2019/10/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にゴッツさんが現れました。
■ゴッツ > 貧民地区の片隅の酒場。
そこに、稀に現れる巨漢がいた。
力仕事で得た金が少し溜まればこうして、酒場に飲みに来るのだ。
酒場の端をほぼ占領し、座る椅子がミシミシと音が鳴る。
客たちも遠巻きに見る中、巨漢と比べれば玩具のようなグラスに入った酒を一気に煽る。
彼にしてみれば少なすぎる酒精だが、たまの息抜きには丁度いい。
「ぷは。ゆっくり呑む酒はうまい」
つい、その優し気な風貌に笑みを浮かべつつ。
ただ…自分の隣に華がないのは相変わらず少々寂しいが。
それは望むべくもないだろう。
何せこの巨漢だ。声を掛けられることすら、少ない。