2019/06/26 のログ
■ベルモット > 「鼠避けとか作ったら需要とかありそうだけど……支払い……支払いが見込めないわね……
いや、でも無償で配ればあたしの名は売れるかしら……やっぱりほら、偉大な人って周知がされるならちょっかいをかけよう!
なぁんて思う人も減るでしょうし。いやあでも天才はやっかまれるものだから無理かなあ」
採らぬ鼠の皮算用。栄誉の路も一歩から。
あたしは鼠の消えた暗がりを見て口元を撫で、視る人が居るならば如何にも考え込んでいる。と判断しそうな様子を──
「どぅ"えっ!?」
見せていたのは先程となって、今は後ろからの突然の声に、文字通りに飛びあがって変な声を出す事になった。
慌てて振り向くとそこに居るのは女の子。年の頃は10歳くらいかしら。でも杖の明りに仄かに照らされるその姿は随分と奇妙に思えたわ。
「何って……んーと、大通りに戻ろうとしてたのよーってそうじゃなくて。貴方こそ……その、どうしたの?服、取られてしまったの?」
大荷物を背負って腰には短刀を下げている、どうみても子供なのに。でもそれ以上に彼女の装いがあんまりにもあんまりで、
あたしは目線を合わせるように腰を曲げて少女に訊ねてみるの。もしそうだとしたら放って置くわけには行かないんだもの。
■ラファル > 「どぅ"えっ?」
彼女の声にびっくりした……というよりも、彼女の発音に興味を持った少女は。
軽くジャンプ、残像を見せるような動きで着地。
そんな一族がいたような気がしたようなしないような?
「あ、おうちに帰る最中なんだね?
ん?ボク?ボクはいつもこーだよ。服着るのきらーい。
でも、頑張ってる。」
裸族というやつであったが、最低限の常識はわきまえている少女、我慢に我慢を重ねた結果が、これ、なのだそうだ。
だいじなところはかくしてるからいーでしょ、と、にかっと笑ってみせる。
「ボク、ラファル・トゥルネソルっていうんだ、おねーさんは?」
しゃがみこんで、自分と視線を合わせてくれる彼女に、嬉しそうに自己紹介。
そして、視線は彼女の顔を眺める。杖を眺める。
ここにいるには、やはり身なりは綺麗だ、そして……。
「この杖は、いいものだね!」
竜の本能が宝物鑑定眼が、きらーんと、彼女の杖を見定める。
■ベルモット > 「服を着るのが嫌い……うーん初めて聞いたわ。世間って広いわねー……」
上から下に、下から上にと少女を見る。何処となく慣れている雰囲気と云うか、土地に飲まれていない……ように感じた。
もしかしたらこの地に慣れ親しんで逞しく生きている子なのかもしれない。そうであるなら悪所にしか思えない場所にも救いはあるのかな。
と、隠すべき所は隠しているし、と向日葵のように笑う子にあたしの顔も釣られて緩む。
「あら御丁寧にありがとう。あたしは旅する天才錬金術師ベルモット・ベルガモット。
この地に来たばかりの新参だけれど、何れ誰しもがあたしの名を知ることになるわ。きっとね」
綺麗な金色の髪と、少し変わった金色の瞳。そういったものをにこやかに眺め、
あたしはウエストバッグから薄水色の包み紙に包装された飴玉を一つ取り出すの。
「きちんと御挨拶出来るプレゼント。飴玉はお好き?ちょっと甘苦いかもしれないけれど……お?」
はいどうぞ、なんて差し出した所で言葉が止まる。ラファルのような女の子が杖に興味を?
と視線を家宝の杖に向けると、杖は先に象嵌された紅玉に炎を纏わせて夜道を照らしてくれていた。
「若いのに中々の鑑識眼ね……そう、この杖は良い物なのよ!なんといってもあたしの家の家宝だもの家宝。
わかる?家の宝。輝きの杖や黎明の槍、そういった二つ名もある名品よ名品。すごいでしょう!」
家宝を褒められて嬉しくない訳が無い。あたしは家宝の杖──ライトリロルをこれでもか、と自慢し始める。
「ほら、この柄に刻まれた魔術紋とか凄いでしょう。あたしの御先祖様が錬金術で作り上げた物なのよ。
こうみえて鉄の剣にも負けないくらい頑丈だし、何より夜道で便利だし。いいでしょう~」
なんと炎の点灯も自在。と、点けたり消したりを繰り返したりもしてみせる。勿論、得意顔なのは言うまでもないわ。
■ラファル > 「ひろいねー?
でも、おねーちゃんも、いえだとすっぽんぽんだもん。」
自分の義姉の裸族っぷりを思い出しながら少女は言葉を放つ、当然相手に通じるわけもないだろう。
子供の理論、子供の言うこと、なのだった。
世間は広いらしい、彼女が世界は広いというので、確かに、という同意くらいか。
「ベルモット・ベルガモット……。ベルベル?
