2019/01/26 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」にカインさんが現れました。
■カイン > 騒々しい声の響く貧民地区の酒場の一つ。
それなりに料理がうまい事で評判のその酒場のカウンターに陣取って、
派手に酒を飲んでる男が一人。
つまみを齧りながらエールの入ったジョッキを一つ空にしてカウンターに叩きつけ。
「…飯が美味いのは文句ないが、もうちょっと酒の質がな。
親父、仕入れどうにかならん?後もうちょっと安く」
次の酒を注文がてら、周囲を見回しつつ無茶な要求を投げかける。
そんな男の言動をあっさりと受け流されている辺りはいつものやり取りらしい。
■カイン > 「ま、仕事の上りに美味い飯が食えるってのは文句ないんだけどな。
……この辺の酒場はそっちに特化してる事が多いしな」
酒も飯も両方ちゃんと取れる所は希少である。
だからと言ってこの宿がそうじゃない訳ではないのだが。
少し離れた場所にある遠くの階段を横目に見てから、
目の前に置かれた追加の酒を手に取ってグイっと煽る。
喉を焼く強めのアルコールに大きく息を吐き出し。
「あー。今回は特別面倒ごとだらけだったからな。
全く、何が悲しくて日に3回も捕り物せにゃならんのだ」
日がな一日男を追いかけまわす羽目になった一日を思い出してげんなりした表情を浮かべ。
■カイン > 「よし、それじゃお勘定頼む。
とりあえず腹が膨れて満足だ、っと」
そこまで質が良くないと男のおいう酒でも数を飲めば酔いも来る。
上機嫌に酒を煽り終わった後に立ち上がり、
会計を済ませてその場を後にしていくのだった。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」からカインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/サランティアのお店」にサランティアさんが現れました。
■サランティア > いつもの風景いつものお店。いままで住んでいた森の最奥からこちらに越してきてしばらく。ようやく部屋の光景にも慣れ、独り身の気楽な生活を満喫していて。
今日はお茶菓子の補充として、焼き菓子を作成中。普段から様々な薬草やポーションが身近であれば、作るものにはだいたい何かしらの薬草がはいっており…今日はレモングラスのショートブレッド。お茶と合わせるので甘さは控えめ…とはいえ焼いていれば店内どころか通りにまでそのほの甘い香りが漏れ。バターも多めに使ったさくほろのショートブレッドはそこそこ栄養価もあることから安価に販売も。
「うん。いつもどおりの出来ね」
さくり。と焼き立てを割って一口。味を確かめ、いつものお茶タイム…といきたいが焼き立てのため別のお菓子。ショートブレッドを冷ましつつ、そろそろ古くなりかけていたお店のクッキーを消費しようと、お皿に盛ってカウンターの揺り椅子に腰掛け。
■サランティア > 「さて。そろそろ冷めた頃合いだし、あとは包装ね」
とはいっても華美なものではなく。一個ずつ乾燥仕切らないように保存の魔法をかけた紙で包む程度。カウンター奥の調合台…というかキッチンのようなその場所で作業をはじめて
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/サランティアのお店」からサランティアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にリーザさんが現れました。
■リーザ > 月明かりに照らされた薄暗い貧民地区の裏路地。
地元の住人ならば近づくだろうが、よそ者は先ず近づかないような場所を灯りと地図、そして荷物を持ち歩く。
地図があるとはいえ似たような作りの建物が並ぶ路地にすっかりと迷子。
今では月の位置と地図で辛うじて現在地が判っているという状態。
「さっきの角がここだし…こっちでいいはずなんだけど」
地図によれば二又の路になるはずが真っ直ぐな道しかなく。
振り返れば地図にない分かれ道、もしかして地図が逆なんかとも考えたのだがそうでもなく。
間違った地図を渡されたのか、故意なのか判らないままに路地をさ迷い歩く。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」に黒須さんが現れました。
■黒須 > 「…久しぶりに来るな。相変わらず、湿気た所だな…?」
(口に煙草を咥えながら街を見渡すように歩く獣人。
黒いズボンに半裸の革ジャン、筋肉質で毛深い黒狼の男は久しぶりに帰ってきた貧民地区を呑気に歩いていた。
煙草を取って、口に入れた煙を吐きだすと、少し先に居た人間に気付く)
「…おい、こんなところで何してんだ?」
(目の前に居た少女に声をかけるように近づき、手の中で咥えていた煙草を握りつぶしては、近くに払って捨てた)
■リーザ > 地図の通りなのにやはり目的地には着かない。
おかしいとようやく思い始めるが既に進むも引くも出来ない状況。
思い切って月の位置だけを頼りに走ってみるかとも考えてしまうが…。
「ひああ!!!だ、誰…!」
ちょっとのつもりが長く考え込んでいたのか、いつの前に目の前に獣人の姿。
突然の声に驚いた声を上げて数歩後ずさり何で獣人がと見つめてしまう。
■黒須 > 「ん…。」
(大声を上げる彼女に対してピクリとも動かずに数歩後ずさりする姿を見て追うような対応はせずにその場でじっとしていた。)
「待て待て…。別に食うつもりで声をかけたんじゃねぇ。
見た限り…ここら辺の住人じゃねぇみてぇだし、こんなところで突っ立ってる…つうことは…お前さん、迷子だろ?」
(警戒している状態に刺激を与えぬよう、自分も数歩下がってはその場で胡坐をかいた。
頭をボリボリと掻きながら片目で様子を見た)
■リーザ > ミレー族やエルフ、本当に時々に魔族を見たりする事はあるが獣人は初めて。
貧民地区とは言え街中で会うという事がまず驚き。
もしかして食べられる?と恐怖を持つのも仕方なく。
「そうは言うけど…油断させてって事もあるじゃないか。
見た限りってそんなことわかるの?ま、迷子じゃないよ、地図は持ってるよ」
その地図を信用してこうなっているのだが、少しの意地で迷子でないと言い切り。
胡坐をかいた姿に襲ってこないのは本当かもと少し警戒を解く。
■黒須 > 「わかるも何も…そんなご立派な服を着て、普通はこんなところに迷い込んだりなんざしねぇからな?大体察しがつくってことだ」
(警戒心が少し溶けたと思うと、ぴょこぴょこっと犬耳を立てて感じた。
もう少し下げるかと思いながら、地面に寝そべるように犬らしく、腕を組んで枕のようにし頭を乗せた。)
「迷子じゃねぇのか…なら、俺の出番はねぇか…。
なら、俺はこのままにするから…早い所どこかに行った方が良いぞ?
