2019/02/17 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にボブさんが現れました。
ボブ > (貧民地区の娼館街で単価が安い娼婦を二人まとめて指名し、しっかりと犯しあげ楽しんだ後、
腰が軽くなった足取りで娼館街の前の通りを歩いていて)

「いやぁ~、今日指名できた娘たちは結構当たりだったよな。
今度また指名できたら次の機会は一人ずつ楽しむのも悪くねぇかも知れねぇな…」

(口端をニヤリと歪ませながら、上機嫌な感じで男は道を歩いていた)

ボブ > (娼館から出たばっかりなのに呼び込みの娼婦は入り口の扉や窓から上半身を出して、男に声を掛けて誘ってくるのを目にし)

「いやいや、つい今さっきちょっと離れた所の娼館(みせ)から出てきたばっかだって。
…でも確かにお姉さん、なかなか良さそうな感じはしてんな。名前を教えてよ?」

(呼び込みをしている娼婦にさすがに男の精力もすっからかんだと詫びを入れつつ、娼婦の容姿を褒め、名前を聞き、
次回は顔を出すという何の保証も無いやり取りを幾つかしあげた上で男は娼館街を後にしていった)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」にカインさんが現れました。
カイン > 騒々しい声の響く貧民地区の酒場の一つ。
それなりに料理がうまい事で評判のその酒場のカウンターに陣取って、
派手に酒を飲んでる男が一人。
つまみを齧りながらエールの入ったジョッキを一つ空にしてカウンターに叩きつけ。

「…飯が美味いのは文句ないが、もうちょっと酒の質がな。
 親父、仕入れどうにかならん?後もうちょっと安く」

次の酒を注文がてら、周囲を見回しつつ無茶な要求を投げかける。
そんな男の言動をあっさりと受け流されている辺りはいつものやり取りらしい。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」にシャンさんが現れました。
シャン > 夜の散歩に飽き、近くにあった酒場に足を運ぶ。
連れが居る訳でもないため空いているカウンター席につくと、度数の低い果実酒を頼む。あまり強い酒を飲むとすぐに酔ってしまい、記憶は無いが酷いことになるためだ。

「おすすめの料理とかあるのかい?
 僕、お腹空いちゃってさ」

カウンターを挟み店主に声をかける。
騒々しい店内でも凛とよく通る明るい声。
一人称を聞いていても、声を聞けば少女だと分かるほどの高さだ。

カイン > 上機嫌に酒と食事を楽しんでいる所にふと聞こえてきたのはあまりこの手の酒場では聞かない、
朗らかな声である。娼婦たちの纏う雰囲気とはまた明らかに違う雰囲気の相手に興味を惹かれた様子で視線を向けると、
ぐいと軽く酒を煽って方を揺らしながら声をかけ。

「今の時期だと鶏肉のソテーとか量も味もついでに値段もちょうどよくて美味いぜ。
 ま、娼婦とかに勧めるとあんまり理解してもらえないんだが」

特に量のあたり、とある意味当然なことを口に出して笑って見せる。
相手が少女だとしたらなおさらであるが、男の様な荒くれ者基準で選ぶとそういう料理になるのは仕方ない。

シャン > 頼んだ果実酒を少しずつ飲みつつ、軽い食事でもと考えていると横からの視線に気付く。
きっと珍しく娼婦ではない女が1人で居るのを見て興味が湧いたのだろう。
その通り、少女は娼婦ではなくただ散歩に来ただけの一般人だ。

「鶏肉のソテー。何それ美味しそうだね!じゃあ…それで。
 娼婦さんたちはあんまり食べないのかな?僕は美味しいものはいっぱい食べたい派だから」

話しかけてきた男の言うことに目を輝かせて答え、興味を引かれた料理を頼む。
興味のあることにはすぐに食いつく、好奇心旺盛な少女だからだ。

男にも興味を示した少女は、会話をしようと少し身体をそちらに向ける。

カイン > 「体型の維持に気を使ってるんだからんまり食いでのあるものを勧めるな、
 とはよく言われるな。そんな事言われたってこっちは体が資本なんだから、なあ?」

よく食うものを勧めろと言われれば仕方がないだろうとばかりに大げさに肩をすくめてみせる。
見ればいかにも荒事を生業にしてるとひと目で分かりそうな風体をした男であるだろう。
相手の明朗な反応を見て楽しげに笑って見せれば、うんとうなずいて見せ。

