2019/03/27 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/裏路地」にハーティリアさんが現れました。
ハーティリア > 酒とごみ、そして微かに血と男女の匂いがただよう貧民地区の路地裏。
夜でほぼ暗闇に近いそこからコツリと、足音を立てて薄い月明かりに現れるのは、小柄で肉感的な、美女めいた風貌の男一人。

「ん、あぁ……物足りねぇなぁ。」

散歩中、男か女か、暗がりに引き込む手に連れ込まれたのが一刻程前……ペロ、と指に残った汚れを舐め取ると顔をしかめ。

「ん~、マズ……。」

小さく呟きグッ、と伸びをすれば、夜の空気より冷たい体の中からパキリと背骨が小さく音を立てた。
闇夜に溶ける暗がりの奥では……引き込んだ「誰か」が血液以外の体から出る体液全てを垂れ流して倒れているだろうが、まあ……運が悪かったのだ、要は。
問題は、中途半端に「食べた」せいでどうにも不完全燃焼なことだ。
闘うにしろ、遊ぶにしろ、発散してしまいたいと思う程度には。

ハーティリア > 「……あ、そうだ。」

ふと、何か思いついたかと思うと、足取り軽くスタスタと路地裏をあるきだして。

「あいつんとこ遊びに行こうっと、まあ…居るだろ。」

なぞと気軽に呟きながら、夜の冷たい闇の中に、姿を消していく。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区/裏路地」からハーティリアさんが去りました。