2018/11/16 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にノアさんが現れました。
ノア > 暫くぶりに王都へ戻ってきた女。長い間留守にしていた自宅は思いの外埃っぽくなっていて、帰って真っ先にしたのが掃除だった。其れから最低限の食料等も買い込み 一段落したところで、今宵は馴染みの酒場に顔を出したのだけれど ───

「 …………… 」

数ヶ月ぶりに飲み仲間と顔を合わせた結果、少々呑み過ぎてしまった。漸く解放され店を出たものの、其の足取りは ふらりふらりと頼りなく…

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にアネラさんが現れました。
アネラ > 商取引を無事に終えて、色んなお店の開拓にこの区画へ繰り出していた少年。
いい感じにアルコールも入って、上機嫌で足取りも軽い。

「結構いい値だったし、お店も結構あたりかなー」

そう、上機嫌だから、いつもならそっと道をゆずれる、ふらふらのお姉さんと軌道が交差しそうで――

ノア > 酔っ払いは寒さにも鈍感で、 寧ろ、ケープを羽織っているのが鬱陶しい程に感じ。ふらふらと歩きながらフードを取り、留め具を外したりなんかしていたものだから…

「 ─── きゃ、っ ?! 」

細いヒールが石畳の隙間に嵌まり、 ぐらり… 視界が大きく傾いた。小さな悲鳴と共に前方へ傾いた身体は、 トスン と何かにぶつかって

「 …………… ぁ、 ごめん なさ、い… 大丈夫 ? 怪我、してない ? 」

顔を上げると其処には、ローブを纏った少年の姿。お世辞にも逞しい体格には見えぬ相手だからこそ、酷く心配そうに訊ねた。

アネラ > こちらとてよっぱらい。視界に入っているはずのお姉さんに気づかず、この宵闇では外していたほうがいいフードだって付けたままという不注意で。

「わゎっ」

身体にかかる重量。自分より小柄な影。女性……?
声も、女性で。ああ、しまった。ぶつかってしまったか……。

「あ、その……大丈夫です。えっと、僕は大丈夫、ですが……
お姉さん、ふらふらで、足とか、平気ですか?」

ぐらりとこっちにきたのだから、足首をひねっているかもしれない。
心配そうに訪ねてくれる声は、ああ、いい人なんだろうって思う。
細いからしょうがないか、なんて思うけれど。気遣いが純粋に嬉しくて。

お姉さんの肩を、許されるならそっと両手で包もうとして。立てますか?と。

ノア > 酔っ払い同士の接触は 肩と肩とがぶつかった程度で済まず、冷たい石畳に倒れ込む事態となってしまった。酔いのせいで少々、とろんと細まってはいるものの… 心配そうに相手の身体を眺め、何処か痛めていないかと確認していれば

「 ん、 あたしは平気…… 靴 脱げた、 だけ… 」

大丈夫だと応えてくれる声も、両肩を包む手のひらからも、 相手の穏やかな雰囲気が伝わってきて。ぶつかってしまったのは申し訳なかったけれど、変な奴にぶつからなくて良かったと 内心安堵しつつ。置き去りにした片方のハイヒール取ろうと、振り返る が ──

「 ……… ぁ、 」

振り向いた先で、石畳に嵌まったまま、華奢なピンヒールが ポッキリ折れている。これだから、石畳なんて大嫌いだ。包まれた肩を へにゃりと落とし、女は盛大な溜め息を漏らした。

アネラ > 冷たさが、酔いで火照った身体には心地よい。でもちょっとお尻は痛い。いつもよりもぽやっとした頭だけれど、大丈夫かな、怪我していないかな、と。

「ああ……ならよかったです。ケガがないなら、本当になによりです」

そう。本当に、本当になにより。人は自分の身長で死ねるのだから。
酔客のうっかりからの死も珍しいものではない。
それにしても、チンピラさんにぶつからずに、優しそうなお姉さんでよかったなあ。とほっとする。

「……あー……」

お姉さんの靴の破損。けれど、これは、自分の責でもある。そう思う。
だから。

「大丈夫。元通りに直せますよ」

肩を落としてため息を漏らすお姉さんに、そっと微笑みかける。
こういうのは得意だ。

ノア > いつだったか こんな風に、ヒールを折ってしまった事がある。王都の石畳には、いつも気を付けている筈なのに… また、やらかしてしまった。こうなれば 片脚だけハイヒールを履いたまま、家までバランスの悪い歩き方をしなくてはならない。覚悟しただけで どっと疲れるけれど、とはいえ いつまでも此処でこうしている訳にはいかず

