2018/11/30 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > [待ち合わせ待機中です]
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にハーティリアさんが現れました。
セイン=ディバン > 「なんだろうな。お前さんに声をかけられたのは失敗だった気がする」

話せば話すほど。相手と自分のスケールの差を感じる。
超越者というのはいつもそうだ。
自然としていればいるほど。人間との格差を見せ付けてくる。

「……ん……。
 おい、おいっ。
 まだ話、途中だっての……」

唇奪われ、股間を責められれば、男は懸命に声を出す。
このまま流れで抱き合うなどというのは願い下げであった。

「金は、しっかり払う。抱くのは俺、抱かれるのはお前。
 オーケイ? ……あと、使い魔なんてごめんだ。
 中年オヤジの使い魔なんぞ、誰も得しねぇだろ」

既に乱れきった息で、そう宣言する男。
脳の奥では、行為への期待と焦燥が渦を巻いているが。
男も流石に、おざなりな条件での行為の痛みについてはもう学んだ様子。

ハーティリア > 「はっは、そうかもねぃ。あぁでも、襲うのは襲うので楽しいかもしれなかったなぁ。」

クックッ、と喉を鳴らすように笑いながら、後悔しているような声を出すセインを愉し気に見上げ、甘い匂いのする冷たい体をぴったりと密着させて。

「ん、ふ……っ、もちろん。抱かれるのは全然かまわねぇよ?……おや、淫魔の快楽を何時でも味わえるのは、得じゃねぇの?」

乱れ切った吐息に目を細め、片腕が艶めかしく動く、服の上から筋肉の筋をなぞる様に、胸板から腹筋、臍へとツゥッと水が滴る様に統べる指先は、冷たい癖に服の上からも分かる程滑らかで、なぞった後にジンワリと熱を持つような快感を残しながら……
太腿まで下りればそこからまたスルリと、股間まで撫で上げてから、ズボンを意識させるようにゆっくりと寛げて中に指を忍ばせようと。

「他の事がどうでもよくなるくらい、病み付きになるぜ?」

セイン=ディバン > 「その余裕がキライなんだよな……」

相手の笑みに、逆に男は表情を顰める。
触れた体の冷たさは確かで。やはり、人間ではないのだと。
そこで強く実感する。

「あぁよかった。お前さんが中年オヤジの尻を掘る趣味がなくて……。
 得かどうかよりも、自身の尊厳のほうが大事……」

呼吸をなんとか落ち着けようとはするのだが。それはまったくの無駄であり。
男は、相手の愛撫に、体を震わせながら、ただ。
その相手から視線を外せなくなっていた。
緩やか、しかし快楽は実に強烈。
頭の奥は茹るのに、体は相手の冷たさを正確に把握してしまう。

「お生憎様。俺、最愛の奥さんいるんで……。
 基本、行きずりのセックスには執着しねぇの……」

唇の端だけで笑う。精一杯の虚勢。
今すぐ繋がりたい。体がそう叫ぶのを懸命に押し殺す。
あくまでも、主導権を握るつもり。

ハーティリア > 「はっは、悪いねぇ。歳取るとどうしてもズ太くなってなぁ。」

顔を顰める男の言葉に苦笑いを浮かべ、密着すればするほど、甘い魔力がセインを包み、まるで香りに撫でられているような錯覚すら与え。

「そうか、そうか……そこまで言われちゃあ……淫魔としちゃ、ちょっと試したくなるねぃ?」

視線が釘づけられている男を実に楽し気に、溶けたチョコレートのような色の瞳が淫蕩に見つめる。
精いっぱいの虚勢を推し量るように、魅了の魔力を押える事すらしなくなれば、声も視線も、一挙手一投足が男を雄へ堕落させる呪いへと変じていく。

「さぁ、時間はたっぷりあるんだ……たぁんと遊ぼう、な?……『ほら、気持ち良いだろ?』」

そっと、茹った脳を揺さぶるような甘ったるい声で囁きながら、忍び込ませた手が下着を抜けてキュッ、と中の雄肉をやんわりと握って引き出す。
冷たいのに熱っぽい、矛盾する感覚を与える淫魔の手は、湿っぽく滑らかで、握られるだけでまるで女性器に突っ込んだような錯覚すら覚える淫靡な性の掌でセインの雄を握り込む。