「気に入ってもらったようでよかった……と言いたい所だが、
 実際どうかは飯が来てからじゃないとな。
 俺はカインというしがない傭兵だ、用心棒なんかもやってる。お嬢ちゃんは?」

上機嫌さを隠そうともせずに笑いかけながら、名乗りつつに右手を差し出し問いかけ。

シャン > 「あー、そっか体型の維持か…お客取れなくなっちゃうもんね…
 お兄さんとは食事の考え方とか違うから勧めるもの全部駄目って言われるんじゃない?」

納得したように苦笑すると、相手と同じように肩を竦める。
服装や体格から何となく察してはいたが、やはり何か荒事を成している人のようだ。
楽しげな様子にこちらも嬉しく思いながら、けらけらと笑う。

「えー、そんな大きい?美味しかったら良いけど、食べ切れなかったら申し訳ないな…
 僕はシャンリィ。シャンって呼んで?
 人間にも精霊にもなれない落ちこぼれさ」

自分の境遇を揶揄いながら自己紹介をし、柔らかくひんやりとした手を相手の手に重ねる。

カイン > 「男の俺にはよく判らんが、その辺り女性は大変みたいだからな。
 困ったもんだと思うが仕事に妥協するわけにも行かないからな。
 ま、あんまり受け入れられた覚えはないな」

全部ダメ出しされるんじゃないかと言われれば肩をすくめて、
消極的な肯定をしてみせる。
仕事の合間の会話で食事のことになると大体話が合わないので、
酒のことで帳尻を合わせるのが常である。酒の話ならたいていこなせる自負がある程度には飲ん兵衛だ。

「その時は進めた手前マスターに言ってなんとかするさ、
 宜しくシャン。…ん?また珍しい話を聞いたな。半精霊ってやつか」

半妖精という単語であれば種族としてよく聞くが、
精霊となるとまず聞かない。驚いた様子を見せるものの、
それはそれでと笑い飛ばせばひょいと肩を抱き寄せようともう片方の手を伸ばし、
己の隣の席に引っ張ってこようとする。実に手癖が悪い。
最も、拒否しようと思えばあっさり拒否できる程度の動きでしか無いのだが。

シャン > 「僕にもよく分からないよ。元々過度な食事は必要ないから魔力的なのになって溜まるんだ。つまり僕は太らないんだよ。
 んー、まぁ身体作る人と維持する人じゃ感覚違うもんね…」

やっぱり男女の違いも身体に対する考えの違いもあるからか勧めた料理はダメ出しされているようだ。
少女――見た目だけだが――は料理よりも酒などを好む。あまり度数が高いのは無理だが、大抵の果実酒なら知識も経験もあるためその手の話なら出来るだろう。

「でもここ料理は美味しいって話じゃないか。量は多かったらお兄さんも手伝ってよ。
 人間と精霊の混血だよ。人間よりは力があるけど、精霊程にはなれないんだ」

首を竦めてやれやれといったジェスチャーをする。
しかしもう諦めているのでけろっと笑い飛ばしてしまって。
肩を抱き寄せられたなら抵抗などせずに従い、男の隣の席に移動する。
男が更に何かしてくるのならこちらからもリアクションを起こすだろう。

カイン > 「そりゃあ羨ましいな。世の女性はさぞ羨望の眼差しを向けそうだ。
 そういう境遇なら尚の事、やり方はいろいろとありそうだな。
 勿論進めた手前手伝うさ、いくらなんでも勿体無いしな」

残したらと冗談めかして笑って言い返しながらもうなずき返し、
クックと喉が鳴る。存外あっさり隣にやってきたことにおやと声を上げながらも、
マスターに頼んでいたブドウ酒が相手と自分の前にワイングラスで出されるのを見てクックと軽く喉を鳴らし。

「それじゃ一杯こいつで乾杯ってのはどうだい?
 ついでにこの後の予定なんかも聞かせてくれたら嬉しいけど」

おごりだから遠慮なく笑って言いながらも、
サラリと口説きにかかってみせる辺りがろくでもない。
相手の反応を楽しむようにグラスを片手に持って視線を向け。