2019/10/12 のログ
カイン > 「…ん。酒もそろそろ潮時かね」

ふと気が付けば随分と夜が更けた気配がする。
人よりも随分と頑丈な体を持っている自負はあるが、
かといってほかの全ての部分が人間以上かといえばそんなこともない。
悪酔いしない程度に終わらせようかと緩く息を吐いて考えながら、
立ち上がってその場を後にしていくのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」からカインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 「……」

普段ならいろいろな意味で騒がしい貧民地区。
だけど今日は、なんでかは分からないが静まり返っていて。
男は一人、その細路地で、酒瓶を傾けていた。

「……やかましいよりはいいがねぇ。
 普段うるさい場所が静かだと、それはそれで物悲しいもんだ」

けひひ、と笑いつつ、ぐいぐい酒を飲む男。
普段は店で飲むことが多いのだが。
どうやら、今日は外で飲みたい気分らしく。

「……ま、たまにはいいわなぁ。
 こういうのも」

なんて、一人寂しく呟くのであった。

セイン=ディバン > 宵闇の中、魔術で作られた街灯に照らされつつ、酒を呷る男。
足元を野良猫が歩いていたので、ツマミに用意しておいた干し肉を投げてやる。
野良猫はそれを咥えると、全力でダッシュ。

「……貧民地区のネコは礼の一つも言えねぇのかよ」

ネコは元々礼を言わないだろう。そんなツッコミを入れる他人も居らず。
男は、一人で酒を飲みつつ、周囲を見る。
店の類も、閉店してるところばかり。
営業してるのは、娼館と酒場と怪しげな古物商が数店舗くらいのもので。

「……この世の終わり、ってのは。
 こんくれぇ静かなのかね」

ぽそ、と呟きつつ、男はなおも酒を飲む。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にタピオカさんが現れました。
タピオカ > ヤルダバオートからマグメールへ。ギルドで請け負った隊商の護衛は道中いくつかの襲撃があった程度で大きなトラブルもなく。しばらくぶりに見る王都の明かりに青緑の瞳を細めた。

依頼達成の証文を背嚢にしまい込みつつ、今日は気まぐれに冒険者ギルドへの近道である貧民区を通る事にする。

「……?いつもならもうちょっと騒がしいとこなんだけどな。
秋の夜長は皆おうちで過ごすことにしたのかな」

静寂に沈む未整備の通り。薄汚れていても賑わいのある場所は少し好きだったのだけれど、娼婦も酔っ払いもおらずに店の看板も出ていないと妙な心地だった。
家具のない部屋みたいだった。

角を曲がって、干し肉を口に咥えた野良猫が通り過ぎていく。
ぱちぱち睫毛を弾ませていると、魔法の力で生まれた光の下でお酒を煽る姿があった。
それが誰なのか気づくと、ふふっと微笑み近づいていき。

「あはっ、セイン!こんばんは!
……今日はここがセインの予約席?」

片手を揺らしながら笑みかけると、軽く冗句告げ。
相手の脇に腰かけ。背中の荷物を降ろし。

セイン=ディバン > 酒を飲むを本日の仕事としていた男であったが。
路地に迫る人の気配に、男は耳をピク、と動かし。
そちらに向けてちら、と視線を向ける。
街灯の明かりに照らされた相手の姿を確認すれば笑顔になり。

「よぉタピオカ。こんばんは、だ。
 ……予約席、とはまた。随分と気の利いた言い方だなぁ」

仲の良い冒険者の姿に、男は笑いつつ軽口を叩き。
側に座る相手の頭をいきなり撫で始める。

「オレくらいの冒険者になると、オレがいるところがオレ専用の席になるのさ。
 ……うん。何言ってるのか自分でも分からなくなってきた。
 そういえば、タピオカ。この前ネコとデートしてくれたんだってな?」

撫で撫でと、相手の頭を撫でつつ、意味不明なことを口走る男。
そのまま、ちょっとした会話を切り出しつつ、相手の頭に顔を近づけ、相手の髪の匂いを嗅いだり。
ずいぶんと気安い振る舞いであるが、これがある意味この男の親愛の証である。