天才なんだ!すごい、おねーちゃんと同じ、錬金術師なんだね!
ボク、覚えたよ!」
彼女の名前、職業は少女はすぐに覚えた、うん、大丈夫。
そして、差し出される飴玉。眼が輝く。
「わあ!ありがと! ボクもなにかお礼する!!」
何がいいだろ、と差し出された飴ちゃんに幼女は小躍り。
お礼お礼、と思っていたところに、不思議そうな彼女、そして、視線がキラキラしている杖の方に。
「うん!ボクの家にもないぐらいイイものだよ!
すごいなー!」
家にそんなものはないので、彼女の自慢にはすごいすごいと喜ぶ少女。
いい物を見ると、やっぱりテンションが上がるのは竜としての本能だろうか。
でも、飴ちゃんにも興味があるので、チラチラ視線が時折行くのは、仕方ないことだろう。
「まじゅつもん……?」
たしか、姉が何か知っているような気もするが―――少女にはわからなくて。
ただし。
「ボクが判るの、それは凄い魔力を持ってるってこと。
すごくイイモノってこと。
すごく強いってこと!
で、怖いってこと!」
少女の語彙ではこんなところであろう、ただ、それを見る目は憧憬に満ちていることは間違いはない。
■ベルモット > 「……そ、そう。おうちなら……まあ、いいのかしら……」
突如詳らかにされる家庭事情。お姉ちゃん『も』と云う言葉を聞いて想起されるのは姉妹仲良く全裸で過ごす平和な家庭。
あたしは少しだけ夜空を見るような目つきになって、直ぐに頭を振って思考を払った。成程世間は広かった。
「こぉら、天才たるあたしの名前を縮めるんじゃないの……って貴方のお姉さんも錬金術師なの?
むむ、そうなるとライバルね……嗚呼、でも他所の錬金術もちょっと気になる……。
うーんと、御礼、そうね……貴方のお姉さんの錬金術、どういう風にやっているか、とか判るかしら?」
そして世間はある意味で狭かった。ラファルの姉が同業であると知れたなら、あたしは瞳を弓のように細くし、
努めて柔和にライバルの技術を知ろうと画策す。勿論、飴玉を彼女の小さな手にそっと握らせておくのも忘れない。
「お姉さんが錬金術師なだけあって貴方もそういう才能があるのかも。そう、この杖は凄く凄く強い魔力を持っているわ。
迂闊に振えばこの街が大変な事になってしまうくらい……だからそれを使うような事は早々あってはならないの。
でも、そういったものを抜きにしてもいつかはあたしもこの杖のような物を作りたいのよね。
僅かでも魔力があればそのリソースで稼働する灯りにして火元。
安価に量産出来るようになれば夜道はずうっと安全になるし、冬に困る事だってきっと減る。
この杖のようなものじゃあなくって、もっと別の、皆が手軽に使える便利なものでもいいわ。
そういうものがあれば少なからず世界は平和になって、あたしの名前は広く知れ渡る。
誰もがあたしを見てタイクーン・ベルモットと称えるわ。そうなったらある意味世界はあたしのものよ」
憧れるように家宝の杖を眺めるラファルに負けじ、と憧れと目標と夢を語る。
脳裏の片隅で、子供相手に何を、と照れ臭さが走り抜けもして、あたしはそういったものを誤魔化すように空咳もした。
「ごほん……ね、ラファル。良かったら持ってみる?この杖ね、魔力がある者が持てば杖先に炎が灯るのよ。
古くは魔術師の才能があるかどうかの試金石にも使われたってパパが言っていたわ。
だから貴方が持って灯るなら、貴方にはそういった才能があるって事になるの。どうする?」
杖をそっと差し出しもした。才能の有無が解ってしまうのはある意味で残酷な事でもあるから無理に強いる事は無く、
すこうし首を傾けて訊ねるに留めるの。
■ラファル > 「うん?イイんじゃないかな、だって、誰に迷惑かけてないし。」
すごく、他人事。まあ、自分のことでもありますが、裸でいること自体は自然と考えていますから。
野生に生きる幼女ラファル、その真実を知らない人にとっては、不可思議なむすめであろう。
「じゃあ、ベルモット?
うん、わかるよ。
錬金術とは、総合学問と捉えてるから、事象の理解と解明を目的とした技術としてるよ。
基本的には、学術と実験、そして実践かな、そこで得たデータをもとに薬を作ったり、モノを作ったりしてるよ。」
ライバルの技術、それを秘匿するものと知らない幼女は質問されるがままに、返答を返す。
どちらかというと、学術を基礎とした『古い』タイプの錬金術と言うところである。
理解、実験、実践、解析、そして、記録。
真理を求め、それの集大成である賢者の石を作り、その過程に金を生み出す……そのタイプである。
「おおお!