セイン=ディバン > 「分かってるならもうちっと振る舞いってもんをよぉ……」

相手の言葉には、ついつい突っ込みを入れてしまう。
とはいえ、これはある種仕方の無いことだ。
そも、人間とは生の尺度が違う。

「変にやる気出してんじゃねぇよ……。
 って、いうか……。そういうん無しでご奉仕しよう、とか思わないのかねぇ……」

瞬間、脳が更に大きく揺さぶられる。のみならず、あまりに強い魅了に、吐き気すら覚える。
もしも男が、経験豊富でなかったのなら。
それだけで達し、気を失っていたかもしれない。
しかし、男は歯を食いしばり、耐えようとするのだが。

「あの、なぁ……。
 ……あぁ~、もういいもういい。好きにしてくれ……。
 くぅ、ぅぅぅ……」

体に次第に力が入らなくなっていく中。ついに直接的な愛撫が始まれば。
男は、降参、とばかりに、声を上げるが。
相手のフィンガーテクに、あっさりと声が漏れてしまう。
いや、声だけではなく、先走りすらどろどろと漏れ出してしまう。

ハーティリア > 「んだよ、振る舞いに関してはお互い様だろう?」

路地裏のセックスで振る舞いなんて気にしてもしかたなかろ?なんて言葉も付け加えつつ。

「あるもんは使わなきゃ損だろう?ってのはさておき、言わんとすることはわからんでもねぇけどな。悪いけどこれが『何もしてない』状態でねぇ?」

魔力を押えるのにも集中と神経ってそれなりに要るんだよ、と苦笑いしながらも、手の中で反り返り、溢れだした先走りを塗り広げるようん、グチュグチュッ♥ヌチュゥッ♥と音を立てて搾る様に扱き始める。
男のツボは心得た強弱の付け方と、雄と交わるために形作られた吸い付くような淫魔の肌による手淫は、普通の交合がお遊びに思えるような快楽をセインにもたらして。

「こらこら、言葉は選べよ? 魔族相手に『好きにしてくれ』なんて言ったら、なぁ?……ほんとに体の主導権取られるぞ?ん?」

セイン=ディバン > 「……」

お互い様、といわれてしまえば。
男はつぃ、と視線を逸らす。
これもまた。反論できないこと。

「マ、ジ、かよ……。なんだよオイ、お前はあれか?
 歩く淫乱災害か? 道行く人が発情しまくって大変になるぞオイ」

これで魔力を漏らしていないとか、ありえんだろ、と思う男。
そもそもの能力のケタが違いすぎるのだ。
いきなり激しくペニスを責められれば。男は背を仰け反らせてしまう。

「くぉぉぉ……、うる、っせーですよ……?
 いいから、エロ事に集中してろ、って……」

恐ろしいことを言う相手に、男はそう吐き捨てると。
相手の唇を逆に奪う。舌を口内へと滑り込ませ、絡めていく。
男なりの反撃だが。さてさて、意味と効果はあるだろうか。

ハーティリア > 「だから普段は抑えてるだろぅ? 何を今更、淫魔だって名乗っただろう。なんなら……魅了の魔術使ってやろうか?」

視線を逸らしながらも、己の言葉を疑う男に眉根を寄せて、魔術という指向性を与えた魔力がどうなるか、体験してみる?なんて、悪戯っぽく問いかけながらも、手は淫らに、セインの肉棒を丹念にグチュグチュと扱き上げ続ける。

「んだよ、せっかく逆手にも取らずに注意してやったのに……んぅっ!んっ、ぅん……っ♥」

吐き捨てる彼に拗ねたように口にするも、唐突に奪われた唇に一瞬目を見開くも、絡まる舌に目を細めてこちらからもくちゅぅっ♥と舌を絡める。
心地よさげにフルリと背筋を震わせて声を漏らすが、楽し気な声と引き換えに、ぬちゅぅっ、と甘い媚薬のような淫魔の唾液と魔力がねっとりと糸引く程に詰まった口腔に、セインの舌を迎え入れてねっとりと舌が絡め返し、舌に魔力と唾液を擦り込むようにキスを返して。

セイン=ディバン > 「遠慮しておく。……割と、ギリギリなんでな……」

男も苦笑しつつ言うが、事実本当に限界ギリギリの状態だ。
もしもそんなことをされたのであれば、理性など欠片も残らないだろう。
そうして弱っている間にも、ペニスは痛いほどに張り詰め。

