2018/12/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/とある安宿」にモッペルさんが現れました。
■モッペル > 貧民街にあるとある宿。そこはたまたま大部屋があり、大柄な主人に合わせてドアや調度品もやや大きめに作られている宿。そのため、巨躯のモッペルの宿にされてしまい。大部屋の一つを借り切り…とはいっても、普段6人を泊める部屋を一人で使うため、半分程度のスペースは空いているわけで。満室になり、どうしても。であれば別にかまわないよ。ということで同室も許可。
今日はそんなモッペルが部屋を借りている宿の部屋。3つを横に並べ、私物の大熊の毛皮を敷いたベッドの上。近くにテーブルを寄せて、前回の旅で血まみれになったガントレットの分解清掃中。鋼鉄のガントレットの留め具を外し、板金まで分解しながら体を洗う時のタライにぬるま湯をはり、布をつかって洗い、保護のためのワックスを塗る。そんな作業を宿屋で続けていて。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/とある安宿」にロベリアさんが現れました。
■ロベリア > 仕事を終え、店の片付けも程々に切り上げてモッペルの滞在しているという宿までやってきた。
服装は普段どおりだが、少し化粧もして香水も熟れた果実のような甘いものを軽く。
今度は無駄毛処理もちゃんとしてきたし、下着もセクシーな薄い黒レース。
手に持っているバスケットは、約束の肴だ。
「こーんばんはー。
お待たせしましたモッペルさん。
いらっしゃいますか?」
扉をノックして、モッペルの返事を待つ。
■モッペル > 「ん、ああ、ロベリアだね。 どうぞ」
ノックの音に反応。テーブルの上のばらしたガントレットから目を上げ、扉に解錠の魔法をかけ、鍵を外し。部屋の中はがちゃがちゃと乾燥中のパーツや下地のレザーなどが床の上に並べられていたり、ベッド側にヒューマンの身の丈ほどもありそうなバックパック。そしてモッペル自身の身長よりも大きなハルバードなどわりと雑多に
■ロベリア > 「あら、何か作業中でしたか?
……やっぱり色々と、お部屋も大きいですねえ」
ヒューマン向けの家具に慣れた身からすると、この部屋はスケール感が普段と違い新鮮味がある。
少しうきうきしたような様子で部屋を見回し。
「約束していたお酒の肴、持ってきましたよ~。
とりあえず、準備ができたら出かけましょうか?
デートですよデート」
これからの事を思い、とても上機嫌なロベリアであった。
■モッペル > 「特別にいって大部屋を借りてるのさ。ベッドなんてほら、3人分だし。」
ぺら。と熊の毛皮の敷物をめくれば、通常サイズのベッドが並べられていて。
「デートってほどのものじゃないかもしれないけれどもねぇ。寝酒だね」
嬉しそうな相手、けらり。と軽く笑いかけ、荷物をざっとまとめ、結界を張り。
軽く身支度をととのえ、どこにいくんだい?と
■ロベリア > 「ちょこっと割高なんですけど、珍しく多種族に対応したそういう宿があるらしくって。
お風呂も個室にあると思いますよ。
ここからだと少し距離がありますけど」
基本的にヒューマン向けの都市。
体格の近い種族なら問題はないが、モッペルのような巨体やそもそも形態が人型からかけ離れた種族には暮らしにくい。
そういった層はそもそも排斥もされやすい文化圏ではあるが、それゆえに少ない層を狙った商売も成立していて、これから向かう宿はそういうところだ。
モッペルが準備を整えたら、外に出て案内していく。
「デートって思った方が楽しいから、デートでいいんですよー」
楽しそうに笑いながら、モッペルの隣を歩く。
仕事を終えた後だというのに、足取りは軽く疲労を感じさせない。
■モッペル > 「へぇ。そういう宿があるなら予算次第でそっちに移ってもいいかねぇ。流石に今の宿だと用意された椅子とか使えないしねぇ」
