2019/06/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」にミユさんが現れました。
■ミユ > 「ん?」
ここは貧民地区のとある酒場の前…
ドアノブに手をかけた途端に聞こえてくるご主人様の愚痴る声…
ミユは完全に気配を殺し…ゆっくりとご主人様の後ろへ…
■カイン > 「ま、酒飲む分には事欠かないとは言え…ん?」
何やら後ろに感じる気配。
それがどうやら自分の方に意識を向けていることを自覚すれば、
少しだけ息を吐きながら酒を煽り。
「なにか用か、ミユ?」
少し呆れたように声をかけ。
■ミユ > 「あ…あれ…?」
あれ?完全に気配殺してる筈なのにー!と心の中で叫び…
「あ…あはは…ご主人様…奇遇で…」
冷や汗を垂らしながら、ご主人様の横に座るミユ…
「また、遠征にいっておられたのですかぁ?」
ミユは話しを紛らわそうと慌てながらご主人様に問いかけた…
うーむ、ミユの目論見は直ぐに失敗しちゃったわけだが…
■カイン > 「そりゃお前、気配を殺し察しって話になったら年季が違う。
大体、そのあたりができてなかったから俺と出くわした時に追いかけられてたんだろうが」
肩をすくめて言い返しながらぐいと酒を煽りながらゆっくりと目を細め。
「ちょいと野暮用でな。ま、その間に酒を飲む程度の余裕はあるわけだが。…そっちはまた夜酒か?」
クックと喉を鳴らして言いながら改めて相手に視線を向け。
■ミユ > 「そういえば…そうでした…」
ガクッと肩を落とし、猫耳も垂れさがっちゃって…
「そうですか~最近ご主人様留守がちだから、ミユさみしくって~」
とちょっと怒り口調でそういうと、確認するようにご主人様の右腕に抱きついた。
「そうそう、そういえば、ご主人様がさっき言ってた熱いだの寒いだのの声が聞こえて~」
先ほどいっぱい吹き出してた冷や汗を拭きながら、店主にエールを注文する…
「普通ーの人でも使える四精霊呪文…知ってたりするのですよ…」
にこにこ顔でエールを口に運ぶとクイッと一口煽ってご主人様の好奇心を擽ってみたりして…
■カイン > 「ま、オイタは程々にな。あんまりひどいようだと引き取りに行かないぞ」
クツクツと喉を鳴らして意地悪く笑うまま、相手の言葉にゆっくりと目を細め。
「ふうん?なるほど、まあ寂しくさせた俺にも責任はあるな」
そういうことならと肩をすくめて言いながら肩を抱き寄せて見せる。
そのまま、頭をゆっくりと撫でながら顔を覗き込み。
「ほう、どんなもんだ?」
■ミユ > 「うん…おとなしくしてるよ~?暇過ぎて 雇われ店長しちゃってますけど…」
平民地区で雇われ店長になって、不定期に居酒屋を開いていることを告げる…
ミユはされるがままにご主人様に引き寄せられ…
どんなものかと聞かれると…喜ぶかのように耳をピンと立てて…
「それはね…」
と、ご主人様に小さい声で呟くと…右手の人差し指、一本立てる…そのままに目を閉じ、小さく呪文を唱え始める…
■カイン > 「別におとなしくしろとは言わないが、まあそれなりに楽しんでるようで何よりだ」
家のことさえしておけばあとは好きにしろと言ったのは男である。
相手の言葉に思わず驚いた様子は見せるものの喉を鳴らして目を細めつつ、
相手の様子を眺めて顔を見下ろし。
■ミユ > 「………アイス・クラウド…」
呪文を唱え終えると、ミユを中心とした約2m程の空間が少し霧がかると同時に空気が一気に冷えてゆく…そしてそのままに…次の呪文へ…
「………フォースフィールド」
2人を中心とした、薄い膜のようなものが広がる…
冷えた空気…というよりは、ちょっと寒い空気が2人を包みこんだ…
これで完璧、とばかりにご主人様に笑顔をみせて、
「これでっ…夏はやりすごすのです~♪」
気分よくエールをまた一口、ミユは脚をフラフラと振り、尻尾もそれに合わせてゆらゆらと…
■カイン > 「クック。なるほど、こいつは快適だ」
相手の所業を笑って眺めながら、
揺れる尻尾を軽く掴んでゆっくりとなぞり。
「それじゃ、頑張って勉強した奴隷にご褒美をやらないとな。
寂しがって多分はしっかり穴埋めしてやるぞ?」
そう耳元でささやきながら唇を重ね合わせ。
■ミユ > ご主人様の快適な言葉に…ミユも鼻歌を歌う…
ミユはご主人様の視線を感じると…ご主人様の腕の中でご主人様を見上げ…
「…!」
尻尾を掴まれると、ビクッ!と躰を震わせて、顔を紅潮させる…
「あ…あのっ…ごしゅじんさま…んっ」
尻尾の快感に躰を震わせながら、ご主人様と唇を合わせていき…
■カイン > 「可愛がってやるから上に来な」
そう耳元で囁いたあと、ゆっくり立ち上がると女の体を抱き上げ。
「まさか嫌とは言うまいな?」
クックと喉を鳴らして意地悪くそう問いかけながら臀部をなぞり。
■ミユ > 「あっ…!」
ご主人様に軽々と抱き抱えられるミユ…
その瞬間に膜は弾けて…冷えた空気は霧散する…
「勿論…ご主人様の命令…そうじゃなくても…なんなりと…致します…」
目を細めて、嬉しそうに言うミユ…
「はうぅ…」
臀部をなぞられると…敏感になった肌は快感を齎す…
ゆらゆらと揺らめいていた尻尾はご主人様の腕に巻きついていて…
■カイン > 「それじゃあ、部屋借りるぞマスター」
ちらりと店主を一瞥してからそう述べたあと、
女の体を抱えあげて2階へと歩いていくのだった。
その後どうなったのかは二人のみが知る所になるだろう。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」からカインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」からミユさんが去りました。