主人に頼めばいいと思うが…武器の中には握りやすいように指をはめる器具が付いてる物や、ボタンを押せばナイフが飛ぶものもあるだろうし、時と場合に合わせればうまくいくと思うぞ?」

(武器も多種多様なものを見ていた。
ほとんどは自分が集金に向かう際に出会った武器であるが、今になればかなり役立つ知識だったと感じた。)

「後は…そうだな。
娼婦としてやっているなら、ハニートラップで殺めるのも出来るかもな?」

真白 >  
「ん」

武器にも色々あるらしい。
今度刃物の店でも眺めてみよう。

「はにーとらっぷ」

確か色仕掛けだったか。
色気で惑わし、その隙を付くとかなんとか。
自分の胸を見下ろし、ぺたぺたと触る。

「――」

心なしか落ち込んでいる様に見えるだろう。

黒須 > 「・・・。」

(自分の胸を触って落ち込んでる姿を見る。
何処かで見たことある景色だと思い、ふうっとため息を漏らす。)

「そう落ち込むな、体ができてなくてもテクで見たり、あるいはそう言った少女にしてもらうのを好む奴だったり居る。」

(人の趣向は様々。
必ずしも体だ良いから選ばれるとは限らないために、他の所で補えばいいだろう。)

「ま、後は魔導書でも読んで魔術を覚えれたらいいかもな?
俺もこの人型に加えた、元の獣人や獣になるため魔術も覚えているし、それで体を誤魔化せれるなら一番楽かもしれないな?」

(体の大きさや質量などを変えることができる魔術。
もし、少女が覚えれる程の知識があれば伝授できるのも近いだろう。)

真白 >  
「――黒須くんは、大きい方が好き?」

顔を上げて彼を見ながら。

「魔術」

名前は知っている。
けれど使ったことはない。
使えるのかどうかも知らない。

「――魔術使うなら、それで戦った方が早い」

黒須 > 「…は?」

(胸やらなんやらの事だろう。
その質問を聞くと軽く頭を抑えて伏せる。
思い出した記憶に思わず舌打ちが出そうだった。)

「…大きさは関係ねぇ。
抱いて気持ちがいいならそれだけで十分だ。
今のお前でも、体はかなり良いと思うがな?」

(そもそも大きさ以前に体の相性の話である。
そこさえ合えば、どうであろうとも気にすることはなかった。)

「いや…かなり面倒臭いぞ?
俺はあらゆるものを変える魔術といつものカウンターに魔力を乗せる物を使っているが、他の物を覚えれば素の体の力は弱くなるだろうし、暗殺メインのお前ならなおさらだな…。」

(魔術を覚える反面、体での戦いでは一方的に不利になってしまう。
そのため、魔術は便利だと思うが、デメリットが多いのも事実である。
黒須の様な肉弾戦型や真白の様な暗殺者なら技術で物を言った方が早いだろう。)

真白 >  
「ふうん」

表情は変えずに呟いて。
ぺたぺたと胸を触りながら、

「ろりこん?」

確か、小さい子が好きな人をそう言うらしい。
こてん、と首をかしげて見せる。

「そう」

魔術は不便らしい。
彼の身体の首筋や手足の内側――教えてもらった急所を覚えるように、その場所を撫でるように。

黒須 > 「ちげぇよ…まぁ、女を食いたくなる気持ちがあるってのは本心だな…。」

(大人、子供と言うより、性欲を満たせる相手ならばどうであれ構わないと言うのが自分の方針だ。)

「ん…。」

(体に触られる。
首筋や手首、脇腹や胸など教えた所を復習するような手の付き方に大人しくしていた。)

「・・・。」

(ただ、大人しくするのもなんだか暇になるためにこちらも手を出した。
気にしていた少女の胸に手を当てて、親指で軽く突起のある場所を狙って押し込み、指をうごかそうとする。)

真白 >  
「そう」

短く返事。
以降はずっと彼の身体を触っている。
ぺたぺたと、時折強めに抑えて血管や骨の位置を確かめるように。

「……っ、」

胸の先、乳首を転がされて声が漏れる。
身を捩るも逃げる素振りは見せない。
こちらの手の動きは鈍くなるが、まだ余裕はあるようだ。

黒須 > 「ん…。
やっぱり、小さいが感度はいいじゃねぇか…?」

(気にする様子があったがいざ触れば感じているようなのが見えた。
軽く触っただけで手が少し鈍くなるのを感じ、ある程度自分の血管や骨の位置を確かめる手が離れるのを確認して動き始める。)

「ん…デカイだの小さいだの気にしているが…抱けばそんなの関係ないと思うがな?」

(背後に回り少女の腹部に腕を回して抱き寄せようとした。
股の間に座るように少女を置けば、そのまま、両手を胸と股の間、それぞれに配置しようとする。
胸は中指と人差し指で突起を挟んで転がし、もう片方は下着越しに少女の割れ目を触ろうとしたのだった。)

真白 >  
「んぅ、は、ぁ……」

甘い吐息が漏れる。
彼の手の動きに合わせて身体が跳ね、自身の手の動きはすぐに止まる。
抱き寄せられる頃にはもうただ手を置いているだけの状態になっていて。

「ゃ、ぁ。だ、ぁ、んんっ」

逃げるように身を捩るも、後ろから拘束されるように抱えられていてはそれも叶わない。
そもそも逃げようとする意識と快感を味わいたい無意識が入り混じっているのだ。
抵抗も弱弱しく、本気で逃げるつもりなどないことは彼にはわかるだろう。

ご案内:「王都マグメール 雨降る貧民地区」から真白さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 雨降る貧民地区」から黒須さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にビャクランさんが現れました。
ビャクラン > 通り雨に降り込められた、薄暗い袋小路に其の女は居た。
雨を避け得る要素は、ところどころ破れ傾いだ古い屋根のみ。
女が座っている木箱も随分湿って、快適な居場所には程遠いけれど、
普段は腰に携えている刀を両腕に抱え、仰のく頭を煤けた壁に預けて目を閉じる、
女が此の場所の快適性を気にしているようには見えなかった。

――――実際、女は何も気にしてはいない。

眠っているのではないけれど、歩き回るのには飽いていた。
何か興味を惹くモノが現れるまで、暫し、雨音に耳を傾けていよう。

「―――――――― ♪ ……」

微か、唇が蠢き、掠れた旋律が途切れがちに。
其の旋律はひどく古い、懐かしい響きを帯びていた。

ビャクラン > やがて、旋律は雨音に紛れ、女の唇は動きを止める。

今度こそ、女の意識が途絶えた証拠。
自ら目覚めるか、或いは、誰かに目覚めを促されるか。

何れにしても其れは、暫し、時を措いた後のことになりそうだった――――――――

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からビャクランさんが去りました。