「ふっ……ぅっ……。
 ……ってか、ちょ、ストップ……。
 このままだと服の中で出ちまうって……!」

濃厚なキスを味わう男。そのキスだけでも、並の男なら達しているだろうが。
男は最後の最後で堪え、ぎりぎりで宣言する。
体の中で、相手の魔力が暴れているのが分かる。
このままでは、本当に射精してしまうだろうから。慌てて、懇願するように言うが。

ハーティリア > 「ほうほう、そうか。ギリギリかぁ……。」

苦笑しながら告げる男の言葉に目を細めれば、痛い程に張り詰めたペニスのサイズでも測るようにツゥッ、と指先が裏筋をなぞり。
濃厚な口付けが離れ、懇願するように告げるセインにやんわりと笑みを浮かべれば。

『……スレイヴ・キッス・ラヴァーズ』

グチュグチュグチュグチュッ♥と肉棒を扱きあげながら、今度はこちらから、唇を奪う。
魅了の呪いを形にした口付けは、相手の中で暴れる己の魅了の魔力を「魔術」の形でまとめ上げ、射精で生まれる心の隙間に深く深く、刻み込もうと。
魔王の魔力が、セインを「愛と肉欲の奴隷」に変えようと、呪いの魔術を刻み込めば、男への忠愛と肉欲が、湯水のように溢れだそうとして。

セイン=ディバン > 「……おい、何考えてる?」

しまった、失言だったか、と男も考えるが。
時既に遅し。相手にペニスをなぞられ、逆に唇を奪われ返された瞬間。
男の中で、膨大な熱が発生する。

「っ!?」

本当に、体の中が燃えているのではないか、というほどの熱を感じる男。
息を飲むが、その喉すらも熱く。呼吸が上手くできない。
瞬間、精液が溢れてしまうのを感じるが、それもどこか遠い感覚の中。
男の中で力を得た魔力は、男の精神に作用していく……が。

「……おま、何した……?」

何の奇跡か。男の理性だけはぎりぎり残っていた。
とはいえ、魔術は見事形を成し。男は、相手を優しく抱きしめながら、相手の頬を舐め始める。
理性だけは維持できたのは、男の経験の賜物。
超越者との性交と、男自身の精力によるものだが。
それでも、相手への魅了と、発情効果はしっかりと出てしまっている。

ハーティリア > 「んぅ……っ♥」

口付けはねっとりと、呪いを擦り込むように濃厚な口づけをかわし乍ら、手の中でビクビクと跳ねて服の中で子種をまき散らす肉棒をクチュクチュと愛撫しながら、ずるりと手を抜き出すと、精液がベットリついた掌をピチャリと舐めて。

「ん?……万人万魔を魅了する淫魔の口付けだ、気持ちよかったろ?……むしろ理性が残ってる時点ですごいなぁお前さん。んっ、ぁ……なぁセイン、チンポ出して?」

優しく抱きしめる腕の中、頬を舐める舌に擽ったげに笑みを浮かべ……そっと、甘えるように囁く声は、今のセインには鼓膜で感じそうな程心地よく耳に響いて。

セイン=ディバン > 「ん……んっ……」

ここまで熱く口付けを交わすのも久しぶりか、なんて変なことを考えつつ。
男は、情けなくも精をこぼしてしまう。
あぁ、後で汚れた下着に関して雇っているメイドに怒られるな、なんて。
思考は片っ端から他所へと向かってしまう。

「あの、なぁ……。お前、なんでそんな……」

別段、自分など。超越者級の存在から見ればつまらない存在だろうに。
なぜそこまで手のこんだことをするのか。
そう口にしようとするが。相手の言葉を聞けば、体は勝手にと言ってもいいように、ズボンの中から、勃起したままのペニスを取り出してしまう。

「……あー……解呪屋……」

そんな職業の人間に知り合いなどいないのであった。

ハーティリア > 「ん、は……あ、余計な事考えてんな?……ほら、俺の事だけ考えろよ、な?」

口付けを終えて唇を離せば、プツリと唾液の糸を切って目を細め、彼の思考を視線と一緒に自分に引き寄せるように頬に手を添えて、頬を舐められたお返しにチュ、と頬にキス一つ。

「なんでって……気に入ったから?まあ心配しなくても、俺が傍に居なけりゃ効果は切れるから。」

そう言いながらも、今度は取り出されて外気に晒された肉棒に、見せつけるようにねっとりと、指を絡ませ……ジュコジュコジュコッ!と精液のぬめりも借りてふたたび扱きだす手による快感は、発情と魅了でさらに何倍にも高まって。

