2019/11/20 のログ
ご案内:「貧民地区の酒場」にハーティリアさんが現れました。
ハーティリア > ゲスな笑い声が響く店内に…ヒュッ、と風切り音が微かに。
貧民区の酒場らしい木製のカップが放物線を描き、女店員を犯す団員の脳天をコォンッ、と音を立てて中の安酒を撒き散らし。

「はぁ…全く、夜遊びならもう少しスマートにやりなさいな、食欲が失せる。」
迷惑そうな声が放物線の根本から…そちらを見れば、絶世の…と付けても割と名前負けはしなさそうな白磁の肌の美女めいた風貌が一人、見てて甘ったるさすら舌に感じるようなその顔を不機嫌そうに歪めていて。

ハーティリア > そこからどうなったのか…夢のようにかすみ。
ご案内:「貧民地区の酒場」からハーティリアさんが去りました。
ご案内:「貧民地区の酒場」から聖バルバロ騎士団さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 「うん。寒い日は喉が焼けそうな酒に限る」

貧民地区のとある酒場で、男がモルトを胃に流し込みながら言う。
店の中は男とマスターしか居らず。非常に静かだ。

「……マスター。思うんだけど。
 たまには店内に楽団とか呼んで音楽を流すのはどうだろう?」

ちょっとした気まぐれに提案してみた男だが。
マスターは鋭い視線で一瞥したのみで。
グラスを拭くことに集中し始める。

「……左様ですか」

貧民地区の路地裏にひっそりとたたずむこの店は。
マスターは気難しいが、置いてある酒はマニアも納得という品揃え。
静かに酒を飲みたい。そんな飲み方を心得ている人間のみぞ知る店であり。
まぁ要するに。黙って飲んでろ、ということらしい。

セイン=ディバン > そうして、男は一人。
静かに酒を飲み続けた……。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からセイン=ディバンさんが去りました。