2019/12/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にボブさんが現れました。
■ボブ > (ふらりと酒場から出てきた褐色肌の男。
軽く一、二杯飲んだだけで酒場を出てきた男はほろ酔いの状態を夜道を歩く事で醒まして、また別の酒場へとはしごしようとしていて)
「ふぅ~……今の酒場はちょっと酒の質が悪かったな。
今度の仕入れ強化に期待しとこう……さぁ~て次はどんな酒場へと向かいましょうかね?」
(コートのポケットに両手を突っ込み、独り言を洩らしながら男は気分良さげに夜道を歩いていて)
■ボブ > (次なる店を探し、夜道をうろついていれば……甲高い悲鳴の突端が聞こえたもののすぐさまそれを邪魔されるかのように
悲鳴が聞こえなくなったのを耳にし、男の足がぴたっと止まる)
「……また厄介事か……ある意味、この王都の名物みたいなもんだが、俺に対する遭遇率の高さと言ったら……。
…かといって放っておけるほど人でなしでもないしな……、また顔を突っ込みに行くか」
(ため息を大きく吐き出しつつも、本格的に酒を飲む前で良かったな……と呟きを洩らしつつ、夜道を駆け出していった)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 宿屋」にクレス・ローベルクさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 宿屋」にライカさんが現れました。
■クレス・ローベルク > 脱力しきった身体を、抱きしめた手でそのまま受け止める。
流石に、初めての身で二連戦。
それは疲れが溜まった事だろう。
「流石に、疲れただろう。後の事はこっちでやっとくから、取り敢えず寝ていると良い」
そう言うと、抱きしめた状態から丁寧に身体を横たえさせる。
男も、その傍で横になり、彼女が寝付くのを見守ろうと。
■ライカ > 抱きしめられたままで身体を横たえられ、疲れがドッと押し寄せてきて。瞳はトロトロになってぼやーっとした表情で相手を見ていたがすぐに閉じてしまい。
「んにゃ……」
もぞもぞと寝やすい体勢になると寝息を立て始め。
■クレス・ローベルク > 「さてさて」
寝息を立て始めるのを確認すれば、タオルで精液やその他体液に汚れた身体を拭いてやる。
明日は約束の白パンとお金を渡さないとな、と思いつつ、
「んじゃ、俺もおやすみ……」
と彼女の横で眠る。
■クレス・ローベルク > 窓から漏れる朝日が顔にかかり、目を覚ます。
身体を起こして、シャワーを浴びる。
下着や服は脱ぎっぱなしなので、多少皺になっているが致し方ない。
「ライカちゃんは……流石にまだ寝てるかな?」
と、ベッドに横たわる彼女を見やる。
報酬の支払いなどもあるし、彼女が起きるまで待っていようと。
■ライカ > 初めてのベッドに安心して眠る。
窓から漏れる朝日から逃げるように背中を向けて体を丸めたがさっきまでいた相手がいないことに気付き目は開けずに尻尾を動かす。
ぽふぽふとベッドを叩いて尻尾の届く距離に相手がいない事に気付き眼を開けて欠伸をする。
「にゃぁ~……」
眼をこすりながら身体を起こして寝ぼけた目で部屋をきょろきょろとみて
■クレス・ローベルク > まるで探るように尻尾を動かす彼女。
最初は何をしているのか解らなかったが、その意図に遅れて気づき苦笑する。
全く、懐かれたものだ、と。
「や、おはよう。ライカちゃん。
多分、もうすぐ朝ごはんが運ばれてくると思うけど、その前にシャワー浴びるかい?」