デートというなら。と手をつなぎ。体格差が大きすぎて親子みたいでさらに手も大きいため指を握られるという状態。さすがにこれじゃあね。と宿を出てからは、ひょい。とロベリアを担ぎ、肩に座らせ、角を握らせて。体格差があるがゆえの片方の肩に腰掛けれるという状態でロベリアの案内に従って宿へ向かい
■ロベリア > 「あー……、ええっと何ていうか、長期滞在用の宿じゃなくてね~。
一種の連れ込み宿といいますか」
無理やり大きめの部屋に住むよりは確かに快適ではあろうが、滞在用ではなくご休憩用の宿だ。
まあ毎日の費用を払えば住めなくはないだろうが、そうなると少々どころでなく割高だろう。
「わわっ、あははすごーい、たかーい」
担がれると、これまた無邪気に笑うロベリア。
落ちないよう角に捕まりながら、目的の場所へ。
場所は、貧民地区と平民地区の境目のような微妙な範囲。
それも結構奥まって目立ちにくいところにある。
治安の方は、お世辞にも良いとはいえないがモッペルの姿を見てどうこうしようという輩はそうはいないだろうしそこは安心だ。
目的地につくと、そこは外観は民家のような飾り気のないもの。
しかし、中はかなり大きく広がっているのだった。
■モッペル > 「連れ込み宿ねぇ。そういうこともするかい?」
けた。当人はわりと飲んで添い寝くらいに思っていたのもあり。まぁ久しぶりに適切なサイズのベッドでねれるなら。というつもりもあるようで。
宿につけば、ロベリアを下ろし。とりあえずは見知ってそうなロベリアに任せることにしたようで
■ロベリア > 「えー、もしかして全然下心なかったんですか?」
何ともそっけない、健全な反応に少し肩透かし。
ロベリアの方は割と最初からそのつもりだったのだが。
「まーいいですけどね。
モッペルさんと一度落ち着いてお話しもしてみたかったですし」
これはこれで実際楽しみではあった。
その後お酒が入って、どうなるかはその時の気分と雰囲気に任せよう。
ともかく、受付に向かい部屋を借りる事に。
実は一度下見に来たぐらいで利用は初めてなのだが。
条件を提示すると、いくつか候補を挙げられ予算と相談しながらその中から選ぶ。
モッペルでも余裕のある部屋となると流石にある程度限られてくるようだが、無事に部屋は見つかった。
「お待たせー。
お風呂付きでちゃんといい部屋ありましたよー」
鍵を受け取ると、その部屋へとモッペルと共に向かう。
■モッペル > 「そりゃあね。この体格だもの。ヤれる機会なんて皆無か、野外で知性のある雌の大型魔物と遊ぶくらいだからねぇ」
けらり。場合によってはその体格ゆえオーガとかあのへんの魔物扱いはされるものの、そこは生来の温和な性格でカバー。
通路もしっかりと大型に作られて清潔で快適。豪奢というほどではないが装飾もされている廊下をみれば、確かに定宿には高いだろうねぇ。と感想をもらしつつ部屋へ。
■ロベリア > 鍵を開けると、地味な外観とは違い調度も整えられたホテルのような部屋だった。
何より、最優先の条件として提示した広さがある。
ベッドもちゃんとそれに見合ったサイズで、モッペルが寝返りを打っても十分余裕がありそう。
これだけでもそこそこ値が張る部屋というのは分かるだろう。
「わっ、すごいですねぇ。
一人だとちょっと寂しいぐらいですよこれは」
モッペル基準で選んだ部屋なので、ロベリアの主観からすると全てがやたらと大きく広すぎる。
貴族の邸宅などはこのぐらいの高さも広さもあるかもしれないが、そういった層とは縁の薄い庶民感覚からすると広さだけでも贅沢に感じてしまう。
そして部屋の奥、確認してみるとちゃんとお風呂も備え付けてあるが間を隔てる扉がなく入浴中の姿はベッドから丸見えの位置だ。
つまりはまあ、そういう目的で使うことが多いという事だろう。
■モッペル > 「へぇ。立派なもんだ。昔一回だけ使った高級娼館のプレイルームみたいだねぇ」
部屋に入り、感嘆の声を漏らす。とりあえず。とベッドに腰掛けると、サイズは合う程度。巨躯の体重でも悲鳴をあげず受け止め、横になっても十分な広さがあり…湯船の方も深さがあり、ちゃんと肩まで浸かれそう。これで連れ込み宿じゃなかったらねぇ。と軽く笑って。