『ほら、セイン……嬉しくて、気持ち良いだろ?それで良いじゃねぇか、なぁ……?』

そっと、残った理性を一言一言、はぎ取る呪文のように、甘く吐息を吹き込みながら囁いて。

セイン=ディバン > 「それ。普通男が女に言うセリフ……」

相手の言葉に、男はじろ、っと相手を見る。
なんというか、セリフの使いどころを間違えているだろう、と。
しかし、相手に触れられてしまえば、目は逸らすことができず。

「……気楽に言ってくれるよなぁ。
 それで? 男・女。その言葉でどんだけ落としたんだか」

最悪の事態は免れてるんだな、と安堵しつつも。
慣れすぎている相手の様子に、僅かにイライラとした様子で尋ねる男。
しかし、そのまま更に手で攻められてしまえば。
体をびくり、と震わせてしまい。

「冗、談……。俺ぁ、ノーマルだ、っての……」

理性だけでそう言うものの。実際、男も食べれるのは確かなので。
この言葉は嘘である。
とはいえ、基本的には女好きではあるのだが。
流石に、この状況では抵抗も弱く。膝も笑ってしまっている。

ハーティリア > 「おや……じゃあ、『私だけを見て?』」

じろっと、こちらを見る男に目を細めれば……そっと、女のように囁いてみせ、耳朶をピチャリと、甘い舌先が舐め上げる。

「……それが、女は0なんだよなぁ。そんなに拗ねんなよ?な?……んんっ、ん、ふっん♥」

くっく、と小さく笑いながらも、イライラとした様子にご機嫌取りのように再びちゅくっ、と唇を奪い、ぬちぬちと粘っこい媚薬のような唾液を絡ませるように口づけを繰り返し。
その間も手は肉棒をグチグチと精液をまぶすように扱き続けている。

「その割にこっちはギンギンじゃねぇかよ、なぁセイン?……俺の口も尻も、手よりずっと気持ち良いんだぜ? それとも……手でもっかいイくか?」

囁くと同時に、ガチガチに張り詰めた亀頭をピンッ!と指ではじいた。

セイン=ディバン > 「……あのなぁ」

くるり、と言葉を変えられれば、今度は呆れたような表情になる男。
とはいえ、正直、ドキッ、としたのは確かであった。
が、それを口にしてしまうと相手が調子にのりそうなので、それは言わない。

「はぁ? マジか? ……お前さんみたいな見た目なら。
 女がほっとかなさそうだと思うんだが……。
 別に、拗ねてね~……」

されるがまま、唇を奪われ、更に拗ねたような様子になってしまう男。
だが、相手のテクニックは見事そのものであり。
男の声も、体の反応も、弱々しくなり。

「うる、っせー。生理反応だっての……。
 ……あー、とりあえず、手離しやがれ……」

正直に、口だのなんだとの言いたくないから、逃げるように口にする男。
本音を言えば、もう相手と繋がりたくて仕方ない。
しかし、これも口にしては相手に主導権を握られてしまう。
いわゆる、無駄な抵抗。

ハーティリア > 「一人称変えただけなんだけどなぁ。」

くっく、と笑いながら、呆れたような表情で見る男に小さく笑い。

「まあ、俺が女に興味ねぇのもあるけどなぁ。誉め言葉として受け取っとくさね……お前さんもカッコイイぜ?セイン?」

拗ねたような口調の彼の魅了された心身にそっと言葉を吹き込んで、弱弱しくなった彼の舌をチュゥッ、と吸い上げてから、唇を離し。

「ザーメンビュルビュル出て、今も先走りたっぷりなのになぁ?……やぁだ、素直になるまで、手で苛めてやろうかねぇ。」

離せ、とつっけんどんに残った理性で返す男に悪戯に笑みを浮かべれば、亀頭にぴたりと掌をあてて、クチュクチュクチュっ♥と掌で亀頭を磨くように丹念に撫でまわして。
イけそうでイけないギリギリまで、彼の性感を引き上げてしまおうと。