と言いつつ、男は既に昨日食事をしたテーブルに座っている。
男も時折欠伸をかみ殺している辺り、まだ寝起きで眠気もあるらしい。
■ライカ > 相手の声が聞こえ耳がピンと立つ。声が聞こえたほうを見てなぜだかほっとする
「クレスさん。シャワー…?」
寝ぼけた頭でピンとこない言葉に首をかしげる。
■クレス・ローベルク > 「っと、そうだった。お風呂は嫌いだった……まあ、一応寝る前に身体は奇麗にしておいたしな」
と言いつつ、椅子から立って、彼女の下に。
彼女を抱き上げて、椅子に座らせる。
そして、改めて椅子に座り、備え付けてある水入りのピッチャーから、二人分のコップに水を入れて、テーブルに置く。
「取り敢えず、冷たい水でも飲んで目を覚ますと良い」
■ライカ > 抱き上げられ無意識にすり寄るも椅子に座らされて、相手の言葉を聞きつつ、コップを受け取り。
「お風呂、お水だもん…」
お風呂と言っても自分がしたことのあるのは川での水浴びだけで、冬場の水は冷たくて、寒くて死ぬんじゃないかと思った日から嫌いだった。
受け取った水をチビチビと飲むが耳は元気なくペタンと寝ていて。
■クレス・ローベルク > お水だもん、と言われ、まあそりゃ風呂だからな、と変な納得をしてしまったが。
よく考えると、何かニュアンスに食い違いがある気がする。
冷静に考えれば、ミレー族は別に猫という訳ではないのだ。
彼女の年齢は解りづらいが、それでもこの冬場にお湯に入りたくないというのも考えづらい話で。
「……あ。もしかして、お風呂を冷たいモノだと思ってる?」
それは予想外だった。
そもそも、男は元貴族。
つまり、生まれた時からお風呂と言えば暖かいものである。
生まれた時から、風呂に入った事のないのだとすれば、それは誤解しても仕方ないかもしれない。
「ん、じゃあお水じゃなくて、お湯なら入るかい?」
と聞いてみる。
無理強いするつもりはやはりないが、お風呂の心地よさを知らないのも勿体ないと、そう思って。
■ライカ > 「お湯のお風呂があるの…?」
お湯なら入る?と聞かれお湯のお風呂があるなんて初めて知り相手を窺うように見上げて。
お湯でできたお風呂があるなんて思いもしなかった。
■クレス・ローベルク > 「というより、それが普通。
俺も流石に、この寒いのにお水に入りたくはないよ」
と苦笑して言う。
成程、どうやら当たりだったようだ。
ならばと、彼女を再び抱き上げて、お風呂場に連れていく。
風呂場は、割と広くとられていて、魔動機のシャワーもある。
「ほら、ちゃんとお湯、出るだろう?」
と蛇口を捻り、シャワーからお湯を流す。
糸の様に細い水流が、湯気を出すのが解るはずで。
■ライカ > 「普通……」
お湯のお風呂が普通だと言われショックを受ける。
抱き上げられて連れていかれたお風呂では蛇口を捻ると温かい水が細く降っていて。
というよりシャワーというものも実物を見るのは初めてだった。
「おゆだぁ……」
お湯とは温かいスープを作るのに必要、ぐらいにしか知らなかったものでこんなに簡単に出ていいのかと驚き、お湯を見る目はキラキラと輝いて。
■クレス・ローベルク > この娘、一体どんな生活をしてきたんだろう、と少なからず心配……というか、不安になる。
物心付くかつかないかという頃から、こんな生活をしていたのだろうか。
最早、生きている方が不思議といって良いのかもしれない……或いは、最初から貧していたからこそ、貧しい生活に疑問を持たず生きられたのだろうか。
まあ、その辺は考えても仕方のない事だ。
「それより、昨日はタオルだったけど、これなら浴びても大丈夫そうだろう?