タピオカ > 「えへ。そかな。ありがと。
僕にとってセインは富裕区にある高級リストランテの予約席で食事するようなイメージがあるんだー」

撫でられると嬉しそうにふにゃりと笑み深め。
よくよく親しい相手の隣に落ち着く。

「あー、わかるよなんとなく!
こういう細い貧民区の路地でも、セインが座ると高級店のスツールになるんでしょう。空気とか、気持ちっていう意味でさ。
――うん!ネコと楽しくカフェでお茶デートしてきたよー!
ネコ、セインにそのこと話してたんだね。ちょっとうれしいな。
……んっ、あははっ、くすぐったいよー!」

相手の言わんとすることをはっきり表現できなくとも、なんとなく理解の域に達した様子。こくこくと頷きつつ、
どこか甘酸っぱい牝の香が彼の鼻孔くすぐり。
彼の気安い振る舞いも嬉しい。くすくすと肩を震わせつつも気持ちよさそうにして。

「何か考え事でもしてた?
それとも秋の夜に浸ってたとか」

セイン=ディバン > 「冗談。高級店とかでーっきれぇでぇ。
 どっちかっていうと場末の酒場の方が落ち着く。
 ……まぁ、たまに仕事絡みで高級店にいくこともあるけどな」

肩を竦めながら言う男。
高級店は息が詰まるから、あまり好きではないのだ。

「……いや、うん。んなわけはないんだが。
 あんまりオレの適当にマジメに付き合わんでいいぞ?
 ……ん、まぁ、な。
 アイツがあんなに素直な笑顔で話をするのは初めて見たもんだからよ。
 正直驚いてるし、嬉しい。タピオカのおかげで、アイツの精神も大分落ち着いてきてるみたいなんだ」

やれやれ、と相手の言葉に逆に困ったような笑顔を見せる男。
相手に感謝をしつつ、くすぐったい、と言われれば。
ならばもっと嗅いじゃうぞ、と。すんすんと鼻を鳴らし。

「ん……あぁ、そうな。まぁ、色々と。
 考えることがいっぱいあるんだよ。
 んで、ついつい酒を買って飲んでしまったのさ」

相手に向かい、考えることが多い、と愚痴りつつ、酒瓶をみせる男。
そのまま、相手を抱きしめながら。

「そういうタピオカは最近は悩みとかはないのか~?」

なんて逆に問おう。

タピオカ > 「そっかー!
んーっ!よかったよかった!
僕、ネコの良い友だちになりたくって。そう言ってもらえたら僕も嬉しい」

新しくできた友人との初デートの感想を主人ごしに聞くと喜色弾ませて輝く表情。
すんすん揺れる小鼻がいっそう押し付けられてきゃっきゃっと子供のようにはしゃぐ。

「セインがどういうこと考えてぼんやり1人でお酒飲んでるのかわからないけどー。……僕で良かったら聞かせてね。
――っと。……へへ。セインにぎゅってしてらもうの僕すきだなー。お返ししちゃう。えーい、ぎゅぅ!」

自分も15で成人しているけれど、もっと大人になると物憂げが増えたりするんだろうか。そう考えつつも、仲良しの彼の支えにもなってあげたいと相手の顔を覗き込み。
抱きしめられたら、そのお返しとばかりに彼の胸板に顔埋めて遊び。

「うん。無いな!
昨日までのことは忘れたし、明日のことは明日が心配してくれるし!」

問いかけにはシンプルに答える。何かを悩むほど頭が良くないだけの脳筋である。

セイン=ディバン > 「いやぁ、実際マジ驚いてる。
 アイツ、腕失ってから刺々しかったっつーか。
 本来のアイツに戻ってたから。それがもう、一気に変わるんだもんなぁ」

相手に心底感謝しつつ、驚きを伝える男。
はしゃぐ相手に、更に顔を近づけ、一緒にはしゃぐ男。

「ん~。まぁ、悩みとかってわけじゃないんだけどな。
 これからどうするか、とか。もっと稼ぐにはどうしたらいいか、とか。
 そんなことを考えていた訳だ」

悩み、とまではいかない。ちょっとした考え事さ、と言い。
相手が抱きつき返してくれば、男は笑顔を取り戻し、相手をしっかりとハグする。

「そりゃあよかった。冒険者は悩まないのが一番。
 ……ん~。しかし、改めて思うんだが。
 タピオカの抱き心地はいいなぁ」

悩みは、時として能力を低下させる。
ダンジョン探索時に悩んだりなんてすれば、命を落とすかもしれない。
悩まないのはとても大事なことだ、と言いつつ。
男は相手に頬ずりなどしていくのだが……。
そうこうしているうちに、男の股間が、少しずつ硬くなっていく。

