2019/08/06 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」にミゲルさんが現れました。
ミゲル > 「……毎度」

貧民地区の一角にある寂れた…ギルドも併設された酒場。
そこのいかにも悪人と言っていい風貌の店主に依頼の品を渡しては報酬を受け取る。
依頼の品は確か加工すれば違法なものになった記憶はあるが仕事だからと割り切った採取。
それに渡してしまえば後は店の責任とさほど気にもせずに次の依頼を探しに張り紙の前に。

「今日はどんなの……」

残ってるかなと張り紙を見れば、採取に探し物、人探しに襲撃まで色々。
リスクが少ないほど儲けは少ないが危険も少ない。
金額を取るかリスクをとるか…張り紙を眺めてその前で悩んで。

ミゲル > 「…これにしよ」

いくつかの仕事を見比べて一つを選んで手に取る。
何時もと変わらない採取依頼なので気が楽だろうと。

それを店主のもとへ運び受注して仕事へと

ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」からミゲルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/路地裏」にカインさんが現れました。
カイン > 騒々しい声の響く貧民地区の酒場の扉を押し開けて、
濡れた外套片手に男が足を踏み入れる。
稀に興味を惹かれるものもいた様子だが、大半の意識が喧騒に飲まれる中、
躊躇うこと無くカウンターの端に陣取ると先程まで外を賑わせていた雨の仕業だろう外套をカウンターの端に引っ掛け。

「ったく、雨季はこれだからなあ…マスター、エール…いや、ワイン。少し良いやつを」

普段は躊躇うこと無く安酒を注文するところだが、
今日は気が乗らぬと少しは上等な酒を注文してみせる。
待ち時間の間に頬杖をつきながら周囲を見回してみると、
どうやら短時間降った雨とは無縁の人間が多い様子に肩をすくめ。

「俺もさっさと酒場に引っ込んどけばよかったな」

仕事が少し長引いたせいでこうなっているだけに愚痴が口をつく。
肩をすくめてゆっくりと目を細め。

カイン > 「お、来た来た。これがないと始まらないよな」

上機嫌に運ばれてきたワインを手に取れば、
それをグイと煽って味に満足した様子で息を吐く。
元々安酒のみの気のある男だが、やはり美味いに越したことはない。

「んー、やっぱこの季節は良い酒が出回るのが良いことだ。
 この後夏になると色々と準備が大変にはなるが…酒飲む楽しみが増えることだけは良いことだ」

傭兵稼業なんてやってると何をするにつけても面倒事の連続だ。
それをひとりやった後の一杯は格別の味わいなのもまた事実だが。
ぐいとと酒をもう一口煽って酒のお替りを注文しながら周りを見回し。

「…毎度のことだが、女っ気無いことだけが問題だな」

それこそ華として女性を雇っている酒場など数多いが、
残念ながらこの店はそうではない。
ジロリと店主から一瞥されれば、肩をすくめる事でごまかしにかかり。