ほら、こっちにおいで。簡単に身体を流してあげよう」
そう言って、自分の方へと手招きする男。
■ライカ > おいで、と手招きをされて嬉し気に相手に寄って行く。
相手の隣にきて、どうすればいいのかわからず首をかしげる。
「クレスさんも一緒?」
■クレス・ローベルク > 「いや、俺はもう入っちゃったからね。
大丈夫、怖くなったら直ぐ止めるから」
そう言うと、彼女の頭にシャワーヘッドを翳して、温水をかける。
お湯は少し温め、流れる勢いも若干弱めに設定してある。
刺激が少ない方が、最初は良いだろうと考えた為である。
「本当は石鹸も使いたいけど、目に入ると危ないから、最初はお湯だけで洗うね」
と言うと、頭をわしゃわしゃと掻き混ぜてやる男。
お湯だけではあるが、風呂にあまり入っていないなら、これだけでも大分奇麗になるはずで。
■ライカ > 「はーい」
返事をすると頭にお湯をかけてもらい温かいことに驚き、ぎゅっと目を閉じ耳を寝かせ。
頭をわしゃわしゃと掻き混ぜられ動かずにいて。
お湯を頭から被るのは気持ちよく、慣れてくると肩の緊張が解けていき。
お湯で汚れが落ちると毛並みはさっきより明るい赤で。
■クレス・ローベルク > くすんだ赤が、よりはっきりとした赤になる。
元より奇麗な方だとは思っていたが、汚れや垢を除いてみれば、それがはっきりと解る。
「そのままじっとしてるんだよー?」
そのまま、首筋から肩を通って身体の上からシャワーで洗う。
時折手で汚れを拭う様にして身体を触るが、これぐらいはご愛敬だろう。
流石に、昨日の今日でまたエロい事をしようとは思わない――まあ、何せ彼女との関係は今日限りという訳でもないのだし。
「はい、これで良いかな」
簡単に、身体の両面を流しただけだが。
それでも、前に比べれば大分汚れも落ちたはずで。
■ライカ > お湯が口に入るからと頷くだけで返事し、身体を洗われていき。
頭以外にもお湯がかかると身体からも力が抜けていき。
自分にかかるお湯がなくなるとフルフルと頭を振って水滴を飛ばし。
「おゆってすごいね、きもちよかったの…」
嬉しそうににこにこと笑って男を見て。
■クレス・ローベルク > 「それは良かった。また、機会があれば、こうして洗ってあげるからね」
にっこり笑ってそう言うと、彼女の手を引いて浴室の外に。
彼女の身体の水気が床に落ちてしまうが、多少なら問題ないだろう。
直ぐにタオルを投げて渡し、彼女に拭く様に促す。
「拭いたら、服を着ておいてくれ。もうすぐ――」
と、そこでこんこんと扉が叩かれる。
どうやら、食事が運ばれてきたらしい。
「……タイミングが悪いな。まあ、ご飯が来たから、先に座って待っててくれ」
そう言うと、店員の対応に玄関先に出る男。
彼女が座る間には、湯気の立つスープとサラダ、そして昨日食べた白パンが並んでいる事だろう。
■ライカ > タオルを受け取ると食事が届いて男は行ってしまう。
ご飯と聞きお腹が音を立てたので言われたとおりに髪や身体を拭いていつもの服を身に着ける。
お湯ってすごい。体が冷たくならずにすっきりしたのだから。
服を身に着けてさっきのテーブルまで戻るとスープに皿だ、そしてパンが並んでいた。
美味しそうな食事を見るとまたお腹が音を立てる。
■クレス・ローベルク > 「それじゃ、頂きます、と」
そう言って、食事に手をつける。
夜とは違い量は少ないが、朝食として考えれば上等だろう。
「っと、そうだ。忘れる所だった」
そう言うと、ポケットからお金の入った小袋を彼女の傍に置く。
中には、金貨が6枚。つまり、500ゴルト入っている。
前もって言った報酬から、更に100ゴルト程多い報酬。
パンが更に五個買える、ぐらいの報酬増だ。
「食べながら、ちょっと今後の事を話そうか。
まあ、今後って言うか、要するにまた君をこうして買いたいなーって話なんだけど」
彼女との色事は、具合が良かった。
それに、初めての彼女に色々と教えるのは、特別な背徳感があって新鮮でもある。
それと――まあ、多少の情も沸いた。
「どう?その時は、またご飯を奢ってあげるけども」