ここら辺は、麻薬だが詐欺、スリも全然ある所だからな?身を守る手段がねぇと、一瞬にしてお終いだ…。」
(眠そうに閉じていた目を軽く開いて彼女を見た。
ここに住んでいたからこそわかるアドバイスであり、戦意も何もないような姿で対応していた)
■リーザ > 「そんなに立派かな。冒険者としては当たり前だと思うんだけど」
立派と言われて自分の格好を見下ろせば鎧、冒険者なら当たり前という考えで立派とは思えず。
動く犬耳を思わず可愛いと思ってしまい、寝そべった事に大丈夫そうと息を吐く。
「地図はあるから迷子じゃないって。ちょっと場所が判らないだけだから。
勿論仕事が終わったら帰るよ、こんな危ない場所に長居する気なんてないんだから」
迷子ではない、でもわからないと自分に言い聞かせて。
その話し方にこの辺りは詳しいのかなと思えば、思い切って近づき。
「ねえ、ここって知ってる?」
頭もとに近づき屈み、地図を見るようにして目的地を刺し、知ってると問いかけて。
■黒須 > 「あ?そうか?鎧なんざ着た事ねぇからな…ご立派なものに見えたが…?」
(街の中でたまに見る甲冑姿の騎士。自分とは縁がなかったためにあれはそう言う高い地位の人間が着るものだと思っていたため、彼女の当たり前とされる鎧でも、自分には十分に立派に見える。)
「…まぁ、そうだな?
…ああ、ここか…。」
(頭を起こして地図を見た。
裏路地に小さく首にかけていた二枚のドックタグがぶつかる小さな音が鳴る。
地図を見るも、ここの地区はすでに知っているため、ここに行きたいと言えばすぐに理解できた。)
「言葉で教えるのはめんどくせぇからよ…そこまで同行してやる。
護身用の物がねぇなら、俺が居るだけで充分だろうしな…?」
(起き上がればまた驚かすと思い、まだ寝そべったままにする。
頭を掻いて眠そうにくあぁぁっと大きな口で欠伸をするが、しっかりと行動はそうしようと言う意思があった。)
■リーザ > 「これでも一番安い鎧だからね。だから上半身しかないんだよ」
つい最近言われた事だが、どうにも自分の姿は冒険者しては無防備に近いようで。
上半身こそは鎧で固めているが、下半身はスカートだけ。
野外で動きやすいからいいかなとそのままなのが問題なのかもしれないと思う最近。
「そこだよ、そこに荷物を運んだら終わりなんだ」
聞こえる金属音が何だろうと思わず周囲を見回し、ドックタグをつけている事まで気が回らず。
地図を見せれば知っているような言葉に安堵して。
「本当?それだと助かるんだけど…お礼って払えないよ。お金ないし…。
それでもいいならお願いしたいよ。護身用は大丈夫だよ」
腰の後ろの、いかにも中古という様な短剣を叩いて大丈夫と答え。
驚かないようにしようと数歩下がってお願いをする。
■黒須 > 「まぁ、ある程度なら大丈夫だろうな?
けど、ここら辺のやつらはずる賢くてよ?普通は集団で一人抑えるってのが普通ってやつだ。」
(基本、タイマンで敵に勝負を仕掛ける奴はおらず、集団行動がよくあるこの地区。
特に女と言う時点で危ないこともある。)
「あー…礼…礼、かぁ…。まぁ、それは終わる間に考えるさ。
そんな短剣程度じゃ、まだまだかもな?ま、今は良いかもしれねぇけどよ?」
(数歩下がり、仕事の目的を聞くとゆっくりと体を起こし、前の方に付いた土を払って首を振る。
ポケットに手を突っ込むと、のっしりのっしりとした歩きをして、彼女を背中に付けながら道案内をする。
裏路地を出て、表通りに出て)