「 大丈夫、何とか帰………  直せる、の… ? 」

素足となった左足を、爪先だけ付け立ち上がるも… 貴方の思わぬ一言に、 ぴたりと動きを止めた。改めて其の容姿を見てみれば 確かに、ローブ纏った其の姿は一見魔術師のようにも見える。女は靴と折れたヒールとを拾い上げ、遠慮気味に貴方へ見せて

「 ポッキリ折れちゃってる けど… 」

アネラ > 石畳にヒールという組み合わせは、歩き方に気を使うだろう……。
そこに酒気が入ってしまえば、こうもなるか、なんて女性ならではの事故を思いながら。
……自分に当てはめて、靴が片方無くなってしまったら本当にかっこ悪いからいやだなあ、なんて、ちょっと女心に寄り添うような。

「それじゃあまた転んじゃうかもですから。 ちゃんと直るので、安心してください」

遠慮気味なお姉さんの姿。しおらしい様は、大人の魅力のある人でも可愛らしいなあ、なんて。
そっと靴とヒールを受け取る。 笑顔。

「ええ。すぐですから、コレを、こうして……」

踵の底にヒールの断面をつけて……離れ離れになっている素材同士の断面を、少し変異させるだけ。『互いが噛み合っているように組成を変異』。
これで材質は完全に一体化した。

「はい、直りました。履いてみて、具合を確かめてみてください。
………………。あ。 肩、貸しましょうか……?」

渡してみて、どうでしょう?と。
ヒールの具合、といってもこの状態。またコケないか心配だ。

ノア > 目の前で、自分より随分若いだろう少年が、 摩訶不思議な事をやってみせる。ぼんやりとした月明かりの下、酔いのせいで夢でも見ているのかと… 女は目を ぱちくりさせた。

「 ─── わぁ、 …… 」

差し出された白いハイヒールは、応急的な処置を施された訳でもなく… 貴方の言葉通り、元通りに。何処が折れたのか 其の結合部すら判別できない見事な仕上がりに、口も半開きで目を奪われ

「 すごい……… ほんと に、 元通りっ… 」

気遣いに甘え 貴方の肩につかまらせてもらいながら、置いたハイヒールに左足を差し込む。其の場で軽く数歩足踏みしてみたけれど、再び折れる事もなく

「 うん、ほんとに直ってる… ありがと♡ 」

心配そうに眉を下げたり、盛大に溜め息を吐いたり、そんな表情ばかり浮かべていた女だったけれど… 漸く、にこりと懐っこい笑みを見せた。

「 ぶつかっちゃったお詫びも、靴のお礼もしたいけど……… こんな時間じゃ、何かご馳走する訳にもいかないし… あたしノア、 もし良かったら… 名前、教えて ? この辺りに住んでるの ? 」

アネラ > 目をパチクリさせるお姉さん。最初は酔いですこしぼんやりした顔だったけれど
こうしてみると表情も豊かで、可愛らしい人に思える。

変異によって修復されたハイヒール。それを手にとって、驚きの顔もまた微笑ましく。
なんだか、表情を見るのが楽しくなってきた。
自分の肩に捕まって履いてみて、具合を確かめて……納得行く出来のようでなにより。

「はい。ふふ。魔法使いですからね」

感謝の言葉にこめられた懐っこさ。そして、とっても人懐っこい笑顔。
やっぱり、このお姉さんは表情がとってもいい人だ。

「ふふ。どういたしまして。 ああ……。ぶつかったことは僕だって悪いんですよ。
ですが、あの。名前は、アネラっていいます。 住まいは、宿を近くに借りていますね」

笑顔には笑顔。ちゃんと笑顔で見合って、お姉さん……ノアさんにこたえる。
ぶつかったのは僕も悪いし、ヒールは何の労力もないから、お礼も何も要らないけれど
名前をしれるっていうのは、なんだか嬉しいことだ。

ノア > 初対面の相手に あれこれと訊ねるのは、あまり良くなかったかもしれない けれど… ぶつかってしまった事への詫びも、靴を元通り直してくれた礼も、 しないと気が済まない。

「 そんな事ない、コケたの あたしだもん。ちょっと呑み過ぎちゃって、 多分… だいぶ ふらついてたから。」

優しい言葉に、 首を横に振る。あくまで自分の不注意だと譲らないけれど、 もし謝罪を重ねれば… 貴方からも謝罪が返ってきそうな気がして、 どちらが悪いかという話はここまでとし