とりあえずは飲もうか。とベッドの側にテーブルを寄せて、上にどかどかと持ち込みのぶどう酒や果実酒を瓶ごとならべていって
■ロベリア > 「まあ似たようなものですけどねぇ。
とりあえず、肴も持ってきましたし飲みましょ~」
ロベリアには少し大きすぎるテーブルにバスケットを置くと、中身を並べていく。
大体は肉類だ。
店用ではなく半ば趣味で作ってみた各種燻製肉や、時々おやつにもしているチーズ類。
薄切りにしてきたハムや、ジャーキーといった塩味の強いものが中心だ。
どうしても仕事柄、ついでに自分用に購入等とやっているとこういった傾向になってしまうのだ。
「あははぁ、あんまり華がないですけど、結構美味しいですよー」
基本的に茶色ばかりなラインナップに苦笑いを浮かべているが、味自体は問題ないはずだ。
■モッペル > 「なら、合間の果物類はどうかね。」
いつも持ち歩いている食料庫のアイテムバッグに手を入れると、様々な果物をとりだし、ごとごととテーブルの上に。塩味ばっかりの中に果物を足して、テーブルの上は食卓のように。
「とりあえず先付けに。何を飲むかい?」
私はこれを。とワインの瓶。普通サイズであればもうカップにそそぐと一本まるまる空けるので、瓶のままてにとって
■ロベリア > 「やっぱりフルーツがあると華やぎますねぇ。
あー、でもお酒だけじゃなくてフルーツまで準備させてしまって、何だか申し訳ないです」
せめて部屋代はこちら持ちで、今夜は楽しんでもらおう。
楽しむのは勿論自分もであるが。
「それじゃあ、私も同じのを。
……私はグラスで」
ワインを手に取るモッペルに続こうとしたが、サイズ差を早速発揮された。
とりあえず、グラスに注いだワインを手に取り。
「では、いい夜になるよう願って乾杯ですね」
ベッドに腰掛け隣り合った状態で、グラスを掲げた。
■モッペル > 「籠盛りの花とか果物とか。あるだけで食卓は賑やかになるからね。 男飯には両方無縁なものだけどさ」
乾杯。と瓶とグラスをあわせ。く。と口をつけ…そのまま、1瓶を一息。底まで高くない日常のワインなので、さらっと飲み干して
「そういえばこういう宿だからそっち方面の会話のほうがいいのかね?」
けらり。二本目の栓を開けながら、軽く。
■ロベリア > 「んー?
私は結構期待してたんですけど」
まずは一杯、くいっと飲み干す。
アルコールと共に心地よい香りが鼻に広がる。
「それじゃあ、そういう方面の話として、モッペルさんはどうです?
何か私の事で、聞いておきたい事とかあったりします?」
もう一杯、ワインを注ぐと今度は飲み干さず、チーズを一口かじる。
そして見上げるような位置関係で、モッペルの方を見つめながらそんな事を聞いてみたり。
■モッペル > 「まぁそうだねぇ。一番は、入るか。かねぇ」
くぴ。と二本目は持ってきた果実酒。漬け込まれた果実は熟成されて茶色だが、エキスが溶け込んだお酒自体は琥珀色で甘く。
見上げられればなんとなく。ぼす。とロベリアの頭に手をおいて
■ロベリア > 「えー?入るかって、そんなの見てみないと分かりませんよぉ。
見せてくれてから答えまーす」
入るかといえば、勿論この流れならアレだろう。
普通に考えれば、体格相応の逸物としてロベリアの体格では難しいと考えるべき。
その辺り即座には答えずまだ勿体ぶってて。
「じゃあ私からも質問でーす。
入るとしたら、私としたいですか?」
口調はいつもどおり、気負った様子も誘惑するような素振りも見せていない。
チーズをかじり、ワインで流し込む。
何だか頭に手を置かれてしまった。
こんな会話の最中だが、大きな手に包まれるようで和んでしまいそうだ。
■モッペル > 「ん、じゃあ個室だし見てみるかい?」
もそ。と縄のベルトを外し、少し腰を浮かして下履きを脱ぎ。巨大すぎるため睾丸と肉棒を収めるための下着をはずせば、ぼろん。と萎えたままでもロベリアの腕ほどもありそうな肉棒を晒し。その根本には形は整えられているものの淡い色の陰毛と、拳よりも大きな睾丸。ついでに上も。と脱げば、全裸。おばけかぼちゃとでもいうようなサイズの乳房が主張し