それはすごいし便利だね!
もし作れるなら、ボク、おねーちゃんに言ってあげようか?
あ。おねーちゃんは二人いて、商人してるリスおねーちゃんと、錬金術してる竜胆ねーちゃん。
リスおねーちゃんの方なら、ベルモットの道具、売って広めたりできるよ!」
彼女の夢、目的に幼女はすごいすごいと、手を叩く。
そして、自分で思ったお手伝い、飴ちゃんくれたいい人認定した彼女に提案。
売りものにするにはいろいろな過程はあるのだろうが……この幼女はそこまで頭は回っていない。
そして。
杖を持ってみるか、という質問には、首をプンプン、と横に振る。
「持つと欲しくなるから良い。」
これは本能のようなものだ、いいもの、宝物、集めるのはドラゴンの本能で。
目の前の二つとない宝物は持って帰りたくなる。
だから、持たない、と。
「それに。
ボク、魔法使えるよ。風の精霊魔法。」
知ってるから、いいよ、とも。
■ベルモット > 「そうね。迷惑をかけないのは大事。そこがちゃんと判っている貴方はえら──」
迷惑をかけないのは大事。
何故にこうした場所に居るのかは気になるけれど、きちんとしている所はきちんとしていて安心する。
……の、だけど。
稚気を感じさせる態度と声のまま、理路整然と技術的アプローチを重ねる形式の錬金術を説明されると、
少しばかり予想外だったものだから、弓のように細くなった瞳が数度瞬き、言葉が止まる。
止まっている間に告げられる姉が二人いるという事実に、一度は居なくなった平和な家庭模様が3人になって再演されもした。
「お姉さんは二人居たのね。なるほど、なるほど……ううむ、流通面で負けているわね……いや、でもこれは好機《チャンス》……
うん。もしかしたら将来お願いする事があるかもしれないわ。その時は宜しくね」
頭を再度振って振り払い、ベルモットと呼ばれる事に頷きを返す。少し、恥ずかしい気がするのは大仰に手を叩かれたから。
そういう事にしておこうと思った。
「あら、そーお?それなら、そうね。これはあげられないから残念だけど……あら、なぁんだ魔法使いだったの?……いやその歳で?」
それからの事
杖を拒否されるとあたしは唇を緩く曲げて笑んでみせるのだけど、あっさりと魔法使いであると明かされる事には思わずラファルを二度見する。
「……そ、そういえば。おいくつ?」
見た目と言葉だけで判断をしていたけれど、もしかしたらあたしの予想は外れているのではなかろうか?と少し不安になった。
なにしろ先日知り合った人の年齢も判らなかった訳で、念のため、確認しておこうと思うのもきっと当然というもの。
すると声と灯り、先程の盛大な拍手に惹かれたのか、何処かから訝しがる声がした。男性の声だ。
「……あっと、足を止めているには良くない場所だったわ。
ええと、貴方のおうちは判らないけれど、とりあえず大通りに行きましょう?」
移動しながらのが良さそうだ。と判断をして、あたしは空いた手をラファルに差し出した。
■ラファル > 「――――?」
えら、というところで止まる声、偉いと言ってくれないのなんで?なんで?と、子犬のような瞳で見上げる。
褒めて欲しいお年頃。
「竜胆おねーちゃんの方は、流通しないよ?
それを作ってる時間で、どれだけ研究できると思ってるの、って。
とりあえず、トゥルネソル商会、よろしくね!」
研究費はどうするのか、姉の稼ぎを使う。
見事なニートの縮図とも言えるその言動だった。
ボクちゃんとおてつだいしたからいいよね、どこかに言うように遠くを見た幼女だった。
「……?」
自分を二度見する彼女。
そんな不思議なこと言ったかなぁ、と首をかしいで。
「ボク?10歳。」
はい、見た目そのままの年齢です。
彼女の不思議そうな表情の理由は知らずに、首をかしいでみせるのだ。
「うん、わかったよ!
ボクのおうちは、富裕地区にあるよ!」
はい、お嬢様がここにいらっしゃります。
差し出された手をきゅ、と握る小さな手。
反対側の手は、思い出したように、飴ちゃん。
パクン、と食べてコロコロコロ。
■ベルモット > 「いえ、きちんとお姉さんの事を判っていて凄いなって」
邪気を全く感じさせない金色の瞳。まるで太陽のようで見ているあたしが見ていられない。
ちょっとだけ、視線を逸らしてしまった。
けれども小さな手は確りと繋いで暗い道を往こう。
「むむ……そうなるとその、竜胆さんは完全な研究路線。……技術の秘匿をしているのね。
トゥルネソル商会。という名前は確り憶えておくわ?」
道を歩きながら言葉に困った。ラファルのお姉さんは同じ錬金術師でもあたしと方針が違う。
勿論、魔道を修めんとするならば彼女の姉の方が正道と言えるのだけど、それについてのコメントは灯りの無い道を進むように迷った。
だから、ラファルの年齢が10歳で、家が富裕地区に在るのだと知れたのはそれはそれで良かった。
とても自然に話題を切り替えることが出来るのだから。
「10歳……うん、やっぱり10歳かあ……そしておうちは富裕地区……いや、えっと。どうしてこんな所に?