「 "アネラ" ね、 魔法使い……… いいなぁ。」

貴方へ向けられる、 尊敬と、羨望の眼差し。教えてもらえた其の名を復唱し、しっかりと記憶して

「 それなら今度、お礼できるねっ 」

近くに宿を借りていると聞けば嬉しそうに、ゆるりと首を傾げて貴方の顔を覗き込み… ノーとは言わせまいと、にこり微笑んでみせる。

「 好きな食べ物とか、よく行くお店とか、行ってみたいトコとかない ? 」

アネラ > 自分は、こういう風に他生の縁で人とつながる事が好きだ。
そうでなければ放浪者なんてやってられない。だから、ノアさんの言葉は嬉しくさせてもらえる。

「ふふ。綺麗なんですから、あんまり酔っちゃうと台無しですよ?」

ノアさんの言葉から、自責は自責とせねばならぬという意志を感じる。……しっかりとした、善良な人だ。
だから、はい、と頷くのみにとどめて。

「はい。遠い国の言葉で、天使だそうです。看板倒れもいいところですが。
ふふ。魔法は結構便利がきくものですからね。一家に一台です」

羨望の眼差し。尊敬の眼差し。そんなストレートに向けられると、照れちゃうので、ちょっとだけ茶化すように。
そうしないと、デレデレの顔を初対面の人に見せてしまうので……。

「わ。……断るのも無粋、ですね。 ふふ、じゃあ、お礼楽しみにしていますね」

覗き込む顔に、ドキリと胸がたかなる。嬉しげな顔は、一層愛らしく映るから。

「そう、ですねえー……。魚料理が美味しいところが好みですね。ここに来て浅いから、まだ見つけられてないんですが」

ノア > 「 キレイ ? ふふー 」

どうやら "台無し" の部分は聞こえていない様子。嬉しい部分だけは しっかりちゃっかり聞き逃さずに、手のひらを頬に添え笑みを溢す。貴方の名の由来や魔法の話題に対しても やはり、酔っ払いの解釈で

「 魔法使える天使を、 一家に一台…… 切実に欲しぃ… 」

天使を雇うだとか そんなバチが当たりそうなことを、高そうだなー と想像してみたり。所々受け答えは ちぐはぐではあるものの、物腰柔らかな貴方との会話を女は楽んで

「 魚料理ね、 探しとく♡   ……… っ、 と… 随分引き留めちゃったけど、宿戻るとこだったかな。ココから近いの ? 」

つい、寒空の下 貴方を足止めさせてしまっている事に気付けば、そろそろ帰してあげなくてはと 自身もケープを羽織り直した。

アネラ > 「ん。ふふ。綺麗ですよ」

やっぱりちょっと照れてしまう。でも嘘はつけないので、笑顔で綺麗と。
ふわっとした、いい意味での酔い方になったなあ。気持ち一つだなあ。と思う。

「ふふふ。料金はたまーにご飯おごってくれるくらいで済みますね。
というか、よければ物を直すのは得意なので、持ってきてください」

安い。自分のコストのやすさは本当に安いのだ。自覚する限り、生活に必要な範囲の変異魔法は100ある魔力の1も消耗しないのだから。
流石に初対面の女の人に「家に押しかけます」なんて、いくらふたりともお酒が入ってても、踏み込みすぎだろう。
なので「もってきてね」と。やりてのナンパ師ならぐいっといくのかなあ、なんて。

「ええ。楽しみにしてますから、美味しいお魚。 え? あー。
もうちょっとぶらぶらして、遅くまで開いてるお店探しても、って思ってもいましたが……
近いですから、いつでも戻れます。 ありがとうございます、ノアさん」

それでもちゃんと、酔があっても心配が出来る人だから、できてる人だなあ。
自分も、冷えやすい女性をこのままにするのは忍びない。

「すぐ近くなので  寄っていきます?    なんて」

いくら自分の貞操観念が軽いとはいえ、女性への無礼へあたらないか
アルコールの「せいにして」 誘ってみる 「ふり」 をしてみる少年だ。
ああ、たぶん今、すごく顔が赤い……。

ノア > 「 もー、照れるじゃない♡ ………いや、 まさか… 屈託のないその笑顔を武器に、歳上褒めて煽てて金づるにする気じゃ…… 」

ふふふ と笑みを溢してみたり、 かと思えば、 じとりと目を細め疑いの眼差しを作ってみせたり。其れも結局冗談で、最後には くすくす肩を揺らしたり。傍目には、歳上であろう貴方の方が 余程落ち着いて見えるかもしれない。

「 ほんとっ ? 実は…… お気に入りだったブレスレットとか、壊れちゃったのに捨てられないモノ 結構あって… 」

何となく… もう少し話していたいのは、女もまた同じで。故に、貴方からの意外な提案には、 ぱち と琥珀色を輝かせ

「 寒いのに、こんなトコで立ち話させてちゃ悪いと思って…… けど、ほんとは もうちょっとお喋りしたいと思ってたの♡ 寄るっ 」

薄暗い月明かりの下では、僅かに赤らむ頬にも気付かずに。貴方の葛藤など露知らず、 対照的に二つ返事で頷いた。随分 歳が離れているように見えるからか、酔いのせいもあるのか、 まるで警戒心や躊躇いはなく。