■ロベリア > 「ほあー、良い脱ぎっぷりっ!」
気前よく裸体を晒すモッペルに、グラスを置いて思わず拍手。
程々にアルコールも回ってきてかなり気分がいい。
「でもぉ、入るかどうかは、勃起してるところを見ないと分かりませんよねぇ?」
露出した男根に、顔を近づけるとふぅっと息を吹きかける。
■モッペル > 「いったねぇ? じゃあ少し待っててね…と」
腰をうかし、肉棒に顔を寄せたロベリア。その額や頭に肉棒を乗せるように、蒸れた股間に顔を埋めさせるようにし…下腹部に力を入れて、次第に勃起させていき。ロベリアの額に脈が伝わり、大きくなっていく肉棒…びぎ。と勃起しきれば、太さはロベリアの太ももより太く。長さは上半身程度。全体に親指の太さほどの血管が浮き上がり、竿の中程までズルムケで匂いを放つようになり
■ロベリア > 「ふああぁ、す、すごい……」
勃起した肉棒に手を伸ばす。
密着した顔で、手のひらでそれを直に感じ取る。
圧倒的な存在感と、立ち込める体臭にくらくらしそうだ。
「これはちょっと、おまんこには入りませんねぇ」
このサイズでは、とてもじゃないが無理だ。
一応律儀に、先程の約束通り勃起を確認したのでそう答える。
言いながら、両手で挟んでみたり頬ずりをしているのだが。
■モッペル > 「こういうものだからね。あんまりそっちは期待しないのさ」
次のお酒。小さな樽に詰められたエールに、氷結のマジックアイテム。起動するとあっという間に霜が生えるほど冷たくなる小さな石を起動させ、ぽいぽいと樽の中。薄めずエールを冷やして一口。その間にも体を寄せるロベリアの頭に手を置き、好きなように。時々尿道など弱い部分にあたれば、くぅ♥と小さく声を上げる程度には反応して
■ロベリア > ひとしきり愛撫をしたら、一旦体を離す。
「抱き心地は良さそうですけど、これは相手に困りそうですねぇ。
そういえば、馬としたとか言ってましたもんね」
だがあれは雄馬相手だったか?
とりあえず、この逸物を抱きしめて眠るのも中々面白いかもしれない。
途中で射精されそうだから試すつもりはないが。
そして勃起している逸物をちらちらと視線に捉えながら今度は蒸留酒を注ぐ。
「ちなみに、人間、ヒューマン相手としたことってあります?」
■モッペル > 「入れたことはないねぇ。 こう。とにかく精液をあびたい!という子に自慰を手伝ってもらう感じでお風呂作ってあげたことはあるけれども。」
バゲットにガーリックバター。火の魔法で軽く炙ってハムやサラミを挟んであぐり。
同種族もほとんど居ない、個人=種族のような体格のモッペル。人形としたことないからある意味童貞か。なんて笑っていて
■ロベリア > 「あー……、やっぱり射精量も多いんですねぇ」
まあその辺りは体格や陰嚢から想像出来た事だが。
しかしまさか、お風呂とは。
「ねぇねぇ、入るならしてみたいですか?」
どうもこちらが聞くばかりになってしまっているが、気になるのだから仕方ない。
ちびちびと蒸留酒を舐めながら、モッペルの逸物に未だ視線を注いでいて。
■モッペル > 「んー。 いつも私が頼んでる中樽あるじゃない?
あの量」
と真顔で言いながら。とはいえサイズ的にあながち冗談でもなさそうで
「入れるなら尻かねぇ。長さもあるから口から飛び出ちゃいそうだけれどもさ」
けたけた。身長差がありすぎる相手。頭をぽむぽむと
■ロベリア > 「……うーん、お尻なら私、入るかも」
頭をなでられながら、ぽつりとそんな事を漏らす。
「あっ、今すぐはちょっと無理ですよぉ?
でも昔このぐらいならお尻でしたことあるし、私結構丈夫だから」
体格こそ人間と変わらないが、ロベリアも魔族の端くれである。
あんまり魔族っぽい能力もないのだが、その分体力面ではかなり恵まれている。
なので、昔は結構無茶なプレイもしていたりして。
「その事を踏まえた上で、どうです?