お姉さんが心配しない?そうでなくとも、家の人とか」
それでも危うく言葉が裏返りそうになるのを堪えた。だってあたしは天才だから。
天才は天才を見ても慌てないものだから、そこは堪える。まるで今日はいい天気ですね。
なんて快晴の空を見上げて言うが如く平然を装い、いよいよもっての疑問を率直に訊ねる事にした。
富裕地区に住んでいて商会を営んでいる。これはもう文句なく豪商の御嬢様であり、こんな所居るべきじゃあない。
誘拐して身代金をせしめてやろうなんて悪党は、少なくとも両の指では足りないだろうと、この地に来たばかりのあたしでも思うのだから。
「勿論今は天才のあたしが怖い人が来たって、貴方を守って上げる事なんて口笛を吹くよりも簡単よ?
でも出会ってなかったら危ないでしょう。優れた冒険家は危なそうな所には近づかない。勇気と蛮勇は違うものだー。ってパパが言っていたわ」
自らにも言い聞かせるようにし、少しだけ後ろめたい気持ちにもなって言葉を重ねる。
■ラファル > 「ふふーん。だって、やってるの、見たことあるし、興味はわかなかったけど。」
えへんぷい、と薄い胸を張って幼女は笑ってみせる。
幼女は明るく輝く杖を眺めて目を、キラキラさせつつ進むのだ。
「さあ、秘匿とかは考えてないと思うよ?
だって、秘匿する手間も面倒とか思ってるだろうし、ただ引きこもってるだけー。
うん、ダイラスにも、バフートにも、ヤルダバオートにもあるから!」
幼女は、こう、公開すると恥ずかしい事実をさらっと言うのである。知らないということの恐ろしさ、ストッパーの重要性がここに。
おうちに関しては、完全に広報モードである、いろいろなところでやってるから、何かあったらどーぞ!とか。
「うん!ボク10歳。
どうしてって……遊ぶのに理由っているの?
ボク、タナールとかも行くよ?
おうちの人……家令ちょーはいつも見てるし……。
シスカちゃんおこるかなぁ……」
心配はされてないらしい、一人怒る子がいるかとむむむ、と悩む程度らしい。
「うん、ボク、冒険者してるよ。
クラスは……ストライダー。」
冒険者として、ちゃんと登録してるよ。
と、平民地区の冒険者ギルドのギルド証……まだ最低ランクだがちゃんと持っている。
クラス……冒険者としての職業としては、盗賊系の上位クラスのストライダー。
簡単に言うと、隠密、逃走特化の職業、不意打ちを得意とする職業。
最初に出会った時の不意のつき方、高速の動きを思い出せるだろうか。
「この場所、ボクには、危なくないよ。」
集約すると、この一言に収まる。
■ベルモット > 「……た、怠惰……!中々の難物というか……その、凄いお姉さんね」
それ以上に凄いのが、歩きながらも可愛らしく胸を張るラファルなのだけれど。
商会の範囲をあっさりと詳らかにし、その内の一つがこの地に浅いあたしでも聞いた事のある奴隷都市だと判れば頬が少し赤くもなった。
意味が解らない程、子供じゃあないんだもの。でも、幸いに炎の明るさがそういったものは隠してくれたと思いたい。
「……タナールって確か激戦区よね。えっと、つまり……」
そしてあたしの驚く顔は隠しきれなかったに違いない。
お気に入りの玩具、好物のお菓子、そういったものを見せるのと同じような顔でギルド登録証を見せてくれるラファル。
そしてそこに記された名義。加えて思い返すのは忽然と現れた最初の様子。
全てが揃ってあたしはオーガを視たゴブリンのような顔となった。
「…………天才っているのね」
世界は広い。
大通りに到着し、煌びやかな夜の世界を彩る魔術灯の明りに照らされてあたしはかたりと項垂れた。
それでも手を離さないのは年長の意地だ。
「……ま、まあそれはそれ、これはこれよ。あたしは年長なのだから、危なく無くても万が一があるでしょう。
一人より二人、貴方のお家までついていってあげるわ!」
同じ髪色と髪型をした二人が手を繋ぎ、喧騒賑やかしい貧民街の大通りの雑踏へと消えて行く。
勿論きちんとラファルを安全な所まで、少なくとも富裕層地区の入り口までは一緒したのは言うまでもなかった。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からラファルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からベルモットさんが去りました。