「ほら、こんなのどうだ?色責めとか、亀頭責めっていうんだけどよぉ、ギリギリがずぅっと続いてたまんねぇだろぉ?」

セイン=ディバン > 「そういうことじゃねぇ~……」

相手の言葉に、男はがくっ、とうなだれる。
わざと言ってるな、と男は察する。
からかわれてる、と。そう察知する。

「手ぇ出してみりゃいいだろ。世界、広がるかもしれねぇぞ?
 ……褒められても嬉しくねぇ」

意識をそらせるか、と会話を続けるが。
相手の攻めは緩むことなく。

「一々、口にすんなっつーの……」

主導権は完全に相手の物。男としては、なんとか状況を変えたいのだが。
どうにも上手くいかず、相手の様々なテクニックを味わうことになってしまう。

「だ、ぁ、あぁ、あぁ。
 もう、マジで、お前……」

更に切れ切れになる息。もはや喋るのも難しい。
なんとか辞めて欲しいと思うものの。それすら口に出せず。

ハーティリア > 「そういうことだよ。言葉も大事だが、一番重要なのは言葉に込められた意味、だろ?」

ガクッ、と項垂れる彼にそっと囁き、からかっているつもりは……多少はあるが、嘘を吐いたつもりはないのだ。

「女に興味が湧いたらそうするわ。別に俺も食わず嫌いするつもりはねぇし、な?でもいいのか?俺の趣味広がったら、被害人数単純計算で倍になるけど。」

ん?などと尋ねつつも、亀頭をグチグチと音を鳴らしながら散々に撫でまわして……手を離せば。

「仕方ねぇなぁ……ほら。」

壁に手を付き、セインの目の前で、ゆらりと……見せつけるようにむっちりとしたラインが浮かんだローブの下半身を誘うようにゆらし、それを捲れば、下着も無く淫靡な尻肉が外気に触れるだろう。
ニィッと淫蕩で悪辣な笑みを浮かべながら。

「ほら、犯して良いぜ?……後戻りできなくなるかも、だけどな?」

セイン=ディバン > 「キレイなこと言ってオチつけようとしてんじゃねぇ」

全然ブレない相手を睨みつつ、男は息を吸う。
僅かにでも、余裕を持とうとするのだが。

「持てよ興味。……あん?
 いや、別に……。だって、お前さんがどう生きようと勝手だろ」

人間を捕食でもしない限り、どうでもいいよ、と。
男はふっ、と息を吐くが。
そこでようやく相手の攻めが止まれば。

「……ふ、む?」

相手の仕草、姿。近くで見ても、やはり女性のようで。
ただ、男だ、というのは実際感じ取ってはいるが。
それでも男は唾を飲んだ。

「……はっ。そっちこそ。
 オレので犯されて、感じまくってもしらねぇぞ?」

そう言って、男は、相手の尻肉の間に自慢の巨根を挟みこむ。

セイン=ディバン > [2d6→5+6=11]目標値:12
ハーティリア > 「はっは、バレたか。」

くっくっ、と悪びれもせず笑いながら、余裕を持つように息を吐き出す彼に目を細め……

「お前さんの言う通り、その辺は俺の勝手だろ?それより……ほら、来ねぇの?」

ゆさりと、肉厚の尻が揺れ……そこにぐり、と巨根が挟み込まれると、ゾクゾクッと背筋を震わせ、尻肉が巨根を挟むようにキュッと力がこもる。

「ふふっ、感じまくったら俺も愉しいねぇ……ほら、来て?」

そして誘う、柔らかでヒクヒクと淫靡に収縮する、挿入したら確実に魅了と発情が悪化する、淫魔の魔力がもっとも濃厚な胎内の入り口へ……。

セイン=ディバン > 「少しは悪びれろよ」

笑い続ける相手に、再度、微かに苛立つ男。
とはいえ、どこか憎みきれないのは、魅了のせいなのか。
それとも相手の持つ単純な魅力のせいなのか。

「……ん。そう、なるか。
 ……うるせぇなぁ。言われずとも、だ」

相手の言葉に男は複雑な表情になる。
豊かな尻肉に挟まれれば、その柔らかさと心地よさに呼吸が上ずる。

「わかってる、っての。
 俺のでひぃひぃ言った女は数知れず、だぜ?」

ようやっと主導権を握れる。そう男は思ったが。
一度尻肉から肉茎を離し、その穴へとその杭を突き立て……。
ずるぅ、っと奥へと進めば。

「……あ、ぁ、あっ……」

その感触に、男が小さく息を漏らした。
これまで味わったこともないような甘さ。
男の巨根を全て受け入れながら。キツくはある。
しかし、そこにキツさだけではない、絶妙な締め付けに足して、男を一気に蕩かせる魔力の快楽があり……。
目標値:12