まあしたいといっても、数日か数週間ぐらい準備はかかりますけど……」
数十年昔の事である。
拡張したお尻も、すっかり元通りとまではいかないまでも大分きつくなっているだろう。
またほぐせば、拡張した当時よりも早くそのぐらい受け入れられるようになるだろうが、何にしても準備期間は必要だ。
■モッペル > 「へぇ。入りそうということはヒューマンじゃあないのかい?普通なら体ごと裂けちゃいそうだからねぇ」
つつぅ。と太い指先。ロベリアの服の上からお腹を撫でて。
「まぁヤるならハードめで変態がいいねぇ。たまには悪食もいいものだからね」
気長に待ってるよ。とロベリアの頭を。
■ロベリア > 「あははぁ、その辺りはご想像にお任せします。
でも、あんまり吹聴しないで下さいね、ここで見知った事は」
種族の事もだが、二人きりの逢瀬の時間何をしていたかは流石におおっぴらにはしたくない。
逢瀬をしていた事自体は別に知られても問題はないのだが。
「さぁて、それじゃあモッペルさんばかり脱いでても不公平ですし、私もちょっとサービスしちゃいまーす」
と、カップに残っていた蒸留酒を飲み干してベッドから飛び降りると床上に。
「こんな服だから、あんまり本格的にはできないけど」
言うなり、軽くステップを踏み出す。
伴奏もないが、ちょっとしたダンスだ。
軽やかに跳躍し、優雅に回ってみせる。
その途中、おもむろに服に手をかけるとまずはブラウスを脱ぎ捨てる。
そこからはダンスの動きが変わって、腰を振ってスカートを翻す、挑発的なものに。
■モッペル > 「まぁ流石にひとがおおっぴらにしていないことを吹きまわるほど無粋じゃあないよ」
く。と樽をあけ、次の樽に。
「ん、やっぱりちゃんとした娘がやるのは綺麗だねぇ。私だと演舞になっちゃうからさ」
けたけた。ロベリアのストリップショーを肴にのんびりと飲んで。
■ロベリア > 【中断です】
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/とある安宿」からロベリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/とある安宿」からモッペルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/繁華街」にカインさんが現れました。
■カイン > 真っ昼間だというのに活気に満ちた貧民地区の一角。
娼館や露店の立ち並ぶ一角の路地裏の壁に寄りかかり娼館の前を行き交う人々と、
その人々への呼び込みを行う娼婦たちの様子を眺めている男の姿があった。
「この寒いのによくもまあ、皆お盛んだあな。
…いや、逆に寒いから人肌恋しいのか?」
げんなりしたように漏らしてまた一人娼婦に連れられ娼館に入っていく人影を見て肩を竦める。
男の仕事はその路上に立つ娼婦たちの護衛、用心棒の一人である。
とはいえ夕刻から始めた仕事は特に仲介に入る様な事態が起きるでもなく、
退屈な時間が過ぎるまま残った女性たちも最早片手で数えるほど。
はっきり言って手持無沙汰気味でぼんやり人波を眺めている。
■カイン > 「ほかにやることといえば…ほれ、そういうのは他所でやれ」
言葉を継げようとした直後、路地を走り抜ける小さな影が男にぶつかっていくのを押し止め、
その手に持った皮財布を後ろから取り上げて懐に仕舞い直す。
男が億劫さにかまけ、大して叱ったりしないせいでどうやら度胸試しの相手にされているらしい。
悔しがる小さな人影…悔しがる少年を尻目に、物陰からくすくすと聞こえる複数の笑い声に、
ジロリと気配のほうに視線を向けると蜘蛛の子を散らしたように去っていくのを眺めて肩をすくめ。
「…酒でものみてえな」
ぼやいて近くにあった木箱に腰かけてから頬杖を突く。
大分数の減った客引きの数を見ながらそろそろ仕事の終わりを感じ。
■カイン > 「…これでようやく終わりか。やれやれ」
長かったとぼやきながら肩を竦めた所で、
視線の先で最後の娼婦が客をつかまえる所が見える。
これでお役御免だと嘆息気味に息を吐き出せば、
そのまま自分も繁華街の街並みに身を躍らせて人混みに紛れて行くのだった
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/繁華街」からカインさんが去りました。