2019/02/10 のログ
カイン > 「それにしても、この辺りは扱ってるものの都合上仕方ないんだろうが…。
 陰気と言うか何というか。だから変なやつがわんさと居たりするんだが」

ちらりと視線を路地の一つに向けると、密談をしている人影や、
何かの受け渡しをしているような人影が散見される。
お硬い騎士様でもやってきたらさぞポイントが稼げそうな状態である。
もっとも、そういった輩がやって来ればここから逃げ出す三段は付けているような連中ばかりなのだろうが。
やけに時間のかかる準備を続ける店主を横目に見て、少し離れた壁に寄りかかって腕を組み、長丁場を覚悟して肩をすくめ。

「ま、なにかこれと言って要件があるわけじゃないからいいんだがな。
 終わった酒でも飲みに行くとするか」

カイン > 「…遅い」

ようやくまとまったと言って目の前に差し出された荷物を手に取り、
軽く肩を竦めながら苦笑いを浮かべる。
対価を数え終わるのを眺め見て、オーケーをもらえば足早にさっていくのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区/路地裏」からカインさんが去りました。