2020/03/17 のログ
エレイ > 「──よし取れた。じゃあなぬこ」

目ヤニを除去し終えれば、指先についたそれをピン、とそこいらに弾き飛ばし。
少し満足げに告げながらゆっくりと立ち上がって歩き出すも、当然のように
黒猫はついてくる。
それを文句有りげに一瞥しつつも、結局はついてくるに任せることにした。
いずれ行きたいところへ勝手に行くだろう、と。

そんな一人と一匹は、一体何処まで歩いていったのか──それは、当人達以外は知らぬこと。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からエレイさんが去りました。