アネラ > 「ふふふ。誰かを騙すのはあとで胃が痛くなるのでできませんっ」

2人で冗談を飛ばしあって。2人でクスクス笑い合って。ああ、いい、いい酔い、いいお酒だ。
ノアさんのほうが年上なのだろうけれど、可愛いお姉さんは好きなので問題はない。

「あらあら。そういうのは直すと不格好にもなっちゃいますからねえ。
複雑な機械類でなければ簡単なので、大丈夫ですよー」

そういう修繕はほんとうに簡単。だから、話を続けてくれるノアさんの心はうれしい。

「ええ。それは僕だって。女性は冷えると、ですし。 あは。僕も、もうちょっとお話したいです。こっちですよ」

二つ返事。これは、ノアさんは僕を子供とみてるのかな?おや?と首をかしげる部分があるし、話せることは純粋に嬉しい。
まるで警戒心のないノアさんの手を引いてエスコートしようと、てをだして。

ノア > 酔っ払って、ぶつかって… ついさっき知り合ったばかりの貴方と、お喋りを楽しんでいた。物腰柔らかで、話しやすく、つい もう少し… と思ってしまうくらいで。そんな願いは 思わぬ提案によって叶えられ、 差し出された手を きゅっと握り。

「 宿の人、厳しかったりしない ? 」

宿によっては "もう一人連れ込むのなら もう一人分の料金を寄越せ" などと要求する、ケチな主人も居たりするから。其れが貧民地区なら尚の事… 貴方が何か言われたりしないかと、首を傾げ不安げに訊ねる。かと思えば、不敵な笑みを浮かべ

「 なんだったら、こっそり窓から入っちゃう ? 」

なんて、悪戯を企む子供みたいな口振りで冗談を言ってみたりしながら。貴方に導かれ、隣を歩いてゆく

アネラ > 飲み屋街の路地での、思わぬ出会い。ぶつかって、転んで、魔法を使って。そうして知り合えたお姉さん。
こうして手を取ることになるとは最初おもってもみなくって。

「あー。大丈夫ですよ。 んー……連れ込みしてる人もたまにいるけど、問題ないみたいですし」

其処を女性に話すのはやっぱりちょっと照れるので、すこしごにょごにょってなるけれど。

「あはっ。窓からもいいですね。ノアさんって軽業できる人なんです?」

故郷でまだいたずら小僧だったころのような、そんな思い出をくすぐられて。
本当にやっちゃうかもしれないくらい、ちょっと楽しい。
ノアさんの手をとって、歩いていく。

ノア > 「 ん、 大丈夫 ? 」

急に ごにょごにょと歯切れが悪くなった理由に、気付いてあげられない残念な酔っ払い。まぁ ともなく問題無さそうならば、このまま手を繋ぎ堂々と入ってゆこうと。続く質問には くすりと肩揺らし、

「 さぁ、どうでしょー 石畳の隙間にヒール突っ掛けてコケるような女に、出来ると思う ? 」

なんて、誤魔化してみせた。宿屋へ辿り着くまでの間も、他愛ないお喋りを楽しんで。貴方の隣、新品同様のヒールを軽やかに鳴らしながら ──

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からノアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からアネラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 「ふぅっ」

貧民地区のとある酒場で酒を飲む男。
程よく酔いも回ってきて、だいぶ気分がいい。

「マスター、おかわり」

更に店主に酒の追加を注文し、男は細巻きに火をつける。
店内は、寒さのせいか。あまり客が居らず。
男にとっては、その静かさが非常に心地よかった。

「……そろそろ、おっきな仕事でも探さないとな」

冒険者稼業は安定とは程遠い。
ある程度、仕事をし続けなくては冬の寒さを凌ぐのが難しくなる。

セイン=ディバン > 男は酒をしこたま飲むと、酒場を後にした……。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からセイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にサナさんが現れました。
サナ > 肌に触れる外気は冷たさを増すばかりで、けれど陽気な声、時には喧騒が響き渡る酒場には入る気になれず。

通り過ぎる途中、店員から差し出されたコップを受け取り。
金を要求するでも無い様子に返そうとするが、押し戻されて。
小さく頭を下げ、騒ぎを避けて歩く内に路地裏へ迷い込んでいく。

道を見失い、とろとろと歩く鈍い足。
草臥れて立ち止まり、道端で腰を下ろす。
手の中の紙製のコップに鼻先を近づけると、匂いはしない様子。暖かな湯気が誘惑のよう訴えかけてくる、ような。

「……あったかい。」

すん、と鼻を鳴らして一口、二口。
喉を通るものは味もせず、温かさ、熱、が。奥へとしみる。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にダグラスさんが現れました。