タピオカ > 「もっと稼ぐ方法、かあ……。
セインってお酒作るの上手だったよね。
……商売する気はない?副業でバーを経営するの。
僕、セインがバーテンダーしてるバーでちょっとお酒、飲んでみたいな」

お金稼ぎ、で思いついた事をそのまま口にした。
道を旅して野宿して、魔物と野党を一刀両断するだけの遊牧民は原価とか利益率とかの計算は出来ないけれど、
なんとなく以前飲ませてもらったカクテルのことを思い出したのだ。

「僕もセインとくっつくの楽しいー。
ふふふー。セインのこと蛇みたいに締めちゃうぞー。しゃー!しゃー!」

親戚の家族とふざけあうみたいに、きゅっきゅっと腕の力を強めて遊ぶと、蛇の鳴き声まで真似しはじめた。

「ぁ、あっ、……セイン……。
あの、……はぁ……、はぁ……、セインの、硬いの、……僕にあたっちゃって、る……」

おふざけの様子が少し変わって、頬に朱色が膨らむ。
身体に相手の股間の熱を感じると、声音が火照って。

セイン=ディバン > 「ん? ……あ~。副業か。
 ……考えたことなかったな。
 ……ふむ。ちょっと、真剣に検討してみるか」

なるほど、と。男は相手の言葉に頷いてみせる。
今までは必死に冒険者だけをやってきたが。
そろそろ年齢を考えれば、副業を開始してもいいのかもしれない。

「ははははは、タピオカは可愛いなぁ。
 蛇ならオレも飼ってるぜ?」

股間にだけどな、などという最低の下ネタを口にする男であったが。

「……おや。気付かぬうちに勃起しちまってたか。
 ……タピオカは、こういうことしてるとエロエロスイッチ入っちゃうんだもんな~?」

相手の様子が変わったのを見れば、男はくす、と笑い。
相手の口に指を入れ、くぃ、と広げて見せる。
そのまま、相手の舌を摘めば、僅かに引っ張り出し。
そこへ、吸い付くようにキスをしていく。

タピオカ > 「えーセインも?蛇を?
って、……ははっ!……そっか、そういう意味。
きっとコブラみたいに大きく張り詰めて、いっぱいいっぱい体液を注いじゃうんだね……?」

可愛いと言ってもらえて嬉しそうにしながらも。
蛇と聞いて笑いながら意味を考え。すぐにそういう冗句とわかると肩を揺らして。股間に飼っているのはきっと大きな蛇だ。こんなに大きなと、相手と身体くっつけながら両手でサイズ感示し。

「う、ん……。んっ、んっ、……、はあぁ、ぁ……。
男の人の、硬いの、身体にあたると……、……興奮、しちゃう、の……。
――んぅぅっ!んぷっ、……は……!は……!はっっ……!ぁっ……!」

唇の隙間から切なげな音鳴らしながら、もぞもぞ動く小尻や太腿が衣服ごしに男根突起にさわさわ擦れる。
口元に指入れられて、目を丸めて驚き。
舌がひかれてのキスに小さく身震いをする。
そのままとろんと目尻がおちてしまい、身体が熱を帯び。

セイン=ディバン > 「かはははは、そ~だねぇ。
 すっごい悪い蛇で、可愛い子を目の前にすると大暴れしちゃうのさ」

くすくすと笑いつつ、更に下ネタを口にする男。
相手の示したサイズは、まさに男のペニスサイズぴったりで。
覚えられちゃったかなぁ、と。少し気恥ずかしくなる男。

「ははは、まぁ、オレもそうだけどな。
 可愛い女の子と触れ合ってると、ついつい。
 相手の気持ちも無視して、抱きたくなっちまう……」

いい加減落ち着くべき歳なのだがなぁ、と自覚しつつ。
相手とキスを交わし、そのまま、腰を押し付けていく。
ちゅうちゅうと相手の舌を吸いつつ、両手で相手の胸に触れていき。
まさしく、ここで行為に及ぼうというかのように。

