2020/11/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にエレイさんが現れました。
■エレイ > ──ある日の夜。
男は人気の少ない夜道を、傍らにいる女性に肩を貸しながらえっちらおっちらと歩いていた。
傍らの女性は見た感じだいぶ酒に酔っているようで、殆ど男にぶら下がるようにしながら千鳥足でなんとか歩を進めている。
「……こう激しく酔っ払ってしまってはもつわけもない。とりあえずここに入って休もうず」
ちらりと女性を横目に見遣り、その酔い具合を見て苦笑を漏らす男。
度を越して飲みまくったのか、あるいは極端にアルコールに弱かったのか、もしくは他の原因か──それはまあさておき。
男は安宿の前で一度足を止めると女性にそう提案すると、返事を待たずにその中へと入り込んでいって。
■エレイ > 男は手慣れた様子でチェックインを済ませ、女性を連れて客室へと姿を消して──。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からエレイさんが去りました。