2021/07/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にライツさんが現れました。
ライツ > 手頃で、供給も安定している依頼が、市街地の警備である。
依頼人は、一画で軒を連ねる商店が持ち回りで担当することが多い。
そうすることで、客に対するアピールにもなるし、実際犯罪の発生率は低下する……
勿論、普遍的と呼べる依頼だけであって報酬はそれに見合ったものではあるが、
日銭を稼ぐのが目的なら不足はない。
──かくして少年は、酒場や娼館の立ち並ぶ一角の周辺を、ぶらぶらと歩き回っていた。
無為に歩き回っているわけではく、視線は時折周囲に流れ、不審者の有無を確かめている。
不審者に対してどうこうする権限は持ち合わせていないが、持ち合わせている者たちに報告は出来る。
完全に人通りが絶えた路地裏にも踏み込み、仕事上がりの時刻に思いを馳せながらゆっくり歩き…

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にジギタリスさんが現れました。
ジギタリス > 水遊場に行っても特に一人で過ごしていて暇だったために一旦自宅に帰っても暇だったので
店頭で立ち飲みが出来るスタンドにすでに何時間か酒を飲んで女は過ごしていた。
女、といっても周りから見えるのは女の黒革に包まれた手と、話しかける声がするだけで
全身は見えない。

「リンゴ酒もう一杯」

無言で出てくる安いリンゴ酒を取ると、リンゴ酒の盃を持った手首だけが宙に浮いているように見える。
この状態で客として入れてもらうには少し説明が要るのだが、貧民地区は奇妙な客という以外あまり
詮索してこなかったので楽だった。

ジギタリス > 人通りをしばらく眺めると酒を飲み終えそのまま本当に消えていった
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からジギタリスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からライツさんが去りました。