タピオカ > 「えへ……。可愛いってセインに言って貰えるとどきどきしちゃうな……。ありがと……。
気持ちを無視なんて、……そんなことないよ。
……僕も、……ん、……ふ、……っ、……はぁっ、……はぁっ……。
セインに抱いてもらいたいって、思ってるよ……?」

唇同士を触れ合わせながら、舌先を彼にすすわれる。
その心地に腰の下がじんと甘く疼けば、青緑の瞳は発情色うつしこみ。
平面の胸板をつんと押し上げる浅い敏感な乳房に触れられたら、甘い鼻息がふぅはぁと切なげに繰り返される。
小さな乳肉が指の形にきゅっと沈むと、お返しのように。
下腹部をぐいぐい、股間のところへいっそう密着させて交尾を強請り。

セイン=ディバン > 「まぁ、実際タピオカが可愛いんだから仕方ない。
 可愛い子には可愛いと言うのは男の義務だからな。
 ……ん~、とな~。タピオカみたいに。
 オレに好意を抱いてくれてたり、セックスに寛容な子ばかりじゃねぇのさ。世の中は」

次第に、男の軽口もどこか、毛色が変わっていく。
相手の舌を味わいつつ、胸に触れ、その柔らかさを堪能していけば。
男も興奮を押さえきれなくなり、相手が体を押し付けてくるのを受け止めながら。
相手の額へとキスの場所を移し。

「……タピオカさん。ちとお願いがあるんですが。
 アレできます? ズボンのファスナーを、口だけで下ろして。
 ほんで、下着も口だけでずらして、ってやつ」

男が相手にねだったのは、随分とフェチなプレイである。
もしも実際に相手がこれをおこなったのであれば……。
相手の眼前で、猛った男のペニスが勢い良く飛び出し。
それこそ、相手は至近距離でその様子を見ることになるだろう。

タピオカ > 「へへっ、……嬉しいな。セイン。
……それは、世の中にはセインのことをよく知らない人ばかりって事だね。きっと。
セインは紳士で、女の子を優しく扱ってくれて……。
……とっても大きなもので、とっても気持ちよくしてくれるって事を、知らないだけだね……。ぁっ、は、……ぁぁ……」

塞ぎ合う唇も、触れられる胸元も緊張や強張りもなく。
むしろ望んで差し出すような様子。
大きなてのひらの信頼感に淡い胸を任せ、おでこへのキスにふるふるっ、子犬のように震えたち。

「うん、いいよ……!
リクエストもらえて嬉しいな。
……じゃあ、セイン……。僕のこと、見てて……?」

彼から要求してもらえるのは嬉しかった。大きくこくりと頷いて。
一度身を離せば、彼に路地端の浅い木箱にでも座ってもらって。手で腿に触れ、その股間に顔を埋める。
すり……すり……。
懐くように股間に衣服ごしに頬擦りを寄せて。やわやわと頬肉で刺激した後に、悪戯っぽく笑いかけ。
じっと相手と視線を絡ませたまま、ファスナーを唇に含んで下げ下ろす。ちり、……ちり……。下ろす音も途絶えがちなほどゆっくりとした動作で降ろしきった後に下着もくわえ、彼のペニスを解き放つ。

「あっ!わ……、あぁぁぁぁっ……!
今日も、たくましい……っ……!
セインの、おちんぽ……。
おしゃぶりさせて、おしゃぶりいっぱいさせてっ……!」

反り立った鬼勃起。巨根の威風堂々とした姿に小さく悲鳴を上げると興奮気味に呼気ふきこぼし。
その鈴口へと、……ちゅっ……!親しみのキスを預け。
ちゅっぷ、ちゅっぷ……。唇の浅いところ、を何度も亀頭に這わせて唾液をまぶしていく。それが終われば、ハーモニカのように顔を横に傾けて肉竿の部分を唇に挟み込んだまま口元を動かして高ぶらせて。空いた左手を下着の奥へと差し入れ、陰嚢を優しく撫で回し。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からセイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からタピオカさんが去りました。