2021/02/14 のログ
シェラグ > 「『あなたも使ったことあるのか?』ですか?
 うーん…ええ。 お薬は男女関係なく効きますから、そこはご安心です。
 柔らかい効き目のものもありますよ。 ちょっと御手を拝借して…。
 あ、敏感になったりするものじゃありませんから、ご安心くださいね」

そっと相手の手をとって胸元へ寄せる。
下腕部に胸を押し当てるようにしながら、両手で手のひらを包み込む。
そのまま薬をそっと揉み込むように手を動かす。

しばらくすれば、薬とマッサージの効果で、手が暖かくなってくるだろう。
「いかがですか? これを使ってじんわり温めて、ゆったりとしたお楽しみという手もありますけど…。」
自分の背は低いことを生かして、相手を見上げながらうっとりと微笑みかける。
相手の狼狽が手のひらから伝わる。あと一息だ。

シェラグ > 「わたし、本業はこうして薬を売ってるんですけど…。
 お店に出ることもあるんです。 よろしければ、ね…?」

両手で相手の手を包み込むようにしておねだり。
相手の動きが一瞬止まったのを見て、小瓶と予定を書いたメモを差し出した。

お金を差し出す相手に、小瓶とメモを渡して深く頭を垂れる。
「お買い上げありがとうございます。 どなたに使うかは存じませんけど、
 絶対にお役に立ちますよ。 ぜひ楽しんでくださいね?」

含みをもたせる視線で相手を見やる。 嬉しそうに去っていく相手に
手を振ってから、満足げにうなずいた。

やっぱり喜んでもらえるのは嬉しい。

シェラグ > 「あっ、いらっしゃいませー!
 お客さん、これからお楽しみですよね?
 うちのお薬を使うと夜がもっと楽しくなりますよ?」

現れたお客に明るく声をかけて、商品を広げて見せる。

かくして夜は更けていく中、
粛々と商売を続けるのでありました。

ご案内:「王都マグメール 娼館街」からシェラグさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にアークさんが現れました。
アーク > 貧民地区をのんびりとことこ歩く少年。
空には月と星。
照らし出される貧民地区は薄暗く夜の森や山とは異なるぴりぴりとした感じ。
何となくそわそわ、びくびくしながら貧民地区の路地を隠れながら進んでいる。
というのも、平民地区から迷い込んだ後、なにやら変な男達に追いかけられた為。
魔法を使えば切り抜けられるが、厄介ごとが大きくなるのは避けたいところ。
そう思ってしまったのは平民地区と貧民地区の違いをいまいち理解していない事。

アーク > まぁ、追手たちは撒いたのであとはどう戻るか。
ではあるが、今はお散歩気分であっちにフラフラこっちにフラフラ。
闇に紛れながら少年は貧民地区の路地をとことこと進んでいる。

追手は追手で少年の事を探し包囲網を作りそれを狭めているが、それは少年に走る由もない事。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からアークさんが去りました。