2019/01/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 路地裏」にジードさんが現れました。
ジード > 貧民地区の路地裏の一つ。大通りの裏側に位置するちょっとした路地裏。
その中でも少し広くなった場所に荷物を広げて陣取っている露天があった。
並べてあるのは薬やアクセサリー類、いわば色街向けの商品の数々である。
普段であればそれなりに人の通る道ではあるのだが――

「年始も終わって落ち着いたからか、皆財布の紐が閉じちまったのかねえ?」

そんなボヤキと共に閑古鳥の鳴いている道を見回して嘆息一つ。
生憎と一緒に過ごす相手も居ない身の上としてはせっかくの稼ぎ時、
と意気込んできたのだがそうそううまくは行かないようだ。

ジード > 「―よし、それじゃあそろそろ戻るかな。
 今日はこんなもんだと諦めるしか無いかな」

まったくもって梨の礫の様子に息が自然と漏れる。
仕方がないと立ち上がってその場を重い足取りで後にしていくのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 路地裏」からジードさんが去りました。